Form No. 3395-743 Rev A ポーラートラックキャブ groundsmaster®7200 シ リ ー ズ 用 モ デ ル 番 号30474—シ シ リ ア ル 番 号 315000001 以 上 シリ ア ル 番 号 315000001 以 上 モ デ ル 番 号 30675—シ 製品の登録は www.Toro.com.
警告 カリフォルニア州 号決 議 に よ る 警 告 第 65号 米国カリフォルニア州では、この製品に、 ガンや先天性異常などの原因となる化学物 質が含まれているとされております。 この製品は、関連する全ての欧州指令に適合してい ます。詳細は、この冊子の巻末にあるDOI適合宣 誓書をご覧ください。 図1 1.
目次 安全について 安全について ............................................................. 3 安全な運転のために ............................................ 3 安全ラベルと指示ラベル .................................... 6 組み立て ..................................................................... 9 1 防熱シールドを取り付ける ..............................11 2 冷却系統の準備 ................................................12 3 圧力ラインを取り付けるクボタエンジン 搭載車両) ........................................................14 4 圧力ラインを取り付けるヤンマーエンジ ン搭載車両 ......................
• • • 機械にはね飛ばされて危険なものが落ちていな いか、作業場所をよく確認しましょう。 マフラーが破損したら必ず交換してください。 使用前に、必ず目視点検を行い、アタッチメン トに異常がないことを確認してください。磨 耗・破損している機器は交換してください。 • • • 燃料の安全な取り扱い • • • • • • • • • • • • • 人身事故や物損事故を防止するために、燃料の 取り扱いには細心の注意を払ってください。燃 料は極めて引火しやすく、またその気化ガス は爆発性があります。 燃料取り扱い前に、引火の原因になり得るタ バコ、パイプなど、すべての火気を始末して ください。 燃料の保管は必ず認可された容器で行ってく ださい。 エンジン回転中やエンジンが熱い間に燃料タン クのふたを開けたり給油しないでください。 給油はエンジンの温度が下がってから行いま しょう。 屋内では絶対に給油しないでください。 ガス湯沸かし器のパイロット火やストーブなど 裸火や火花を発するものがある近くでは、絶対に 機械や燃料容器を保管格納しないでください。 トラックの荷台に敷いたカーペットやプラス チッ
ださい。点検修理が終わるまでは作業を再開 しないでください。 – 機械が異常な振動を始めたとき直ちに点検 してください 。 • • 移動走行中などアタッチメントが上昇状態にあ る時や作業を休んでいるときは必ずアタッチメ ントの駆動を止めてください。 次の場合は、アタッチメントの駆動を止め、エ ンジンを止めてください。 – 弊社が認可していないアタッチメントは使用し ないでください。 斜面での運転操作 • 火花や裸火を使用する屋内で本機を保管する場 合は、必ず燃料タンクを空にし、火元から十分 離してください。 • 閉めきった場所に本機を保管する場合は、エン ジンが十分冷えていることを確認してください。 • 火災防止のため、エンジンやマフラー、バッテ リーの周囲に、余分なグリス、草や木の葉、ホ コリなどが溜まらないようご注意ください。 • 磨耗したり破損したりしている部品は安全のた めに交換してください。 • 燃料タンクの清掃などが必要になった場合は屋 外で作業を行ってください。 • 機体から離れる時には必ずアタッチメントを降 下させておいてくださいただし、アタッチメン トを上昇位
安全ラベルと指示ラベル 危険な部分の近くには、見やすい位置に安全ラベルや指示ラベルを貼付しています。破損 したりはがれたりした場合は新しいラベルを貼付してください。 このキットに入っている機器には必要に応じて以下のような指示ステッカーが貼付してあ りますので、取り付け作業の参考としてください。 112-6312 1. 130-0458 オペレーターズマニュアル を読むこと。 1. ヒューズに関する詳しい情 報は オペレーターズマニュ アル を参照のこと。 5. ヘッドライト—25 A 2. 電動アクセサリ—15A 6. 3. ドームライト—15A 7. 凝縮器ファンとエアコンク ラッチ—30A ファン—15A 4. ワイパー液—15A 8. 作業用ライト—15A 125-9688 1. 2. ワイパーOFF ワイパー 3. 4. 130-0611 ワイパーON ウインドウォッシャー液 1. 130-0457 1. 左 2.
130-5361 1.
121-8378 1. ファン OFF 5. 外気 2. ファン ON 最大 室内空気 エアコン OFF エアコン ON 3. 冷気 6. 7. 4. 暖気 8. 125-9659 1. ヘッドライト: ON 5. ハザードライト: ON 2. ヘッドライト: OFF 3. キャブライト: ON 6. 7. ハザードライト: OFF 方向指示器 左 4. キャブライト: OFF 8.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 1 2 3 4 5 6 7 数量 内容 防熱シールド後パネル 防熱シールド運転席 ゴム製のハトメ キャブアセンブリ モデル 30474のもの ニップルカップラ クイックカップラ ホースクランプ 字フィッティング ホースクランプ 大 ホースクランプ 小 ホースアダプタフィッティング バルクヘッド用ブラケット タップネジ 5/16 インチ ダストプラグ ダストキャップ 2接点スイッチ 1 1 3 1 2 2 4 1 2 2 1 1 2 1 1 1 必要なパーツはありません。 – ホースアダプタフィッティング ホースクランプ キャブハーネス 電源ハーネス ケーブル タイ ケーブルタイ ウォッシャー液ボトル ナット ボルト キャリッジボルト ブラケット スキッドプレート フランジヘッドボルト 3/8 x 1-3/4 インチ フランジナット3/8 インチ ボルト3/8 x 1インチ 1 1 1 1 2 4 1 5 2 3 1 1 2 4 2 9 用途 防熱シールドを取り付けます。 冷却系統の準備を行います。
手順 8 9 10 11 12 13 数量 内容 用途 垂直チューブサポートアセンブリ コンバージョンブラケット 左 コンバージョンブラケット 右 クレビスピン タッピングねじ 1/4 インチ ねじ3/8 x 2-1/4 インチ フランジナット3/8 インチ ホースプラグ タッピングねじ 3/8 インチ ヘアピン ホースカバー ケーブルタイ 冬用フレームアセンブリ ホイールタイヤアセンブリ ラグナット カップラピン クローラ 2 1 1 2 2 6 6 2 4 2 2 4 1 6 20 2 2 必要なパーツはありません。 – キャブ取り付けサポートを取り付ける。 バルブシール 2 パネルを取り付けます。 後部用ウレタンモデル 30474の付属品 右後用ウレタンモデル 30474の付属品 左後用ウレタンモデル 30474の付属品 右中用ウレタンモデル 30474の付属品 左中用ウレタンモデル 30474の付属品 右タンク用ウレタンモデル 30474の付属 品 前横用ウレタンモデル 30474の付属品 前用ウレタンモデル 30474の付属品 左横用ウレタンモデル 30474の付属品
手順 15 数量 内容 オペレーターズマニュアル パーツカタログ 納品前検査証 品質証明書 ジャッキチューブ ジャッキチューブボルト アイレット スペーサ フランジナット ( 1/4 インチ ) 1 1 1 1 1 2 1 1 1 用途 運転前にマニュアルをよく読んでくださ い。また夏用にコンバートする時には ジャッキチューブを使ってください。 注 キャブの取り付けや使用方法についての内容はす べてモデル 30474 を想定したものです。 重要 カバーについているボルトナット類は、カバー を外しても、カバーから外れません。全部のボルト 類を数回転ずつゆるめてカバーが外れかけた状態 にし、それから、全部のボルト類を完全にゆるめ てカバーを外すようにしてください。このように すれば、誤ってリテーナからボルトを外してしま うことがありません。 g028080 図3 1 1. 防熱シールドを取り付ける 5. この作業に必要なパーツ 6.
