Operator's Manual
14
リールと下 刃の 調 整 を行う
リールと下刃の調整は、機体上面にあるベッド・バー調整
ネジで行います。
1. ユニットを水平で平らな作業台の上に置く。
2. ベッド・バー調整ネジ(図10と11)を左に回して、リー
ルと下 刃の 接 触 を完 全 になくす。
1
図10
1. ベッド・バー調整ネジ(グリーンズマスター 1600)
1
図11
1. ベッド・バー調整ネジ(グリーンズマスター 1000)
3. ベッドナイ フとリール が 見 えるように 、ハ ンドル で 機 体
を後ろに傾ける。
4. リール前面の左右いずれかの端を選び、リールと下刃
の間に、長く切った新聞紙片を差し入れる(図12)。
リールをゆっくり前回転させながら下刃調整ネジを締
め る( 新 聞 紙 を 入 れ た 側 の 調 整 ネ ジ を 、1 目 盛 り づ つ
ゆ っ くり と )。新 聞 紙 を 前 か ら( ベ ッド ナ イ フ の 上 面 に
平 行 に )入 れ る と 軽 く 挟 ま れ 、引 き 抜 く の に 少 し 力 が 必
要な程 度に調整する(図11または11)。
図12
注:調整ネジを1目盛り締めるごとに、下刃は0.0178mm
リールに近づきます。調整ネジを締めすぎないように注意
してくだ さい 。
5. 反対側で軽い接触状態になっているかどうかを新聞
片 で 点 検 し 、必 要 に 応 じ て 調 整 す る 。
6. 両側とも調整ができたら最終確認を行う:紙片をリー
ルの前から差し込んだ時にははさむだけ、下から差し
込むと切れるのが適切な調整である(図12)。リール
と下刃のごくわずかの接触で紙が切れなければいけ
ない。接触を強くしないと切れない(リール回転トル
クが0.79Nm(0.08kgm)以上)場合には、鋭利な
刃先を取り戻して精密なカットができるようにバック
ラップか 研磨 を 行うことが 必 要(To r o 研磨 マニュアル
を参照。)