Operator's Manual
5.事故防止のため、キーは抜き取っておく。
慣 慣
慣
ら ら
ら
し し
し
運 運
運
転 転
転
期 期
期
間 間
間
機械の性能を十二分に発揮させ、末永くお使いい
ただくために、使用開始後の100運転時は以下の
注意を守って運転してください:
•エンジン・オイルなどの液量点検を定期的に行
い、オーバーヒートなどの兆候がないか日常
的に注意を払う。
•エンジンが冷えている時には、始動後15秒間程
度のウォームアップを行う。
•最初の数時間は急ブレーキを掛けないように注
意する。ブレーキのライニングは数時間程度の
慣らしがけが必要である。
•エンジンの空ふかしをしない。
•意識的に速度を変えながら走行する。急発進や
急停止をしない。
•初期整備については「保守」の章を参照する。
ブ ブ
ブ
ー ー
ー
ム ム
ム
を を
を
水 水
水
平 平
平
に に
に
調 調
調
整 整
整
す す
す
る る
る
左右のブームを水平に維持するためには、中央ブー
ムについているハードストップを、以下の手順で
調整します:
1.運転席にある、始動キーをONに回してシステ
ムの電源を入れる。
2.各ブームを床面に対して平行にする。
3.キーを取り外して運転席から離れる。
4.蝶番部分でバンパーを調整して、ブームが水平
位置を超えて動かないようにする。バンパー
が水平になるようにすること。
5.ボルトとナットを締めてバンパーを固定す
る。ナットを135~165ft-lbs(183~223Nm=
18.7~22.1kg.m)にトルク締めする。
注 注
注
しばらくの間は、バンパーが圧迫された状態が続
く可能性がある。バンパーが水平位置よりも下がる
ようであれば、もう一度この調整を行う。
薬 薬
薬
剤 剤
剤
散 散
散
布 布
布
マルチプロ・スプレーヤの運転は、薬剤を作る、現
場に散布する、タンク内部を洗浄する、という3つ
の作業から成り立っており、この3つの作業を必ず
連続して行っていただくことがスプレーヤの故障防
止上非常に重要です。つまり、前夜に薬液を作っ
て翌日に散布するというようなことをしてはいけ
ません。このようなことをすると、薬液が分離分
解するなどして効果が上がらない、散布装置を損
傷するなどの恐れがでてきます。
注 注
注
意 意
意
農 農
農
薬 薬
薬
は は
は
人 人
人
体 体
体
に に
に
危 危
危
険 険
険
を を
を
及 及
及
ぼ ぼ
ぼ
す す
す
恐 恐
恐
れ れ
れ
が が
が
あ あ
あ
る る
る
。 。
。
• •
•
農 農
農
薬 薬
薬
を を
を
使 使
使
う う
う
前 前
前
に に
に
、 、
、
農 農
農
薬 薬
薬
容 容
容
器 器
器
に に
に
張 張
張
っ っ
っ
て て
て
あ あ
あ
る る
る
ラ ラ
ラ
ベ ベ
ベ
ル ル
ル
を を
を
よ よ
よ
く く
く
読 読
読
み み
み
、 、
、
メ メ
メ
ー ー
ー
カ カ
カ
ー ー
ー
の の
の
指 指
指
示 示
示
を を
を
全 全
全
て て
て
守 守
守
っ っ
っ
て て
て
使 使
使
用 用
用
す す
す
る る
る
。 。
。
• •
•
ス ス
ス
プ プ
プ
レ レ
レ
ー ー
ー
を を
を
皮 皮
皮
膚 膚
膚
に に
に
付 付
付
け け
け
な な
な
い い
い
。 。
。
万 万
万
一 一
一
付 付
付
着 着
着
し し
し
た た
た
場 場
場
合 合
合
に に
に
は は
は
真 真
真
水 水
水
と と
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洗 洗
洗
剤 剤
剤
で で
で
十 十
十
分 分
分
に に
に
洗 洗
洗
い い
い
落 落
落
と と
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す す
す
。 。
。
• •
•
作 作
作
業 業
業
に に
に
あ あ
あ
た た
た
っ っ
っ
て て
て
は は
は
保 保
保
護 護
護
ゴ ゴ
ゴ
ー ー
ー
グ グ
グ
ル ル
ル
な な
な
ど ど
ど
、 、
、
メ メ
メ
ー ー
ー
カ カ
カ
ー ー
ー
が が
が
指 指
指
定 定
定
す す
す
る る
る
安 安
安
全 全
全
対 対
対
策 策
策
を を
を
必 必
必
ず ず
ず
実 実
実
行 行
行
す す
す
る る
る
。 。
。
マルチプロ・スプレーヤは耐久性が高く長い間お使
い頂ける散布車として製造されています。装置の性
能と耐久性を確保するために、それぞれの個所に応
じて色々な種類の素材を使用しております。残念な
がら、散布装置の使用目的すべてに完璧に合った
材料というものは存在しません。
散布する薬剤によっては、その化学的特性のために
装置を劣化させやすいものがあり、また、薬品同士
が様々な物質と化学作用を起こします。薬剤のタイ
プ(水和剤やチャコールなど)によっては、他の薬
品よりも装置を磨耗させやすいものがあります。も
し、侵食や磨耗を引き起こしにくい種類や形態の薬
剤を使うことが可能な場合は、そのような薬剤をお
使いくださるようにお願いいたします。
また、散布作業後は、必ず装置全体を十分に洗浄し
てください。作業後の洗浄を確実に行うことによ
り、寿命を延ばし、トラブルのない作業を続ける
ことができます。
真 真
真
水 水
水
タ タ
タ
ン ン
ン
ク ク
ク
に に
に
水 水
水
を を
を
入 入
入
れ れ
れ
る る
る
薬剤タンクに薬液を作る前に、必ず真水を用意し
てください。
薬剤タンクの左後ろに真水タンクが付いています
(図22)。誤って薬液を目や皮膚に付けてしまった
ときに直ちに洗い流し行うことができます。
コックのレバーをひねれば水が出ます。
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