注 ケーブルタイと、防熱シールドにある2つの 小さい切り欠きを利用して、シードスイッチ のハーネスを運転席の底部に固定する。 2 1 1 g028355 図6 g028354 1. 図5 1. 8. シートスイッチのハーネスのコネクタ 運転席取り付けプレートの底部をきれいにす る。 防熱シールド 2. 10. 運転席ワイヤハーネスを、防熱シールドのス リットに通す。 11. 後フレーム用マウントにある3つの穴に図 7の ようにゴム製のハトメを取り付ける。 注 確実に接着できるように、取り付けプレー トの面から油脂分を十分に除去する。 9. 防熱シールドの裏紙をはがして、シート取り 付けプレートの底面にシールドを張り付け る 図 6。 図7 1.
3 2 冷却系統の準備 この作業に必要なパーツ 1 キャブアセンブリ モデル 30474のもの 2 ニップルカップラ 2 クイックカップラ 4 ホースクランプ 1 字フィッティング 2 ホースクランプ 大 2 ホースクランプ 小 1. バルクヘッド用ブラケット 1 ホースアダプタフィッティング 2. 左後フレームマウント 1 バルクヘッド用ブラケット 2 タップネジ 5/16 インチ 1 ダストプラグ 1 ダストキャップ 1 2接点スイッチ 2 1 4. ホースクランプを使って、各ヒーター用ホー スにそれぞれ対応するオスのクイックフィッ ティング、ゴミ除けキャップ、ストレートの ニップルカップラを取り付ける。 後フレームマウントの左面にある2つの取り付 け穴を見つける 図 8。 注 ヤンマーエンジン搭載機では 86.3cm のホー スを使用する。クボタエンジン搭載機では 57.1cm のホースを使用する。これは圧力側 ホースとなる。 5.
3 1 4 2 図 12 クボタエンジン 1. ラジエターホース 2. 字フィッティング 3. 戻り側ホース 3 g028357 図 10 1. クイックカップラ 3. ニップルカップラ 2. ダストプラグ 4. ダストキャップ 8. ラジエターの下に適当な液体回収容器を置く。 9. 図 11に示す白線のところで下側のラジエター ホースを切断する。 1 2 注 クボタエンジン搭載機では、ホースは機体 右側にあります。ヤンマーエンジン搭載機で は、左側にあります。 1 g028095 図 13 ヤンマーエンジン 図 11 1. 10. ラジエターの下ホース 2. 白線 ホースにT字フィッティングを取り付けて 図 12 および 図 13のようにホースクランプで固定 する。 注 クボタエンジン搭載機では、ホースのバー ブが後ろ向きとなってラジエターファンの シュラウドの方向を向きます。 14 1. ラジエターホース 2. 字フィッティング 3. 戻り側ホース 11.
3 圧力ラインを取り付ける クボタエ ンジン搭載車両) 必要なパーツはありません。 手順 1. ラジエターのオーバーフロータンクのホース を、ラジエター上からラジエターを横断させ て左側へ導き 図 14に示すようにエアクリー ナの下を通す。 図 15 1. 3. サーモスイッチ サーモスタットハウジングにホースアダプタ フィッティングを取り付ける 図 16。 注 取り付ける前に、スイッチとアダプタの オスねじ山にパイプシーラントを巻き付けて ください。 図 14 1. 高圧側ホース 2. 戻り側ホース 2. 3. ケーブルタイ エンジンのサーモスタットハウジング左側の サーモスイッチの配線を外してスイッチを取 り外す 図 15。スイッチは廃棄する。 図 16 1. エンジンのサーモスタット ハウジング 3. 高圧側ホース 2. ホースアダプタフィッティン グ 4. ホースクランプ 4.
注 ハーネスは高温部や回転部から確実に離し て配線してください。カップラホース2本を ケーブルタイで 図 16のように固定する。 5. 4 エンジンのサーモスタットハウジング右側の スイッチの配線を外してスイッチを取り外す 図 17 。 圧力ラインを取り付ける ヤンマー エンジン搭載車両 この作業に必要なパーツ 1 ホースアダプタフィッティング 1 ホースクランプ 手順 1. エンジンを横切るようにホースを配設する 図 19 。 1 図 17 1. 6. エンジンのサーモスタット ハウジング 2. スイッチ エンジンのサーモスタットハウジング右側に 新しい2接点スイッチを取り付ける 図 18。 2 g028372 図 19 1. 2. 高圧側ホース 2. 戻り側ホース エンジンのサーモスタットハウジング左側の サーモスイッチの配線を外してスイッチを取 り外す 図 20 。 注 外したボルトナット類は後で使用する。 注 固定されていない電線2本をエンジンのハー ネスにしばりつけて固定する。ファンに干渉 しないように注意すること。 図 18 1.
