Dell EMC XC Xpress Hyper-Converged Appli ance Deployment Guide for AHV 本書には、Dell EMC XC430 Xpress 導入についての情報が記載されています。 Dell EMC Engineering 2017 年 6 月 Dell EMC Deployment and Configuration Guide
Revisions 2 日付 説明 2017 年 6 月 初版発行 Dell EMC XC Xpress Hyper-Converged Appliance Deployment Guide for AHV | A00
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目次 Revisions ............................................................................................................................................................................................ 2 1 2 概要............................................................................................................................................................................................... 7 1.1 はじめに ................................................................................................
6.2 検出されたアプライアンスの表示 .............................................................................................................................. 24 6.3 クラスタの定義 .............................................................................................................................................................. 26 6.4 アプライアンスのセットアップ .................................................................................................................................. 27 6.5 イメージの選択 ................
0.7 Prism でのネームサーバ(DNS)のセットアップ .................................................................................................. 42 0.8 ベアメタルリカバリイメージの作成 .......................................................................................................................... 43 トラブルシューティングについて ................................................................................................................................................ 46 1.1 Foundation Applet に関する問題 ..................................
1 概要 Dell EMC XC R430 Xpress システムは、Nutanix ソフトウェアを組み込んだ Dell EMC XC R430 に基づくハ イパーコンバージドアプライアンスです。Dell EMC XC R430 Xpress のハードウェアプラットフォームは、 Intel Xeon v4 プロセッサ 2 個、DIMM 最大 12 枚 、SSD 1 台、HDD 3 台をサポートします。XC Xpress ソ リューションは Dell EMC XC アプライアンスと Nutanix のソフトウェア(仮想アプライアンスとして使 用)で構成され、クラスタ環境に導入された単一のアプライアンスにコンピュータ、ストレージ、ネットワ ークを統合することで、仮想化をシンプル化します。詳細については、Dell.com/xcseriesmanuals を参照 してください。また、QRL サイトのマニュアルや説明用ビデオに素早くアクセスできる QRL もあります。 1.
オールフラッシュドライブなし(オール SSD 構成な し) 1.2 XC430 Xpress の IT インフラストラクチャについて XC430 Xpress アプライアンスは、IT スタッフが少人数でも IT インフラストラクチャ全体でのインストール や管理ができるように設計されています。ここでは、管理ネットワークと実稼働ネットワークがあることが 前提です。 警告: コントローラ VM(CVM)とホストアプライアンスとの間のネットワーク通信は、プライベート仮想 ネットワーク上で IP サブネット 192.168.5.x を使用します。実稼働ネットワークや iDRAC 管理ネットワー クには、IP サブネット 192.168.5.
2 ハードウェアの取り付け 以降の作業を行う前に、導入チェックリストのすべての項目に記入する必要があります。 2.1 設置の概要 次のタスクは、XC Xpress の設置プロセスの概要と、それ以降の各タスクの詳細を示しています。 Dell EMC XC430 アプライアンスを開梱します。 Dell EMC XC430 Xpress アプライアンスをラックに取り付けます。ラックへのサーバの取り付けの詳細につ いては、お使いのラックソリューションに同梱のラックマニュアルを参照してください。 ネットワークインタフェース接続を適切なネットワークスイッチに接続します。 各サーバを電源コンセントに接続します。 電源ボタンを押してシステムに電源を投入します。 2.2 アプライアンスの開梱 アプライアンスを開梱する前に、次に示すマニュアルをお読みください。マニュアルは Dell.com/xcseries manuals にあります。この製品のサポートマトリックスには、導入を正しく行うために必要なソフトウェア とファームウェアのバージョンが記載されています。サポートマトリックスは、Dell.
2.
2.3.1 Dell EMC XC430 Xpress と 1 Gbe スイッチ これは、エントリレベルの 1 Gbe スイッチのみの構成に使用します。 1 Gbe スイッチへの Dell EMC XC430 Xpress の接続。 1. 管理ネットワーク(iDRAC ネットワーク) 2.3.2 2. 実稼働ネットワーク Dell EMC XC430 Xpress と 10 Gbe スイッチ これは、10 Gbe 構成に使用します。 10 Gbe スイッチへの Dell EMC XC430 Xpress の接続。 1. 管理ネットワーク(iDRAC ネットワーク) 2.4 2.
