Operator's Manual

2.プラネタリに付いているプラグ(図9)とブレーキ
の裏側についているプラグ(図10)を抜き、ブレー
キの前後で穴の高さまで油量があれば適正。
3.必要に応じてオイルを追加し、プラグを締める。
4.機体の両側とも上記の要領で点検する。
リア・アクスル・オイルを点検する
リア・アクスルには出荷時に SAE85W90オイルを注入
していますが、初回運転前および400運転時間ごとに油
量を点検してください。容量は2.4リットルです。オイ
ル漏れの目視点検は毎日行ってください。
1.平らな場所に駐車する。
2.アクスルの一方の端部から点検用プラグ(図11)を
抜き、穴の高さまで潤滑油があることを確認する。
量が不足の場合は、給油プラグ(図11)をはずして
補給する。
タイヤ空気圧を点検する
タイヤは空気圧を高めに設定して出荷しています。運転
前に正しいレベルに下げてください。適正範囲は前後輪
とも138kPa(1.4kg/cm
2
)です。
3輪とも同じ圧力に調整しないと機械の性能が十
分に発揮されず、刈り上がりの質が悪くなります。
規定より下げないでください
ホイール ナットのトルクを点検する
:前ホイールナットは1/2-20UNF、後ホイールナット
M12×1.6-6H(メートルネジ)です。
重要
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図9
1.点検/ドレン・プラグ
図11
1.点検プラグ   2.給油プラグ
図10
1.ブレーキ・ハウジング   2.点検プラグ
警  告
運転開始後1〜4時間で1回、また、10時間で1回、
ホイール ナットのトルク締めを行う115136N.m
(11.813.8kg.m)。その後は200運転時間ごとにこ
の作業を行う。この整備を怠ると車輪の脱落や破損
から人身事故につながる恐れがあるので十分注意す
る。