1 5 電気系統の整備 この作業に必要なパーツ 1 キャブハーネス 1 電源ハーネス 2 ケーブル タイ 4 ケーブルタイ g028374 図 20 1. 3. 手順 サーモスイッチ キャブのハーネスと電源ハーネスの配線を以下の 手順で行う サーモスタットハウジングにホースアダプタ フィッティングを取り付ける 図 21。 注 取り付ける前に、スイッチとアダプタの オスねじ山にパイプシーラントを巻き付けて ください。 1. 大きなハーネスコネクタから出ている電線の 束を、後フレームマウントの右側のハトメに 通す。 2. コントロールパネルのラッチを外してカバー を取り出して脇に置く 図 22。 3 2 1 g028373 図 21 1. 高圧側ホース 2. ホースクランプ 3. ホースアダプタフィッティン グ 図 22 1. 4. 圧力側ホースのもう一端をエンジンのサーモ スタットハウジングのアダプタフィッティン グに接続する 図 21。 5. ホースクランプを使ってホースをアダプタ フィッティングに固定する。 6.
3 C. 4 2 8. 1 5 もう1つのコネクタを、補助パワーキット のコネクタに接続する。 ハーネスのもう一方の端部は、後フレームマ ウントの下を通して機体の左側へ導く。この 時、ハーネスのワイヤクリップを後フレーム マウントの穴に通す 図 24。 注 ハーネスは高温部や回転部から確実に離し て配線してください。ケーブルタイを使って ハーネスを固定する。 1 6 7 g028429 図 23 1. 2. ハーネスのワイヤクリップ コネクタ 5. ハーネス 6. 長いキャブワイヤオレンジ 3. コネクタ 7. ケーブルタイ 4. コネクタ 4. ケーブルタイを使ってこの長いハーネスを ROPS ポストの下部に固定する。 5. コントロールパネル内部にあるピンクの電線 プラスチック製の封入バッグが付いているを 探し出す 図 24 。 g028435 図 25 1. 図 24 1. プラスチック製の袋付きのピンクの電線 (袋の端を切り取る) 6. プラスチック製の袋の端を注意深く切り取り、 対応するコネクタを接続する。 7.
6 7 1 1 5 1 4 1. マイナスケーブル (-) 3. 電源ハーネス 2. プラスケーブル (+) 4. 黒線 ケーブルタイを使って各ワイヤをケーブルに に固定する。 この作業に必要なパーツ 5 ナット 2 ボルト 3 キャリッジボルト 1 ブラケット ナット 5. キャリッジボルト ボルト 6. ボルト 3. キャリッジボルト 7. ウォッシャー液ボトル 4. ブラケット 注 ウォッシャー液ボトルがブラケットにきちんと 入る様に、既存のタンクについている金物を外し てください。 ウオッシャー液ボトルを取り付ける ウォッシャー液ボトル 1. 2. ヤ ン マ ー エ ン ジ ン 搭 載 機 : 付属のボルトとナットで ブラケットを機体のフレームに取り付け、ブラケッ トにボトルを取り付ける。ブラケットは機体右側、 既存のタンクの情報に取り付ける 図 28。 6 1 g028229 図 27 クボタエンジン搭載機 図 26 13.
1 5 4 図 29 1. 後バンパーチューブ 2. フロアジャッキ g028230 2 3 2. 図 28 ヤンマーエンジン搭載機 1. 2. ウォッシャー液ボトル ナット 3. ボルト 4. ブラケット 5. キャリッジボルト 7 以下の手順でスキッドプレート 図 30 をエンジ ンの下部に取り付ける A. スキッドプレートの前部分を取り付けプ レートに固定するフランジヘッドボルト 3/8 x 1-3/4 インチ 2本とフランジナット 3/8 インチ を使用する 図 30。 B. スキッドプレートの前部分を取り付けプ レートに固定するフランジヘッドボルト 3/8 x 1-3/4 インチ 2本とフランジナット 3/8 インチ を使用する 図 30。後ボルトは 上から入れること。 スキッドプレートを取り付ける クボ タエンジン搭載機で必要 この作業に必要なパーツ 1 スキッドプレート 2 フランジヘッドボルト 3/8 x 1-3/4 インチ 4 フランジナット3/8 インチ 2 ボルト 3/8 x 1インチ 図 30 手順 1.
2. 8 刈り込みデッキを取り外す シリアル番号が 312999999 よりも若いトラク ションユニットでは、デッキフレームの後コー ナーそれぞれに垂直チューブサポートアセン ブリを取り付けるクレビスピンとタッピング ねじ 1/4 インチ を使用する 図 32。 1 5 この作業に必要なパーツ 2 垂直チューブサポートアセンブリ 1 コンバージョンブラケット 左 1 コンバージョンブラケット 右 2 クレビスピン 2 タッピングねじ 1/4 インチ 6 ねじ 3/8 x 2-1/4 インチ 6 フランジナット3/8 インチ 2 ホースプラグ 4 タッピングねじ 3/8 インチ 2 ヘアピン 2 3 4 図 32 手順 1. g028084 後部バンパーチューブの下に適当なジャッキ をセットし、後タイヤが床から浮き上がるま で車体後部を持ち上げる 図 31。 1. デッキフレーム 4. 垂直チューブサポートアセ ンブリ 2. タップネジ 5. ヘアピン 3. クレビスピン 3.
じ 3/8 x 2–1/4 インチ と フランジナット 3/8 イ ンチ を使用する 図 33。 5. フロアプレートとシートプレートをつないで いる2本のピボットピンを外して両者を分離 する。 6. ピボットピンを使ってシートプレートをフレー ムに接続する 図 34。 2 図 36 1. デッキ昇降シリンダ 3. ねじ 2. リテーナリング 4. シリンダピン 10. 注 圧力ホースとタンクホースを固定している ケーブルタイを外す。 1 注 前ピボットピンを取り外す。 g029086 図 34 1. フロアプレート 2. シリンダの前ピボットピンをデッキのフレー ムに固定しているねじ取り外す 図 36。 11. 制御バルブからタンクホースを外す 図 37。 ピボットピン 1 7. PTO 駆動シャフトのボルトとナットをゆる める。 8. 駆動シャフトをギアボックスのシャフトに固 定しているロールピンを外して駆動シャフト を抜き出す 図 35 。 2 3 g028363 図 37 図 35 1. 駆動シャフト 3. ボルト 2.
