User Manual

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*4 コンバート先のチャンネル名は空白、アイコンは空になります。CL/QL ではチャンネルカラーが「Orange」になりま
す。チャンネルがペアになっている場合、バランスはセンターに、パンは「L63」と「R63」になります。
*5 RIVAGE PM 変換表の上にあるライブラリーから順に最大 600 個まで変換されます。601 個め以降は変換されないた
め、表中の数字は変更可能な番号を表しています。
変換先のライブラリーが READ ONLY の場合、変換されません。
オプション選択時の効果は以下のとおりです。
Option 1: Set Output Channel EQ and Dynamics to default values
出力側の EQ、ダイナミクスパラメーターは、アンプ、スピーカーシステムや会場の特性に依存
していることもあり、エンジニアが別のコンソール、アンプ、スピーカーシステムに移行する場
合でも、コンバートしなくても良い場合があります。
このオプションが選択されると、Mix/Matrix/Stereo/Mono EQ、ダイナミクスパラメーター
はコンバートされず、デフォルト状態のままコンバート先のコンソールファイルに保存されます。
EQ 等のライブラリーはコンバートされます。
センドパラメーター(Input から Mix/Matrix のセンドレベル、センドの On/Off)は Input チャ
ンネルに属するパラメーターとして扱われ、このオプションに依存せず、常にコンバートされま
す。
Option 2: Convert between Matrix1-8 and Mix17-24
PM5D よび CL 24 Mix バス構成であるのに対し、M7CL 16 Mix バス構成です。M7CL
おいて、さらに Mix バスの本数が必要な場合には、8 本の Matrix バス Mix バスの本数拡張の
ためにも使用できます。
このオプションが選択されているとM7CL Matrix 1-8 PM5D/CL Mix17-24 にマッピン
グされてコンバートされます。M7CL Matrix バス Mix バスの拡張として使用できます。こ
のオプションが選択されていると、M7CL Matrix 1-8 PM5D Mix 17-24 とみなされます。
このオプションは M7CL 24 本の Mix スを持つコンソールとして使いたい場合に有用です。
QL には Mix 17-24 がないので、このオプションを選択しないでください。
このオプションが選択されている状態で、PM5D/CL から M7CL へコンバートすると、
PM5D/CL における Input から Mix 17-24 へのセンドパラメーターの設定が、M7CL Input
Matrix 1-8 へのセンドパラメーターに反映されます。また、Mix 17-24 のミックスパラメータ
ー(PEQ やダイナミクス等)も、Matrix 1-8 に反映されます。Stereo から Matrix へのセンドパ
ラメーター、Mix から Matrix へのセンドパラメーターはデフォルト状態に設定されます。
インプットチャンネルライブラリーに関しても、同様の振る舞いになります。
M7CL から PM5D/CL へのコンバートに関しても、同様の振る舞いになります。
Option
PM5D / CL
M7CL
Mix 17-24
n/a
unchecked
Matrix 1-8
Matrix 1-8
Mix 17-24
Matrix 1-8
Input to Mix 17-24
Input to Matrix 1-8
checked
Matrix 1-8
n/a
Stereo/Mix to Matrix
n/a
Option 3: Convert between ST IN and FX RTN
PM5D M7CL Input チャンネルの数が異なります。
このオプションが選択されていると、コンバート処理において、M7CL ST IN 1-4 PM5D
おける FX RTN 1-4 として扱われます。このオプションは、シーンにおけるエフェクトリターン
の設定を保持したままコンバートしたい場合に有用です。
このオプションが選択されている状態で、PM5D から M7CL コンバートすると、PM5D にお
ける FX RTN 1-4 のパラメーター(ダイナミクスを除く)は、M7CL ST IN 1-4 に反映されま
す。また、DCA グループへのアサイン設定に関しても、FX RTN 1-4 の設定 ST IN 1-4 に反映
されます。
M7CL から PM5D へのコンバートに関しても、同様の振る舞いになります