Operator's Manual
• 警告 •
バッテリーの端子に金属製品や車体の金属部分が触
れるとショートを起こして火花が発生する。それによ
って水素ガスが爆発を起こし人身事故に至る恐れが
ある。
• バッテリーの取り外しや取り付けを行うときには、
端子と金属部を接触させないように注意する。
• バッテリーの端子と金属を接触させない。
• バッテリー押さえは必ず取り付ける。
5. バッテリー端子からプラス・ケーブル(赤)を外す。
6. バッテリーを取り出す。
バッテリーを取り付ける
1. バッテリー端子が車両の前を向くようにしてバッテリ
ー・ボックスに置く。
2. 赤いプラス・ケーブルをバッテリーの(+)端子に、黒
いマイナス・ケーブル(-)をバッテリーの(-)端子に
取り付け、ボルトと蝶ネジで固定する。プラス端子に
ゴムカバーを取り付ける。
3. バッテリー押さえを元通りに取り付ける(図60)。
重要: バッテリー押さえは必ず取り付けてくださ
い。
4. バッテリーカバーを元どおりに取り付けノブ(図60)
で固定する。
電解液の量を点検する
電解液の量は50運転時間ごとに点検します。格納中は
30日ごとに点検します。
1. バッテリー・ボックスのノブ(図60)をゆるめ、カバー
を外す。
2. 補給口のキャップを取る。上限ラインまで液がなけ
れば補給する;43ページの
バッテリー液の補充
を参
照。
• 危険 •
電解液には触れると火傷を起こす劇薬である硫酸が
含まれている。
• 電解液を飲まないこと、また、電解液を皮膚や目
や衣服に付けないよう十分注意すること。安全ゴ
ーグルとゴム手袋で目と手を保護すること。
• 皮膚に付いた場合にすぐに洗浄できるよう、必ず
十分な量の真水を用意しておくこと。
バッテリー液の補充
バッテリー液の補充は運転前に行うのが最も効果的で
す。運転中に水と電解液がよく混合します。
1. バッテリー上面をペーパー・タオルできれいに拭く。
2. バッテリーの各セルからキャップを外し、各セルの上
限まで、ゆっくりと蒸留水を入れる。キャップを元通
りに取り付ける。
重要: 入れすぎないようにしてください。バッテリー
液があふれ出て機体に触れると激しい腐食を起こし
ます。
バッテリーを充電する
重要: バッテリーは常時フル充電状態に維持してくだ
さい(このとき電解液の比重は1.260 になります)。特に
氷点下で保管する場合にはこのことを守ってください。
1. 車体からバッテリーを外す;42ページの
バッテリーの
取り外し
を参照。
2. 電解液の量を点検する;43ページの
電解液の量を点
検する
を参照。
3. 充電器に接続し、充電電流を 3~4 A にセットする。
3~4 Aで4~8時間充電する(12V)。充電しすぎない
ように注意すること。
• 警告 •
充電中は爆発性のガスが発生する。
充電中は絶対禁煙を厳守。バッテリーに火気を近づ
けない。
4. 車体にバッテリーを取り付ける;43ページの
バッテ
リーの取り付け
を参照。