注 外したボルトのうち4本は後の作業のため に手元に置き、残りのボルト、ワッシャ、 ナットは夏用へのコンバージョンの時のため に保管する。 9 冬用フレームアセンブリを取り付 ける 注 ボルトが抜けにくい場合には、フロア ジャッキを上下させてください。ボルトが抜 けたらジャッキを完全に降ろしてください。 この作業に必要なパーツ 2 ホースカバー 4 ケーブルタイ 1 冬用フレームアセンブリ 6 ホイールタイヤアセンブリ 20 ラグナット 2 カップラピン 2 クローラ 1 手順 1. 各サイドアクセスカバーを固定しているねじ 左右それぞれ2本を取ってカバーを外す 図 40。 g028364 図 38 1. 取り付けボルト 3/4 インチ 3本と、ワッシャ、ナット 左側 g028365 図 40 1 1. 図 39 1. 取り付けボルト 2/4 インチ 3本と、ワッシャ、ナット 右側 16. トラクションユニットからデッキとフレーム を前方に抜き出す。 17. 格納用にシリンダピンを取り付ける。 2.
図 43 図 41 1. 3. 1. 前ボギーストップとフレームとの間に、角材 を入れて冬用フレームを後ろに傾ける (図 42)。 6. 2. 圧力ホース用フィッティング 45度回転させた状態 フロアプレートカバーをフロアに固定してい るねじ2本を外して、プレートを外す図 44。 図 44 図 42 1. 1. ポンプ ボギーピボットのスタッドのワッシャとナット2ヶ所 フロアプレートカバー 2. 取り付けねじ 角材 4. トラクションユニットから出ている油圧ホース 圧力側とタンク側にホースカバーを取り付け、 各カバーをケーブルタイ 2 本ずつで固定する。 5. ポンプについている圧力側ホース用のフィッ ティングをゆるめて45度回転させ、車体前方 を向ける 図 43 。 7.
4 2, 3 図 45 1. 駆動シャフト 2. フレームチューブ 6 G016205 8. 1 ホースは以下のように配設する • • 5 図 47 圧力側ホースは昇降シリンダの下からシリ ンダ取り付けブラケットの間を通してバ ルブへ 図 46 。 1. 高圧側ホース 4. ケーブルタイ 2. タンクホース 5. ボルト タンク側ホースはPTOシャフトに沿ってバ ルブへ 図 46 。 3. ホースカバー 6. ロールピン 注 ホースの経路を分かりやすく示すため にホースカバーを外した状態で描いてい ます。 11. 冬用フレームを後フレームに突き当てた状態 でフロアジャッキを上昇させ、夏用の駆動タ イヤを取り外す 図 48。 図 48 1. G016166 図 46 1. 9. 10. タンクホース 2. 高圧側ホース 駆動シャフトを冬用フレームのギアボック スに接続し、ボルト 5/16 インチ を 2025Nm 2.02.6kg.
1 2 G009488 図 51 図 49 1. 14. 1. 高圧側ホース 2. タンクホース カップラピン 16. 必要に応じてフロアジャッキを調整して左右 それぞれにボルト 3/4 インチ を取り付ける 図 50 。 機体後部を持ち上げ、後チューブの下にジャッ キスタンド2台を入れた状態で後タイヤが床か ら2.5~7.5cm いた状態を作れるようにする。 17. 注 ボルトを 359Nm 9.7kg.m = 265ft-lbにトルク 締めする。 フロアジャッキを下げて後フレームをスタン ドに降ろす。 18. フロアジャッキを前昇降アームのピボット チューブの中央部の下にセットする。 19. フロアジャッキを上げて前タイヤを床から浮 かせ、クローラを取り付けることができるよ うな高さでフレームスタンドで支える。 20. 冬用アセンブリから中央と前のタイヤを外す 図 52 。 図 50 1. ボルト 3/4 インチ 2.
注 平ワッシャとロックナットを取り付けにく い場合には、フロアジャッキを後バンパーに 移して機体後部を持ち上げてください。 注意 クローラのガイドに指などがはさまれやす い箇所が数多くある。こうした部分に巻き 込まれると大けがをする。 27. 両サイドのアクセスカバーを取り付ける先ほ ど取り外したねじを使用する 図 55。 クローラを持つ時は、スチール製ガイド の外側にあるゴム製のクローラ部分を持 つようにすること。 23. 前タイヤを取り付けやすい高さにフロアジャッ キを調整する。 24. 誰かに手伝ってもらって、クローラの前部を 持ち上げておいて注意深く前タイヤを取り付 ける 図 53 。 図 55 1. 10 図 53 25. アクセスカバー を取 り 外 す 夏 用 ROPSを 中央タイヤを取り付けやすい高さにフロア ジャッキを調整する。クローラの中央部分を 持ち上げて中央タイヤを取り付ける。. 必要なパーツはありません。 注 ラグナットを 88115 Nm9.011.8 kg.
フロアプレートカバーを取り付ける 図 58。 4. 1 4 2 3 5 G004634 図 56 1. 横転保護バーROPS 4. 2. ピン 5. ROPSポスト 3. コッターピン ボルトとナット 図 58 フロアプレートカバー 1. 11 取り付けねじ フードを取り付ける。 5. 12 パネルを取り付ける この作業に必要なパーツ キャブにウレタンシールを取り付 ける バルブシール 2 2. 手順 この作業に必要なパーツ 後パネルの左右両側に大きいバルブシールを 取り付ける。 2. 後パネルを取り付け位置にセットし、上部に ある取り付け穴をフレームのクロス部材の穴 に合わせる 図 57 。 1.
