Operator's Manual
4.ソケットヘッドボルト/スペーサとフランジナットを
固定する。
注 注
注
ソケットヘッドボルトとスペーサとは、カッティン
グユニットのフレームの内側に落ちないようにねじ
山用の接着剤で接着しています。
5.12時位置での高さを測定し、必要に応じて調整
を行う。
6.左右の刈り高ブラケットの両方ともに調整が必要
か、片方のみの調整でよいか判断する。
注 注
注
3時位置または9時位置が、新しい前位置
の高さよりも1.6-6.0mm高い場合には、その側
での調整は不要である。反対側の高さを調整
して、正しい側の高さ±2.2mmの範囲になる
ようにする。
7.上記1-4を繰り返して左右の刈り高ブラケットに必
要な調整を行う。
8.キャリッジボルトとフランジナットを固定する。
9.もう一度、12時、3時、9時位置で高さの測定を
行って確認する。
ブ ブ
ブ
レ レ
レ
ー ー
ー
ド ド
ド
の の
の
取 取
取
り り
り
外 外
外
し し
し
と と
と
取 取
取
り り
り
付 付
付
け け
け
ブレードが堅いものに当たった、バランスが取れていな
い、磨耗した、曲がったなどの場合には交換する必要
があります。安全を確保し、適切な刈りを行うために、
ブレードは必ずT oro社の純正品をお使いください。
1.平らな場所に駐車し、カッティングユニットを移動
走行位置まで上昇させ、駐車ブレーキを掛け、
エンジンを停止させてキーを抜き取る。
注 注
注
カッティングユニットが落下しないように支持
ブロックなどで確実に支える。
2.ぼろきれや厚いパッドの入った手袋を使ってブ
レードの端部をしっかり握る。
3.スピンドルのシャフトからブレードボルト、芝削り
防止カップ、ブレードを取り外す図83。
g011355
図 図
図
83
1.ブレードボルト2.芝削り防止キャップ
4.ブレード、芝削り防止カップ、ボルトを取り付け
てボルトを115-149N·m11.8-15.2kg.m=85-110
ft-lbにトルク締めする。
重 重
重
要 要
要
ブ ブ
ブ
レ レ
レ
ー ー
ー
ド ド
ド
の の
の
立 立
立
っ っ
っ
て て
て
い い
い
る る
る
側 側
側
セ セ
セ
ー ー
ー
ル ル
ル
部 部
部
が が
が
カ カ
カ
ッ ッ
ッ
テ テ
テ
ィ ィ
ィ
ン ン
ン
グ グ
グ
デ デ
デ
ッ ッ
ッ
キ キ
キ
の の
の
天 天
天
井 井
井
を を
を
向 向
向
く く
く
の の
の
が が
が
正 正
正
し し
し
い い
い
取 取
取
り り
り
付 付
付
け け
け
方 方
方
で で
で
す す
す
。 。
。
注 注
注
デッキが何かに衝突した場合には、全部の
スピンドルプーリ・ナットを115-149N·m11.8-15.2
kg.m=85-150ft-lbにトルク締めする。
ブ ブ
ブ
レ レ
レ
ー ー
ー
ド ド
ド
の の
の
点 点
点
検 検
検
と と
と
研 研
研
磨 磨
磨
ブレードの点検や整備を行う際には2つの部分に注目
してください高品質の刈りを実現するためには、刃先
と、刃先の反対側にある立ち上がった部分であるセイ
ル部の両方が重要です。セイル部は、風を起こして
草を真っ直ぐに立て、均一な刈りを実現するためのも
のです。しかしセイルは使用に伴って徐々に磨耗して
きます。そしてこの磨耗に伴って、刃先が鋭く維持さ
れていても、刈りの質は落ちてきます。草を引きちぎ
るのでなく、カットするためには、当然刃先が鋭利で
なければなりません。刈りあとを見て、切り口がささ
くれ立っていたり茶色に変色しているのは刃先が鈍く
なっている証拠です。このような状態が見られたら、ブ
レードを研磨してください。
1.平らな場所に駐車し、カッティングユニットを上昇
させ、駐車ブレーキを掛け、走行ベダルをニュー
トラルとし、PTOレバーがOFFになっているのを
確認し、エンジンを停止させ、キーを抜き取る。
2.ブレードの切っ先を注意深く観察、特に、直線部
と曲線部が交わる部分をよく観察する図84。
注 注
注
この、直線部と曲線部の交差域は、砂などに
よる磨耗が進みやすい部分なので、機械を使用
する前によく点検することが必要である。磨耗が
進んでいる場合図84には、ブレードを交換する。
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