Operator's Manual
g008904
図 図
図
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注 注
注
ステアリングシリンダ反対側の端にグリス注
入箇所を作ることができます。その場合、タイ
ヤを外し、ニップルを付け、グリスを注入し、
ニップルを外し、プラグを取り付けます図71。
g190872
図 図
図
71
シ シ
シ
ー ー
ー
ル ル
ル
ド ド
ド
ベ ベ
ベ
ア ア
ア
リ リ
リ
ン ン
ン
グ グ
グ
の の
の
点 点
点
検 検
検
ベアリングが、材質上の欠陥や製造上の瑕疵のため
に破損することはめったにありません。ベアリングが
破損する原因で最も多いのは水分などの異物がシー
ルを抜けてベアリング内部に侵入して内部を破損させ
るものです。グリスパックされているベアリングでは、
定期的にグリスを注入して内部の異物を外に押し出し
てやる必要があります。密 密
密
封 封
封
式 式
式
の の
の
ベアリングは、製造
時に特殊なグリスを封入し、強力なシールによって
内部を保護しています。
密封式のベアリングは、短期的には何の整備も必要
ないので保守作業が軽減され、また、グリスが落ちて
ターフを汚すというような事故がありません。そのた
め、整備の手間が省け、またグリスで芝を汚すようなリ
スクもありません。シールドベアリングパッケージは、
普通に使用している限り寿命まで十分に良好な性能を
発揮しますが、定期的に点検を行って万一の大きなトラ
ブルを防止しましょう。シーズンごとにベアリングを点検
し、破損や大きな摩耗が見られたら交換してください。
回転がスムーズなこと、作動中に熱を持たないこと、異
音がしないこと、ガタや腐食錆がないことが大切です。
ベアリングは消耗部品です。また、使用環境から様々
なストレス砂、農薬、水、衝撃などを受けますから、
整備の良し悪しによって寿命が大きく変わります。整
備不良によるベアリングの破損事故は保証の対象に
はなりません。
注 注
注
ベアリングの寿命は、洗浄手順により長くも短くもな
ります。機械各部が高温のときに水をかけないこと、ま
た、高圧の水や大量の水をベアリングに直接当てない
ことが非常に重要です。
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