3. 左中と右中のウレタンの一番内側のエッジを、 左後と右後のウレタンに合わせてタブをイン タロックする 図 59。 注 ウレタンの前側の脚部の内側のエッジが、 キャブフレームのサイドシーリングパネルの 内側のエッジからおよそ 3.2 mm 離れていれ ば適正です。 図 60 図 59 キャブの後端 1. 左中ウレタン 4. 右後ウレタン 2. 左後ウレタン 5. 右中ウレタン 3. 後部ウレタン 4. 1. 中部ウレタン 4. 左横用ウレタン 2. 左タンク用ウレタン 5. 右横用ウレタン 3. チャネル 6. 右タンク用ウレタン 6. 注 前用ウレタンの後側のエッジが、キャブフ レームの前パネルの一番後ろのエッジに合っ ていれば適正です。 左タンク用と右タンク用のウレタンの一番内 側のエッジを、左中と右中のウレタンに合わ せてタブをインタロックする 図 60。 7. 注 ウレタンの前側の脚部の内側のエッジが、 キャブフレームのサイドシーリングパネルの 内側のエッジからおよそ 3.2 mm 離れていれ ば適正です。 5.
1 13 キャブを取り付ける この作業に必要なパーツ 4 ゴム製のキャブマウント モデル 30474の付属品 4 ボルト 1/2 x 3インチ モデル 30474の付属品 4 スチールワッシャモデル 30474の付属品 4 ゴム製ワッシャモデル 30474の付属品 4 ナット 1/2 インチ モデル 30474の付属品 2 コーナーマット モデル 30474のもの 1 電源ソケットのシールド g027683 図 63 外側から見た図 1. 手順 1. 前部の取り付け位置 ドアクローザのソケットをドアブラケットの ボールに固定しているクリップを取り外す 図 62 。 1 図 62 1. キャブのドアブラケット 2. ドアクローザ 3. クリップ g027679 図 64 室内から見た図 注 キャブのドアと窓を外しておくと、重量が 軽くなって取り付け作業を楽に行え、また、 万一の破損なども防止することができます。 2. キャブを出荷用パレットに固定している締結 具類を取り外す。 3.
6. キャブの左右の後マウントに、ゴム製マウン トとキャブマウント用サポートを仮止めする 図 65 。 1 2 1 2 3 4 5 3 4 g028096 図 65 1. キャブ 3. 機体フレーム 2. キャブマウント 4. ゴム製マウント 7. 各取り付けポイントでキャブを機体に固定す るボルト 1/2 x 3 インチ、スチールワッシャ、 ゴム製ワッシャ、ナット 1/2 インチ を使用 する 図 66 。 g027682 図 66 1. ボルト 2. ゴム製ワッシャ 3. センターボンドマウント 8. 4. 5. スチール製ワッシャ ナット それぞれのゴムマウントが 22mm の厚さに圧縮 されるまで各ボルトを締め付ける。 図 67 1. 31 ゴム製マウント 2.
14 最終の接続と試運転を行う 7. ウォッシャー液ポンプのコネクタをボトルの ところにあるポンプに接続する。 8. 機械を始動する。昇降アームを数回上下させ て、オイル漏れがないか点検する。 9. 油圧オイルとラジエター液の量を点検し、必 要に応じて補給する。 必要なパーツはありません。 15 手順 1. キャブマウントサポートをROPSポストに固定 しているボルトとナットを締め付ける。 2. キャブ用の高圧側および戻り側のホースヒー ター用を、後フレームマウントのクイックカッ プラに接続する 図 68。 マニュアルを読む この作業に必要なパーツ 1 オペレーターズマニュアル 1 パーツカタログ 1 納品前検査証 1 品質証明書 1 ジャッキチューブ 2 ジャッキチューブボルト 1 アイレット 1 スペーサ 1 フランジナット ( 1/4 インチ ) 手順 g028090 図 68 1. 3. 高圧側ホース 2.
運転操作 製品の概要 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 安全を第一に 安全についての章に記載されている注意事項をすべ てよく読んでください。オペレータや周囲の人を事 故から守る重要な情報が掲載されています。 危険 ぬれ芝、氷の上、急斜面など滑りやすい場所で は転倒して制御できなくなる危険があります。 クローラを溝などに落として機体が転倒する と、死亡事故などの重大な事故となる危険が あります。 図 69 1. クローラ 5. ドアラッチ 2. 前昇降アーム 6. 燃料タンクのキャップ 3. 4. ワイパー 作業用ライト 7.
アタッチメントの使い方 上げて作業できるような場所に駐車する。ス ペースが狭い場合にはキャブのドアと両側の 窓を外す。各アタッチメントの オペレーター ズマニュアル に従ってアタッチメントの格納 保管を行う。 2. 昇降アームのAフレームが完全に降りているこ とを確認する。 3. フロアプレートのカバーを止めているボルト2 本を取ってカバーを外す 図 72。 アタッチメントでの作業を始める前に オペレーター ズマニュアル を読んでください。 油圧コネクタの接続を行う時には、必ずクイック コネクタにごみや異物が付着していないことを確 認してください。 出力シャフトを錆びさせないよう、常にオイルで保 護してください。 絶対に、アタッチメントを上昇させたまま PTO を 操作しないでください。PTO 駆動ラインからの音 で判断できます。 以下の要領でアタッチメントを取り付ける 1. 機体に既についているアタッチメントを外す。 2. アタッチメントのアダプタの真後ろにマシンを 停車させる。マシンのアダプタを上昇させて アタッチメントのアダプタに嵌め合わせる。 3.
5. 6. 後バンパーチューブの下にジャッキスタンド2 台をセットし、バンパーチューブに接触する かしないかという高さに調整する。 10. 機体左右から中央輪と後輪を外す。 11. ボギーピボットの溶接部を動かせる程度まで フロアジャッキを下降させ、機体の左右で 1/2 インチの平ワッシャとロックナットをスタッ ドに取り付けて指締め状態とする 図 75。 12. フロアジャッキを上昇させて前タイヤからク ローラを外す。 各サイドアクセスカバーを固定しているねじ 左右それぞれ2本を取ってカバーを外す 図 74。 注意 クローラのガイドに指などがはさまれやす い箇所が数多くある。こうした部分に巻き 込まれると大けがをする。 クローラを持つ時は、スチール製ガイド の外側にあるゴム製のクローラ部分を持 つようにすること。 図 74 1. 7. アクセスカバー 左右のボギーピボットの溶接部からロック ナット 1/2 インチ を取り、ピボットのラッ チを外す 図 75 。 13. 機体の反対側のタイヤについても同じ作業を 行う。 14. クローラを機体から外す。 15.
