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Instruction Sheet
取扱説明書
408-8547-1
Rev B 3 of 5
トッパ/ロケータが端子のスロットの位置に入りま
す。ロケータがダイスと平らになった事を確認し
て下さい。Fig. 1 と Fig. 2 を参照。
5. この位置で端子を保持しながら、インスレーショ
ンアンビルがインスレーションクリンパーに入り
込むまでハンドルを握って下さい。(通常はラチェ
ットの音が 2 回するまで握って下さい。)この時、
端子のインスレーションバレルやワイヤバレルは
変形させないで下さい。
6. 被覆むきした芯線の先端をロケータの下を通して
芯線圧着部に挿入します。絶縁被覆が電線ストッ
パ/ロケータに当って止った所が適正位置です。
7. 電線をそのまま保持して、ラチェットが開放され
るまでハンドルを締めつけると圧着は完了します。
8. ハンドルを完全に開き、手動工具より端子を除い
て下さい。
5.
絶縁被膜部圧着高さの調整手順
絶縁被膜部圧着高さの調整手順絶縁被膜部圧着高さの調整手順
絶縁被膜部圧着高さの調整手順
このタイプの多くの圧着手動工具において、絶縁被
覆部の圧着高さは絶縁被覆調整ノブを回転させて調
整出来ます。(Fig.1 参照)絶縁部圧着の機能は電線
の絶縁部をしっかり保持することです。適切な絶縁
被覆部の圧着を決めるために絶縁部の外径に対応し
た位置を用いて下さい。(1)-小、(2)と (3)-中位 (4)
大で調整出来ます。もし絶縁部バレルがきつ過ぎた
り緩過ぎたりする場合、適切な設定に調整ノブを引
き上げて回転させて変更を行なって下さい。
6.保守・維持管理方法
.保守・維持管理方法.保守・維持管理方法
.保守・維持管理方法
安定した正しい圧着状態を維持するため定期的に保
守・点検を行う事を推奨致します。少なくとも毎月 1
回は点検を行って下さい。また、点検の回数は以下
の条件を考慮し決定して下さい。
・使用頻度、圧着回数
・使用環境(埃、異物)
・作業者の熟練度
・貴社の作業標準等の規程
工具は出荷前に調整、検査されておりますが、輸送
時のダメージを検査するために入手後すぐ検査する
ことを推奨致します。
6.1. 日常点検
日常点検日常点検
日常点検
1.清潔なブラシや柔らかい布で、工具をきれいに拭
いて、ほこり、湿気および他の汚染物質を取除い
て下さい。工具を傷めるような硬いブラシや溶剤
は使わないで下さい。
2.リテーニングリングが正しくピンを止めているか
確認して下さい。Fig.4 を参照
3. 全てのピン、軸受け、摺動面に薄く注油して下さ
い。油は SAE#20 相当の機械油を使用し、付けす
ぎないように注意して下さい。
4.工具を使用しないときはダイスにゴミが入らない
ようにハンドルを閉じ、清潔で乾燥した場所に保
管して下さい。
6.2. 注油
注油注油
注油
全てのピン、軸受け、摺動面に薄く注油して下さい。
油は SAE#20 相当の機械油を使用し、下記に従って
注油して下さい。
毎日生産に使用している場合 毎日注油
毎日保守程度使用している場合 毎週注油
周に 1 回程度使用している場合 毎月注油
余分の油は拭き取って下さい。特に圧着部に余分の
油が付着していると圧着性能に悪影響を及ぼすこと
があります。
6.3.
定期検査
定期検査定期検査
定期検査
1. ハンドルを閉じた状態で手動工具を市販の洗浄剤
を浸して手動工具に堆積しているゴミ、油や異物等
を取り除いて下さい。
2. ハンドルをラチェットが解放するまで閉じ、ハン
ドルを一杯に開きます。もしハンドルがスムーズに
一杯に開かない場合はハンドルのスプリングが弱
くなっているので交換する必要があります。第 5
項を参照して下さい。