Operator's Manual
2.マスター・ブーム・スイッチをOFFにセッ
トする。スプレープロ・モニタにHOLDとい
う表示が出る。
3.ディスプレイにCALHOLDと表示されて赤
いランプが点灯するまで基本設定ボタン
を押し続ける。
4.選択ダイヤルを「単位系」位置に回す。
5.増減ボタンで選択する。
6.赤いランプが消えるまで基本設定ボタンを
押し続ける。車両を運転して基本設定モー
ドを終了させることもできます。
フ フ
フ
ロ ロ
ロ
ー ー
ー
メ メ
メ
ー ー
ー
タ タ
タ
の の
の
基 基
基
本 本
本
設 設
設
定 定
定
フローメータは出荷時にほぼ正確に設定され
ています。以下の手順で最終の微調整を行い
ます:
1.駐車ブレーキを掛ける。
2.スプレーヤのタンクに正確な量の水を入れ
る(380リットル以上)。
注 注
注
このときの計量には、タンクについてい
る目盛りは使用しないでください。タンク
についている目盛りは、この精度調整に使
用できるほどの正確さはありません。
3.ポンプのスイッチをONにしてポンプを作
動させる。
4.ブーム・スイッチ3つ全部とマスター・ス
イッチをONにする。ノズルから空気が
パージされ終わったら直ちにマスター・ス
イッチをOFFにする。
5.選択ダイヤルを「総散布量」位置に回す。
6.表示が0になるまでリセット(基本設定)
ボタンを押し続ける。
7.マスター・スイッチをON位置にして放水を
行い、タンクが空になったらマスター・ス
イッチで放水動作を停止させる。
8.モニタに表示されている液量と実際にタン
クに入れた水量を比較する。
•水量がまったく同じであれば精度調整
は不要である。
•水量に差がある場合には、以下の調整
を行う。
9.モニタの表示を総散布量のままにしてお
き、ディスプレイにCALHOLDと表示され
て赤いランプが点灯するまで基本設定ボ
タンを押し続ける。
モニタの表示は、フローメータの基準値の
表示と総流量の表示が交互に表示されるよ
うになる。
10.総散布量が表示されている時に、増減ボタ
ンを使って、数値をタンクに実際に入れ
た水量に修正する。
11.モニタの表示が交互表示に戻ったら、設定
基準値が変わっていることを確認する;今
後はこの新しい数値が正しい校正値となる
のでメモしておく。今後はこの新しい数値
が正しい校正値となる。
12.赤いランプが消えるまで基本設定ボタンを
押し続ける。車両を運転して基本設定モー
ドを終了させることもできます。
速 速
速
度 度
度
セ セ
セ
ン ン
ン
サ サ
サ
ー ー
ー
の の
の
基 基
基
本 本
本
設 設
設
定 定
定
速度センサーは出荷時にほぼ正確に設定され
ています。以下の手順で最終の微調整を行い
ます:
1.4輪全部のタイヤ空気圧を点検する;走行
系統の整備,49ページの「タイヤ空気圧を
点検する」を参照。
2.真水タンクに水を一杯に入れる。
3.メイン・タンクに水を半分入れる。
4.実際に散布を行う場所になるべく近い地表
条件でなるべく平坦な場所を選ぶ。
注 注
注
舗装路など地表条件の異なる場所でこの
テストを行うと精度調整が正しくできな
い場合があります。
5.選んだ場所に、直線距離で150m程度の
テストコースを設定し、スタートラインと
ゴールラインを決める。
6.スタートラインに車両を停止させる。
7.ポンプ・スイッチとマスター・ブーム・ス
イッチをOFFにセットする。スプレープ
ロ・モニタにHOLDという表示が出る。
8.選択ダイヤルを「距離」位置に回す。
9.表示が0になるまでリセット(基本設定)
ボタンを押し続ける。
10.スタートライン通過時にマスター・ブーム・
スイッチをONとして散布(距離のモニ
タ)を開始する。上記の要領で、スタート
位置からゴール位置までテストコース(150
m)を走行する。
11.スタートライン通過時にマスター・ブーム・
スイッチをOFFとして散布(距離のモニ
タ)を停止する。
12.モニタに表示された距離を読む。
•表示が150mであれば精度調整は不要
である。
•表示が150mでない場合には、以下の
調整を行う。
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