23. キャブから高圧側および戻り側のホースを外 す 図 77 。 図 79 1. 28. 冬フレームに中央タイヤを取り付ける。 29. キャブのフロアにある切込み部にキャブ格納 保管用ジャッキチューブを取り付ける 図 80。 図 77 1. 高圧側ホース 2. 注 ジャッキボルトを締め付ける。テーパの端 部がフロアプレートの穴を抜けてフレームに ちょうど当たったところで締め付けをやめる。 戻り側ホース 24. 汚染防止のためにカップラ同士を相互に接続 する。 25. 機体のクイックカップラにキャップとダスト カバーを取り付ける。 夏用駆動タイヤ 注 接続前に、どのコネクタも汚れていないこ とを確認してください。 26. 機体左右の駆動タイヤの前方で前フレームを 後フレームに固定しているボルト 3/4 インチ 2 本を外す 図 78 。 注 カップラピンはまだ外さないこと。 図 80 1. 図 78 1. 27. ボルト 3/4 インチ 2. カップラピン ジャッキボルト 2. キャブ用ジャッキチューブ 30.
図 83 図 81 1. キャブマウント 2. ROPSポスト 3. 1. カップラピン ボルトとナット 36. 4. ROPSポスト 33. キャブ取り付けボルト2本をゆるめてキャブが 自由にピボットできるようにする。 34. 左右のジャッキチューブについているジャッ キボルト 図 82 を、交互に少しずつ締めこん でゆっくりとキャブの後部を持ち上げ、運転 席の背もたれがキャブの下をクリアできるよ うにする。 37.
1 図 87 g028364 図 85 1. 39. 1. 駆動シャフト 3. ボルト 2. ギアボックス 4. ロールピン 取り付けボルト 3/4 インチ 3本と、ワッシャ、ナット 左側 44. 右側のボルトにアクセスしにくい場合は昇降シ リンダのピンを外し、さらに必要に応じて後 駆動タイヤを外す。 圧力側ホースをバルブへ導く 図 88。 1 注 ボルトを 360 Nm (36.7 kg.m = 265 ft-lbにト ルク締めする。 40. 垂直サポートアセンブリをデッキフレーム後 部またはコンバージョンブラケットに固定し ているボルトナットを外す。 41. コンバージョンブラケットが取り付けられて いる場合にはそれも取り外す。 42. フロアプレートを開く 図 86。 2 3 g028363 図 88 1. 制御バルブ 2. タンクホース 図 86 1. 43. フロアプレート ギアボックスのシャフトに駆動シャフトを差 し込む 図 87。ロールピンを取り付け、ボル トを 2025 Nm2.02.6 kg.
1 4 2 3 5 図 89 G004634 1. デッキ昇降シリンダ 3. ねじ 2. リテーナリング 4. シリンダピン とねじ 47. 図 91 キャブマウントサポートをROPSポストに固定 しているボルトとナットを外す 図 90。 1. 横転保護バーROPS 4. 2. ピン 5. ROPSポスト 3. コッターピン 50. ボルトとナット エンジンを掛け、刈り込みデッキの昇降動作 を何度か行う。 注 オイル漏れがないか、ホースがフレームに こすれていないか、点検する。 夏用装備から冬用装備へのコン バージョン 1. 刈り込みデッキを一番低い刈高にセットする。 注 刈り込みデッキを外して冬用フレームに交 換できるような平らな場所に駐車する。 2. エンジンを停止させる。 3. 各ROPSアセンブリをROPSポストに固定してい るボルト、ナット、ヘアピンコッター、ピンを 取り外す 図 92。ROPSアセンブリを取り外す。 図 90 1. ROPSポスト 2. キャブマウントサポート 1 48.
インチ 2個、ボルト 3/4 x 3–1/2 インチ 2本、 ナット 3/4 インチ 2個を使用する 図 93。 1 注 プレートの穴が前方を向くように取り付 けてください。まだボルトは本締めしないで ください。 2 3 4 G024844 図 95 1. デッキフレーム 3. クレビスピン 2. タップねじ 4. 垂直チューブサポートアセ ンブリ 7. 図 93 1. ROPSポスト 5. 2. キャブマウントサポート シリアル番号が 313000001 よりも大きいトラ クションユニットでは、コンバージョンブラ ケット 左右の区別あり をデッキの左右の後 コーナーに取り付けるタッピングねじ 3/8 x 5/8 インチ を使用する 図 96。 注 ブラケットが後フレームの端を向くように 取り付けてください。 後部バンパーチューブの下に適当なジャッキ をセットし、後タイヤが床から浮き上がるま で車体後部を持ち上げる 図 94。 1 2 3 4 5 7 G024845 6 図 96 1. 6. 後バンパーチューブ 図 94 1. デッキフレーム 5.
図 97 1. デッキ昇降シリンダ 3. ねじ 2. リテーナリング 4. シリンダピン 10. シリンダの前ピボットピンをデッキのフレー ムに固定しているねじ取り外す 図 97。 11. 12. 図 99 1. 駆動シャフト 圧力ホースとタンクホースを固定している ケーブルタイを外す。 2. ギアボックス 前ピボットピンを抜いて、後ピンからシリン ダを抜き取り 図 97。 15. ギアボックスのシャフトから駆動シャフトを 抜き取る。 16. 制御バルブからタンクホースを外す 図 100。 注 ホースのルートからずらしておく。 13. 3 g028363 図 100 図 98 14. ロールピン ヨーク 1 フロアプレートを開いて 図 98支持棒で支え る。 2 1. 3. 4. フロアプレート 駆動シャフトをギアボックスのシャフトに固 定しているキャリッジボルト2本についている ロールピンを取り、キャップスクリュをゆる める 図 99 。 41 1. 制御バルブ 2. タンクホース 3. 高圧側ホース 17.
