Operator's Manual

2.油量が低ければ補助タンクに対して補給を行う。補給
はゆっくり行う。異なるオイルを混ぜないよう注意す
る。キャップをしめて終了。
油圧回路の汚染を防止するため、オイルの缶を開け
る前に、缶の表面をきれに拭ってください。また、給油ホ
ースや漏斗なども汚れがないようにしてください。
:油圧系の目視点検は入念に行ってください。オイル漏
れ、結合部のゆるみ、部品の脱落、接続や経路ミスな
どに十分注意し、適切な措置をとってください。
タイヤ空気圧を点検する
タイヤは空気圧を高めに設定して出荷しています。運転前
に正しいレベルに下げてください。
ターフの状態に合わせて空気圧を調整します: 適正範囲は
前輪が0.560.8 kg/cm
2
5583 kPa、後輪が0.561.05
kg/cm
2
55103 kPa)です。
ホイールナットのトルク を点検する
運 転
:前後左右は運転席に座った状態からみた方向です。
安全第一
まず、このマニュアルに掲載されている安全上の注意事項
をきちんと読んでください。この機械についてよく知って
おくことがあなた自身や周囲の人を事故から守ることにつ
ながります。
目、耳、手足などに対する防護を行うことをお奨めします。
各部の名称と操作
ブレーキペダル(図18
自動車タイプのメカニカル・ドラムブレーキで各駆動輪
(前輪)に取り付けてあります。
駐車ブレーキボタン(図18
ブレーキペダルを踏み込み、さらにこのボタンを踏むと、
ロックして駐車ブレーキとなります。ペダルをもう一度踏
み込むと解除します。本機を離れるときには必ず駐車ブレ
ーキを掛ける習慣をつけてください。
走行ペダル(図18
走行ペダルには、前進、後退、停止の3つの働きがあり、
右足のつま先とかかとで操作します。ペダル前部を踏み込
むと前進、後部を踏み込むと後退です。前進中にペダル後
部を踏めばブレーキにもなります。ペダルから足をはなせ
ばニュートラル位置となり、車両は停止します。前進中に、
足を休めるつもりで後退側にかかとを乗せないでください
(図19)
芝刈速度(可変); 3.28km/h
移動走行最高速度; 14.1km/h
後退速度; 4km/h
重要
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1.走行ペダル  2.ブレーキペダル  3.駐車ブレーキボタン
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警  告
定期的にホイールナットのトルク締めを行うこと。この
整備を怠ると人身事故につながる恐れがあるので十分注
意する。
運転開始後1〜4時間で1回、また、10時間で1回、
ホイール ナットのトルク締めを行う9.6 12.4 kg.m
その後は200 運転時間ごとにこの作業を行う。
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