Operator's Manual
図 図
図
58
•ベルトテンションピボット図59
図 図
図
59
•ステアリングシリンダ図60
図 図
図
60
注 注
注
ステアリングシリンダ反対側の端にグリス注
入箇所を作ることができます。その場合、タイ
ヤを外し、ニップルを付け、グリスを注入し、
ニップルを外し、プラグを取り付けます図61。
図 図
図
61
シ シ
シ
ー ー
ー
ル ル
ル
ド ド
ド
ベ ベ
ベ
ア ア
ア
リ リ
リ
ン ン
ン
グ グ
グ
の の
の
点 点
点
検 検
検
ベアリングが、材質上の欠陥や製造上の瑕疵のため
に破損することはめったにありません。ベアリング
が破損する原因で最も多いのは水分などの異物が
シールを抜けてベアリング内部に侵入して内部を破
損させるものです。グリスパックされているベアリ
ングでは、定期的にグリスを注入して内部の異物を
外に押し出してやる必要があります。密 密
密
封 封
封
式 式
式
の の
の
ベア
リングは、製造時に特殊なグリスを封入し、強力な
シールによって内部を保護しています。
密封式のベアリングは、短期的には何の整備も必要
ないので保守作業が軽減され、また、グリスが落ち
てターフを汚すというような事故がありません。そ
のため、整備の手間が省け、またグリスで芝を汚す
ようなリスクもありません。通常の使用では性能に
問題がでることはまずありませんが、万一の不具合
を早期に発見し対処することが重要ですから、定期
的な点検はしていただくようにお願いします。通常
条件ではシーズンに回の点検を行い、破損や磨耗が
発見された場合には交換してください。回転がス
ムーズなこと、作動中に熱を持たないこと、異音が
しないこと、ガタや腐食錆がないことが大切です。
ベアリングは消耗部品です。また、使用環境から
様々なストレス砂、農薬、水、衝撃などを受けます
から、整備の良し悪しによって寿命が大きく変わり
ます。整備不良によるベアリングの破損事故は保証
の対象にはなりません。
注 注
注
ベアリングの寿命は、洗浄手順により長くも短く
もなります。機械各部が高温のときに水をかけない
こと、また、高圧の水や大量の水をベアリングに直
接当てないことが非常に重要です。
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