23. 注 図 103 は、トラクションユニットを下か ら見た図です。 デッキフレームを後フレームに固定している ボルト 3/4 インチ、ワッシャ、ナット 左側に3 組、右側に2組 を外す 図 101。 注 外したボルトのうち4本は後の作業のために 手元に置き、残りは夏のために保管する。 注 ボルトが抜けにくい場合はジャッキを上下 させて調整してください。ボルトが抜けたら ジャッキを完全に降ろしてください。 図 103 1 1. 26. ポンプ 2. 圧力ホース用フィッティング 45度回転させた状態 冬フレームのフロアプレートカバーをフロア に固定しているねじ2本を外して、プレートを 外す 図 104 。 g028364 図 101 1. 取り付けボルト 3/4 インチ 3本と、ワッシャ、ナット 左側 図 104 1. フロアプレートカバー 2. 取り付けねじ g028365 1 27. 図 102 1. 取り付けボルト 3/4 インチ 2本と、ワッシャ、ナット 右側 24. トラクションユニットからデッキとフレーム を前方に抜き出す。 25.
図 105 1. 駆動シャフト 2. フレームチューブ G016166 注 もしキャブ後部の持ち上げ高さが不足し ていてコントロールハンドルをクリアできな い場合は、ジャッキチューブについている ジャッキボルトを左右均等に締めこんでキャ ブ後部を高くする 図 106。 図 107 1. タンクホース 2. 高圧側ホース 29. 駆動シャフトを冬用フレームのギアボックス に接続し、ボルト (5/16 インチ) を 20-25 N·m (2.0-2.6 kg.m = 175-225 in-lb) にトルク締めする。 30. ロールピンを取り付ける 図 108。 4 2, 3 図 106 1. 28. ジャッキボルト ホースは以下のように配設する • • 6 G016205 5 1 タンク側ホースは昇降シリンダの下からシ リンダ取り付けブラケットの間を通してバ ルブへ 図 107 。 図 108 圧力側ホースはPTOシャフトに沿ってバ ルブへ 図 107 。 注 ホースの経路を分かりやすく示すために ホースカバーを外した状態で描いています。 1.
図 111 図 109 1. 1. 夏用駆動タイヤ 32. 冬用タイヤを取り付ける左右それぞれにつき ラグナット2個を使用する。 33. フロアジャッキを調整してフレーム穴 25mm ど うしを整列させ、機体両側にカップラピンを 取り付ける 図 110。 ボルト 3/4 インチ 2. カップラピン 注 後ボルト 3/4 インチ のトルク締めには、後 タイヤを外す必要があります。フレームボル トのトルク締めができたら後輪を取り付け、 ラグナットを 88- 15 N·m (9.0-11.8 kg.m = 65-85 ft-lb) にトルク締めする。 35. 後側の各取り付け部にゴム製のマウントを挿 入する 図 112 。 図 110 1. カップラピン 図 112 34. 必要に応じてフロアジャッキを調整して左右 それぞれにボルト 3/4 インチ を取り付ける 図 111 。 1. 36. 注 ボルトを 359Nm 9.7kg.m = 265ft-lbにトルク 締めする。 44 キャブマウント 2.
図 115 図 113 1. 37. ジャッキボルト 2. 1. キャブ用ジャッキチューブ キャブマウント 2. ROPSポスト 後部取り付けポイントでキャブを機体に固定 するボルト 1/2 x 3 インチ、スチールワッシャ 1/2 x 2–1/2 インチ、ゴム製ワッシャ 1/2 x 2–1/2 インチ、ナット 1/2 インチ を使用する 図 114。 39. 3. ボルトとナット 4. ROPSポスト ジャッキボルトをゆるめて、キャブのフロア にある切込み部からジャッキチューブを取り 外す 図 116 。 注 それぞれのゴムマウントが 22mm の厚さ に圧縮されるまで4本の取り付けボルト全部 を締め付ける。 図 116 図 114 1. 38. ゴム製マウント 1. 2. 2.2 mm 後キャブマウントをROPSポストに固定してい るボルトとナットを締め付ける 図 115。 40. ジャッキボルト 2.
1 2 図 119 G009488 1. 図 117 1. 高圧側ホース 2. タンクホース 41. 機体後部を持ち上げ、後チューブの下にジャッ キスタンド2台を入れた状態で後タイヤが床か ら2.5~7.5cm いた状態を作れるようにする。 42. フロアジャッキを下げて後フレームをスタンド に降ろす。フロアジャッキを前昇降アームのピ ボットチューブの中央部の下にセットする。 43. 46. 前タイヤ 後ホイールと前ハブの上にクローラを注意深 く載せる。クローラにはクローラの回転方向 がプリントされている。V字のパターンが前を 向くようにセットするのが正しい。 注意 クローラのガイドに指などがはさまれやす い箇所が数多くある。こうした部分に巻き 込まれると大けがをする。 各ボギーピボットのスタッドから、平ワッシャ 1/2 インチ と 1/2 インチ を取り外す 図 118。 クローラを持つ時は、スチール製ガイド の外側にあるゴム製のクローラ部分を持 つようにすること。 47. 前タイヤを取り付けやすい高さにフロアジャッ キを調整する。 48.
図 121 50. フロアジャッキを下降させて前輪でフレーム を支えるようにする。 51. ボギーピボットのスタッド 図 121 に平ワッ シャ 1/2 インチ とロックナットを取り付けて 102Nm10.4kg.m=75ft-lbにトルク締めする。 図 123 1. 注 平ワッシャとロックナットを取り付けにく い場合には、フロアジャッキを後バンパーに 移して機体後部を持ち上げてください。 52. 54. フロアプレートカバー 2. 取り付けねじ キャブ用の高圧側および戻り側のホースを、 後フレームマウントのクイックカップラに接 続する 図 124 。 両サイドのアクセスカバーを取り付ける先ほ ど取り外したねじを使用する 図 122。 g028090 図 124 図 122 1. 53. 1. アクセスカバー 先ほど外したねじを使って、冬用フレームの フロアプレートカバーをフロアに取り付ける 図 123 。 47 高圧側ホース 2. 戻り側ホース 55.