2.5 アプライアンスへの電源投入 設定されているアプライアンスの電源ボタンを押します。電源ボタンは Dell EMC XC430 Xpress アプライ アンスの前面にあります。アプライアンスの電源がオンになると、電源 LED が点灯します。 このモデルの説明と他の関連情報については、『Dell EMC XC430 Xpress Hyper-Converged Appliance Ser vice and Installation Manual(Dell EMC XC430 Xpress ハイパーコンバージドアプライアンスのサービスお よび設置マニュアル)』を参照してください。 Dell.
3 リモートネットワークアクセス用の iDRAC の設定(推奨) iDRAC ネットワーク設定を構成してリモートアクセスを有効にするには、次のオプション手順を使用しま す。このタスクは、次のものがあることを前提としています。 メモ: IP アドレスを iDRAC に割り当ててからは、ブラウザを開いて、iDRAC に割り当てた IP を参照する ことができます。 • Xpress アプライアンスに一時的に接続するモニター、キーボード、マウス。あるいは、KVM over I P を使用して接続します。 • IP アドレス、サブネットマスク、ゲートウェイ: (オプションで)DNS サーバの IP アドレス 物理キーボード、マウス、モニターをアプライアンスの該当ポートに接続します。 アプライアンスの電源をオンにし、F2 を押して System Setup(セットアップユーティリティ)を起動しま す。 13 Dell EMC XC Xpress Hyper-Converged Appliance Deployment Guide for AHV | A00
System Setup(セットアップユーティリティ)ページで、iDRAC Settings(iDRAC 設定)をクリックし ます。 iDRAC Settings(iDRAC 設定)ページで、Network(ネットワーク)をクリックします。 以下の項目を次のように設定します。 Enable NIC(NIC の有効化)を Enabled(有効)に設定します。 NIC Selection(NIC 選択)を Dedicated(専用)に設定します。 Enable IPMI Over LAN(IPMI Over LAN の有効化)を Enabled(有効)に設定します。 14 Dell EMC XC Xpress Hyper-Converged Appliance Deployment Guide for AHV | A00
メモ: 現時点では、iDRAC の IP 情報を設定する必要はありません。この設定は、クラスタ作成時に行う ことができます。 iDRAC Settings(iDRAC 設定)メニューをスクロールダウンし、IPv4 Settings(IPv4 設定)を行いま す。ここで、iDRAC の IP アドレスを設定できます。 iDRAC Settings(iDRAC 設定)ページに戻るため、Back(戻る)をクリックします。 System Setup(セットアップユーティリティ)ページに戻るため、Finish(終了)をクリックします。 変更を保存するため、Yes(はい)をクリックします。 設定が正常に保存されたことが表示されたら、Yes(はい)をクリックします。 メモ: 次のタスクは、iDRAC Web インタフェースから起動されたリモート仮想コンソールを使用した設定 を示しています。また、直接接続されたモニターを使用して各サーバを設定し、オペレーティングシステム をインストールするための ISO ファイルがある起動可能 USB デバイスで起動することもできます。 この時点で、System Setup(セットアップユ
メモ: この手順を実行するには、接続されたアプライアンスのリモート管理に使用する管理ワークステーシ ョンに Java Runtime Environment(JRE)がインストール済みであることが必要な場合があります。管理 ワークステーションがデフォルト設定で起動しない場合は、Settings(設定) を選択し、Java オプション を選択します。Java バージョン8(1.8.
4 クラスタのセットアップの準備 次の手順は、アプライアンスではなく管理ワークステーションを使用して実行します。クラスタのセットア ップ用の管理ワークステーションを、XC Xpress アプライアンスがあるのと同じ実稼働ネットワークサブネ ットに接続します。本項を開始する前に、導入チェックリストへの記入を完了し、付録にある前提条件の項 を読んでおきます。何らかの問題がある場合は、技術サポートに問い合わせる前に、「トラブルシューティ ング」の項を参照してください。 次のタスクは、それぞれ以降の項で詳しく説明します。 4.
Java を「高」に設定して設定セキュリティを低くすることが必要。 OK をクリックします。 4.
