Operator's Manual

グリスアップ
定期的にトラクションユニットをグリスアップしてくださ
い。通常の使用では50運転時間ごとに全部のベアリングと
ブッシュにNo.2一般用リチウム系グリスを注入します。
注入箇所は:
・リアホイール・ローラのクラッチと外側のボールベアリ
ング:1か所(図33)
・ステアリング・フォークのシャフト ……1か所(図34)
・ロッドの端部:1か所(図34)
・昇降アームのピボット(3か所)とピボット・ヒンジ
(3か所)(図35)
・プルフレームのシャフトとローラ:12か所(図36)
・パワステ・シリンダ(図37)
・昇降シリンダ:3か所(図38)
・速度セレクタ・リンク:3か所(図39&40)
1.グリスに異物が混入しないように、グリスニップルを
きれいに拭く。
2.ベアリング (又はブッシュ) にグリスを注入する。
余分なグリスを拭き取る。
3.カッティングユニットを外した時にはリールモータの
スプライン・シャフトと昇降アームとにグリスを塗布
する。
4.芝刈り作業後の水洗いが終わったら、ピボット部には
SAEエンジンオイルか潤滑剤(WD40)を塗布または
吹き付けする。
始動キーをつけたままにしておくと、誰でもいつでもエンジンを始動させることができ、危
険である。
整備・調整作業の前には必ずエンジンを停止し、キーを抜き、カッティングユニットを降下
させておくこと。
注  意
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