保守 推奨される定期整備作業 整備間隔 使用開始後最初の 10 時間 整備手順 • フレーム取り付けボルトのトルク締めを行う。 • ホイール・ナットのトルク締めを行う。 50運転時間ごと • 各グリス注入部のグリスアップを行う。 • タイヤ空気圧を点検する。 200運転時間ごと • ホイール・ナットのトルク締めを行う。 注意 始動キーをつけたままにしておくと、誰でもいつでもエンジンを始動させることができ、危険 である。 整備・調整作業の前には必ずエンジンを停止し、キーを抜いておくこと。 潤滑 グリスアップと注油 50 運転時間ごとにマシンの潤滑作業を行います。ほ こりなどのひどい場所で使用する場合は、整備間 隔を短くしてください。 使用するグリス汎用グリス 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと 1. PTOを解除し、駐車ブレーキを掛ける。 2. エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部 が完全に停止したのを確認してから運転位置 を離れる。 3. グリスニップルをウェスできれいに拭く。 ニップルにペンキが付着している場合には、 必ず落としておく。 4.
電気系統の整備 重要 電気系統の整備を行うときは必ずバッテリー ケーブルを取り外してください。その際、ショー トを防止するため、必ずマイナス ケーブルを先に 取り外してください。 ヒューズの点検 ヒューズについてはキャブに付属する オペレーター ズマニュアル を参照してください。 マシンの電気系統に問題があると思われる場合に は、まずヒューズを点検してください。ヒューズ を1本ずつ手で外して、焼き切れていないか確認し てください。ヒューズの交換が必要な場合には、 必ず 現 在 使 用 中 の も の と 同じタイプ、同じ電流 ヒュ ー ズ の 規 格 が 規格のものを使用してくださいヒ 合わないとマシンの電気系統全体を破損させる恐 れがあります。。 G004971 図 126 注 ヒューズが何度も飛ぶ場合には、その電気回路の どこかにショートが発生していることが考えられま すので専門の整備士に整備を依頼してください。 49
走行系統の整備 3. ボギーピボットの溶接部のロックナットと ワッシャを外す 図 129。 タイヤ空気圧を点検する 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと 50運転時間ごとにタイヤ空気圧を点検する 図 127。 各タイヤの空気圧を 240kPa 2.5kg/cm2 = 35psiに調整 して運転してください。タイヤ空気圧がそろってい ないと十分な走行力が得られません。うまく走れな い場合には、タイヤの空気圧を 344kPa3.5kg/cm2 = 50psiまで上げてみてください。測定はタイヤが冷え ている状態で行うのがベストです。 図 129 1. 4. 後輪の取り外し 機体の後部を持ち上げてクローラを床から約 2.5cm 浮かせる。 2. 各サイドアクセスカバーを固定しているねじ左 右それぞれ2本を取ってカバーを外す 図 128。 後タイヤが外せる程度にクローラがゆるむま で機体前部を持ち上げる。 注 機体の前部を浮かせ、ジャッキスタンド で支持する。 図 127 1. ボギーピボットのスタッドのワッシャとナット 5.
保管 マシンの保管 1. マシン本体とキャブをきれいに洗浄、特に以 下の部分を入念に清掃してください • PTO シャフトアセンブリ • グリス注入部やピボット部 • PTO 出力シャフトのスプラインにさび止 めのオイルを塗る。 2. タイヤ空気圧を点検調整する タイヤ空気圧を 点検する (ページ 50)を参照。 3. ボルトナット類にゆるみながいか点検し、必 要な締め付けを行う。特に、冬用フレームを トラクションユニットに固定しているボルト5 本については、確実にトルク締めする359Nm = 36.7 kg/cm2 = 265ft-lb。 4. グリス注入部やピボット部全部をグリスアッ プし、余分なグリスをふき取る。 5.
メモ 52
メモ 53
組込宣言書 The Toro Company, 8111 Lyndale Ave. South, Bloomington, MN, USA は、以下に挙げるユニットが、以下に列 挙する指令に適合していることをここに宣言しますただし、各ユニットに付属する説明書にしたがって、「適合宣誓 書」に記述されている所定のトロ社製品に取り付けることを条件とします。 モデル番号 30674 30675 シリアル番号 製品の説明 315000001315999999 グランドマスター 7200 シ リーズ芝刈り機用ポーラー 以上 トラックキャブ 315000001315999999 グランドマスター 7200 シ リーズ芝刈り機用ポーラー 以上 トラック・キット 請求書の内容 概要 指示 CAB-POLAR TRAC ポーラートラックキャブ 2006/42/EC. 2000/14/EC GM7200 POLAR TRAC KIT FOR TORO CAB ポーラートラック・キット 2006/42/EC.
米国外のディストリビュータ一覧表 国 電話番号 36 27 539 640 852 2155 2163 82 32 551 2076 ディストリビュータ 輸入販売代理 店 Maquiver S.A. Maruyama Mfg. Co. Inc. Mountfield a.s. コロンビア 日本 チェコ共和国 プエルトリコ 787 788 8383 Mountfield a.s. スロバキア Ceres S.A. コスタリカ 506 239 1138 Munditol S.A. アルゼンチン CSSC Turf Equipment (pvt) Ltd. Cyril Johnston & Co. Cyril Johnston & Co.
Toro 一 般 業 務 用 機 器 の 品 質 保 証 年間品質保証 保証条件および保証製品 Toro 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社の合意に基 づき、Toro 社の製品「製品」と呼びますの材質上または製造上の欠陥に対 して、2年間または1500運転時間のうちいずれか早く到達した時点までの品 質保証を共同で実施いたします。この保証はエアレータを除くすべての製品 に適用されますエアレータに関する保証については該当製品の保証書をご覧 下さい。 この品質保証の対象となった場合には、弊社は無料で「製品」 の修理を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、運賃 が含まれます。保証は「製品」が納品された時点から有効となります。 *アワーメータを装備している機器に対して適用します。 保証請求の手続き 保証修理が必要だと思われた場合には、「製品」を納入した弊社代理店 ディストリビュータ又はディーラー に対して、お客様から連絡をして頂くことが 必要です。連絡先がわからなかったり、保証内容や条件について疑問があ る場合には、本社に直接お問い合わせください。 Toro Commercia