Service Manual
2.全部の油圧接続部が適切に締め付けられていることを確認する。
注 注
注
油圧機器の破損がひどかった場合や異物が混入していた場合には、必ず油圧系統の内部洗浄を行
う油圧系統内部のフラッシュ洗浄(ページ4–53)を参照。
3.油圧タンクに適正量のオイルがあることを確認する。必要に応じて油圧オイルを補給する
ト ラ ク シ ョ ン
ユ ニ ッ ト の オ ペ レ ー タ ー ズ マ ニ ュ ア ル
を参照。
4.走行操作用のリンクが正しく調整されていること、引っかかりや破損がないことを確認する。
5.油圧ポンプのプライミングを行う油圧ポンプのプライミング(ページ4–52)を参照。
重 重
重
要 要
要
機 機
機
体 体
体
を を
を
ジ ジ
ジ
ャ ャ
ャ
ッ ッ
ッ
キ キ
キ
ア ア
ア
ッ ッ
ッ
プ プ
プ
す す
す
る る
る
前 前
前
に に
に
、 、
、
ジ ジ
ジ
ャ ャ
ャ
ッ ッ
ッ
キ キ
キ
ア ア
ア
ッ ッ
ッ
プ プ
プ
手 手
手
順 順
順
(ペ ペ
ペ
ー ー
ー
ジ ジ
ジ
1–5)を を
を
確 確
確
認 認
認
し し
し
注 注
注
意 意
意
事 事
事
項 項
項
を を
を
実 実
実
行 行
行
す す
す
る る
る
。 。
。
6.駆動輪を2輪とも床から浮かせ、車体フレームの下に適切なジャッキスタンドを置いて車体を支える。
注 注
注
意 意
意
機 機
機
体 体
体
が が
が
動 動
動
い い
い
て て
て
落 落
落
下 下
下
し し
し
、 、
、
人 人
人
身 身
身
事 事
事
故 故
故
を を
を
起 起
起
こ こ
こ
す す
す
こ こ
こ
と と
と
の の
の
な な
な
い い
い
よ よ
よ
う う
う
、 、
、
機 機
機
体 体
体
を を
を
必 必
必
ず ず
ず
適 適
適
切 切
切
に に
に
支 支
支
持 持
持
し し
し
て て
て
お お
お
く く
く
こ こ
こ
と と
と
。 。
。
7.エンジンを始動しローアイドル1,400rpmで回転させる。
注 注
注
これにより、チャージポンプとギアポンプが働いて油圧系統にオイルが行き渡る。30秒間たってもオイル
が行き渡った形跡がない場合は、エンジンを停止して原因を究明する。
8.油圧オイルが行き渡るのがわかったら、昇降スイッチを操作してデッキ昇降シリンダの伸縮動作を
数回行う。
9.35秒たってもシリンダが作動しなかったり、ポンプから異音が聞こえたりしたら、直ちにエンジンを停止
し、原因を調べる。以下について点検を行う
A.油圧フィルタや吸入ラインにゆるみはないか。
B.ホースの接続は正しいか。
C.吸い込みラインが詰まっていないか。
D.デッキアタッチメントのリリーフバルブは正常か。
E.ギアポンプは正常か。
10.昇降シリンダが正常に動くのが確認できたら、次のステップ11へ進む。
11.走行レバーを前進・後退それぞれの方向に操作する。車輪が適切に回転することが確認できればよ
い。車輪の回転方向がレバー操作と逆になっている場合は、エンジンを停止し、ホイールモータ部にお
ける油圧ラインの接続が正しいかどうか点検するトランスミッションの取り付け(ページ4–64)を参照。
12.走行コントロールレバーをニュートラル位置に調整する
ト ラ ク シ ョ ン ユ ニ ッ ト の オ ペ レ ー タ ー ズ マ ニ ュ ア ル
を参照。
13.機体を床面に降ろす。
14.トランスミッションやホイールモータの交換や修理を行った場合には、平らな場所で、タイヤがゆっくり回
る程度の速度で10分間程度の走行を行う。
15.約10分間かけて、マシンへの負荷を徐々に最高まで上げる。
16.エンジンを止める。油圧オイルタンク内のオイルの量を点検し、必要に応じてオイルを補給する
ト ラ ク
シ ョ ン ユ ニ ッ ト の オ ペ レ ー タ ー ズ マ ニ ュ ア ル
を参照。
17.接続部にゆるみが出ていないか各油圧機器を点検し、必要な締め付けを行う。
油 油
油
圧 圧
圧
系 系
系
統 統
統
ペ ペ
ペ
ー ー
ー
ジ ジ
ジ
4–54グ グ
グ
ラ ラ
ラ
ン ン
ン
ド ド
ド
マ マ
マ
ス ス
ス
タ タ
タ
ー ー
ー
7200