Operator's Manual
薬 薬
薬
剤 剤
剤
散 散
散
布 布
布
マルチプロ・スプレーヤの運転は、薬剤を作
る、現場に散布する、タンク内部を洗浄する、
という3つの作業から成り立っており、この
3つの作業を必ず連続して行っていただくこと
がスプレーヤの故障防止上非常に重要です。
つまり、前夜に薬液を作って翌日に散布する
というようなことをしてはいけません。この
ようなことをすると、薬液が分離分解するな
どして効果が上がらない、散布装置を損傷す
るなどの恐れがでてきます。
農 農
農
薬 薬
薬
は は
は
人 人
人
体 体
体
に に
に
危 危
危
険 険
険
を を
を
及 及
及
ぼ ぼ
ぼ
す す
す
恐 恐
恐
れ れ
れ
が が
が
あ あ
あ
る る
る
。 。
。
• •
•
農 農
農
薬 薬
薬
を を
を
使 使
使
う う
う
前 前
前
に に
に
、 、
、
農 農
農
薬 薬
薬
容 容
容
器 器
器
に に
に
張 張
張
っ っ
っ
て て
て
あ あ
あ
る る
る
ラ ラ
ラ
ベ ベ
ベ
ル ル
ル
を を
を
よ よ
よ
く く
く
読 読
読
み み
み
、 、
、
メ メ
メ
ー ー
ー
カ カ
カ
ー ー
ー
の の
の
指 指
指
示 示
示
を を
を
全 全
全
て て
て
守 守
守
っ っ
っ
て て
て
使 使
使
用 用
用
す す
す
る る
る
。 。
。
• •
•
ス ス
ス
プ プ
プ
レ レ
レ
ー ー
ー
を を
を
皮 皮
皮
膚 膚
膚
に に
に
付 付
付
け け
け
な な
な
い い
い
。 。
。
万 万
万
一 一
一
付 付
付
着 着
着
し し
し
た た
た
場 場
場
合 合
合
に に
に
は は
は
真 真
真
水 水
水
と と
と
洗 洗
洗
剤 剤
剤
で で
で
十 十
十
分 分
分
に に
に
洗 洗
洗
い い
い
落 落
落
と と
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す す
す
。 。
。
• •
•
作 作
作
業 業
業
に に
に
あ あ
あ
た た
た
っ っ
っ
て て
て
は は
は
保 保
保
護 護
護
ゴ ゴ
ゴ
ー ー
ー
グ グ
グ
ル ル
ル
な な
な
ど ど
ど
、 、
、
メ メ
メ
ー ー
ー
カ カ
カ
ー ー
ー
が が
が
指 指
指
定 定
定
す す
す
る る
る
安 安
安
全 全
全
対 対
対
策 策
策
を を
を
必 必
必
ず ず
ず
実 実
実
行 行
行
す す
す
る る
る
。 。
。
マルチプロ・スプレーヤは耐久性が高く長い
間お使い頂ける散布車として製造されていま
す。装置の性能と耐久性を確保するために、そ
れぞれの個所に応じて色々な種類の素材を使
用しております。残念ながら、散布装置の使
用目的すべてに完璧に合った材料というもの
は存在しません。
散布する薬剤によっては、その化学的特性のた
めに装置を劣化させやすいものがあり、また、
薬品同士が様々な物質と化学作用を起こしま
す。薬剤のタイプ(水和剤やチャコールなど)
によっては、他の薬品よりも装置を磨耗させや
すいものがあります。もし、侵食や磨耗を引き
起こしにくい種類や形態の薬剤を使うことが可
能な場合は、そのような薬剤をお使いくださ
るようにお願いいたします。
また、散布作業後は、必ず装置全体を十分に洗
浄してください。作業後の洗浄を確実に行うこ
とにより、寿命を延ばし、トラブルのない作
業を続けることができます。
真 真
真
水 水
水
タ タ
タ
ン ン
ン
ク ク
ク
に に
に
水 水
水
を を
を
入 入
入
れ れ
れ
る る
る
薬剤タンクに薬液を作る前に、必ず真水を用
意してください。
メイン・タンクの左前に付いています(図24)。
誤って薬液を目や皮膚に付けてしまったときに
直ちに洗い流し行うことができます。
コックのレバーをひねれば水が出ます。
図 図
図
24 24
24
1.真水タンク
3.コック
2.補給口キャップ
タ タ
タ
ン ン
ン
ク ク
ク
に に
に
液 液
液
剤 剤
剤
を を
を
作 作
作
る る
る
重 重
重
要 要
要
使 使
使
用 用
用
す す
す
る る
る
薬 薬
薬
剤 剤
剤
が が
が
ヴ ヴ
ヴ
ィ ィ
ィ
ト ト
ト
ン ン
ン
( (
(
Viton Viton
Viton
) )
)
と と
と
共 共
共
用 用
用
可 可
可
能 能
能
な な
な
製 製
製
品 品
品
で で
で
あ あ
あ
る る
る
こ こ
こ
と と
と
を を
を
確 確
確
認 認
認
し し
し
て て
て
く く
く
だ だ
だ
さ さ
さ
い い
い
。 。
。
( (
(
共 共
共
用 用
用
で で
で
き き
き
な な
な
い い
い
場 場
場
合 合
合
に に
に
は は
は
薬 薬
薬
剤 剤
剤
ラ ラ
ラ
ベ ベ
ベ
ル ル
ル
に に
に
そ そ
そ
の の
の
旨 旨
旨
の の
の
記 記
記
述 述
述
が が
が
あ あ
あ
り り
り
ま ま
ま
す す
す
) )
)
。 。
。
ヴ ヴ
ヴ
ィ ィ
ィ
ト ト
ト
ン ン
ン
と と
と
共 共
共
用 用
用
で で
で
き き
き
な な
な
い い
い
薬 薬
薬
剤 剤
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は は
は
、 、
、
本 本
本
機 機
機
の の
の
O O
O
リ リ
リ
ン ン
ン
グ グ
グ
を を
を
劣 劣
劣
化 化
化
さ さ
さ
せ せ
せ
、 、
、
薬 薬
薬
液 液
液
洩 洩
洩
れ れ
れ
を を
を
起 起
起
こ こ
こ
し し
し
ま ま
ま
す す
す
。 。
。
重 重
重
要 要
要
タ タ
タ
ン ン
ン
ク ク
ク
に に
に
薬 薬
薬
剤 剤
剤
を を
を
投 投
投
入 入
入
す す
す
る る
る
前 前
前
に に
に
、 、
、
散 散
散
布 布
布
率 率
率
の の
の
設 設
設
定 定
定
が が
が
正 正
正
し し
し
く く
く
行 行
行
わ わ
わ
れ れ
れ
て て
て
い い
い
る る
る
こ こ
こ
と と
と
を を
を
確 確
確
認 認
認
し し
し
て て
て
く く
く
だ だ
だ
さ さ
さ
い い
い
。 。
。
1.平らな場所に停車し、レンジ・セレクタを
ニュートラルにセットし、エンジンを止め
て駐車ブレーキを掛ける。
2.タンクのドレン・バルブが閉じてあることを
確認する。
3.薬剤ラベルをよく読み、散布液の作成に必
要な水量を把握する。
4.タンクのふたを開ける。
タンク上部の中央にあります(図25)。開け
るには、ふたの前半分を左に回して上に開
きます。この状態でストレーナを取り外す
ことができます。閉める時には、ふたを閉
じてから前半分を右に回します。
28