4.3 Nutanix Support Portal のセットアップ Nutanix サポートを初めて使用する場合は、Nutanix Support Portal 上で個人プロファイルを作成します。 個人プロファイルを作成すると、ライセンスとユーザーアカウントの管理や、ナレッジベース記事と製品マ ニュアルへのアクセスができるようになります。Nutanix Support Portal 内では、クラスタ/資産に関連付け る破損時補償/管理者の連絡先情報を追加するよう求められます。このアカウントでは、Prism を使用できる ユーザーのリストと同じユーザーリストを管理します。 メモ: Nutanix カスタマーポータルは、高度な Nutanix マニュアルの一部にアクセスする際にも必要です。 Nutanix Support Portal をセットアップするには、次のタスクを完了します。 http://portal.nutanix.
4.4 Foundation Applet のダウンロード Nutanix アカウントを作成したら、次の操作を実行して Foundation Applet をダウンロードします。 Nutanix ポータル(https://portal.nutanix.com)にサインインします。 ツールバーから、Downloads(ダウンロード) > Foundation を選択します。 Foundation Applet をダウンロードするため、Foundation ページで discovery applet(アプレットの検 索)リンクをクリックします。 FoundationApplet-offline.zip というファイルが、お使いのシステムへローカルにダウンロードされます。 このダウンロードファイルを、お使いの管理ワークステーション上のフォルダに保存します。 4.
https://dell.com/xcseriesmanuals に移動します。 お使いの Xpress アプライアンスを選択します。 左サイドで Drivers & Downloads(ドライバとダウンロード)をクリックし、Applications(アプリケーシ ョン)までスクロールダウンして、PowerTools Fabric Manager を選択します。 DellPowerToolsFabricManager.msi をダウンロードして任意の場所に保存し、このツールを管理ワークステ ーションにインストールします。 インストーラは 3 つのファイル README、libssh2.dll、ptfmcli.exe を C:\Dell_OEM\DellPowerTo olsFabricManager フォルダにコピーします。 メモ: このツールと dll は、同じディレクトリ内に置いておくl必要があります。 『Dell PowerTools Fabric Manager for XC Series User’s Guide(XC Series 向け Dell PowerTools Fabric Manage
5 Dell PowerTools Fabric Manager について Dell PowerTools Fabric Manager は、ネットワークの準備状況を確認して円滑に導入されるようにするため の要件を検証し、レポートします。このツールは管理ワークステーションを使用して実行します。このツー ルは、ネットワークスイッチが検証済みのスイッチであるか確認すると共に、導入を開始できるようネット ワーク構成設定が準備できているか検証します。 この時点で、PowerTools Fabric Manager を実行してスイッチを検証します。PowerTools Fabric Manager の詳細については、『Dell PowerTools Fabric Manager for XC Series for XC Series User’s Guide(XC Seri es 向け Dell PowerTools Fabric Manager ユーザーズガイド)』(Dell.
6 クラスタの作成について 次のタスクは、Nutanix Foundation を使用したクラスタ作成の詳細について概要を示しています。以降の項 で必要な情報については、導入チェックリストを参照してください。 6.1 Nutanix Foundation Applet を使用したアプライアンスの検出 Nutanix Foundation Applet には、XC430 Xpress アプライアンスを検出するためのグラフィカルユーザーイ ンタフェースがあります。 管理ワークステーションから、Nutanix Foundation の zip ファイルをダウンロードしたフォルダに移動しま す。 すべてのファイルを同じフォルダに解凍します。 nutanix_foundation_applet.
シリアル番号とステータスを表示する Nutanix Foundation Launcher ダイアログボックス。 Foundation Applet で、ステータスが「Free」の XC Xpress アプライアンスを 1 つ選択し、Launch Found ation(Foundation の起動)をクリックします。 6.
検出されたすべての XC Xpress アプライアンスの表示。 このクラスタに含める Xpress アプライアンスのサービスタグの横にあるチェックボックスを選択します。 ネットワークインタフェースが自動的にチェックされます。 メモ: 1 つの XC R430 Xpress クラスタに含められるアプライアンスの数は最大 4 台です。 メモ: デフォルトの冗長性係数は 2 であり、XC Xpress 構成ではこの値を変更できません。 次へ をクリックします。 25 Dell EMC XC Xpress Hyper-Converged Appliance Deployment Guide for AHV | A00
6.
Network(ネットワーク)ボックスで、お使いのネットワークの IP アドレスを入力します。 Gateway(ゲートウェイ)ボックスで、お使いのゲートウェイの IP アドレスを入力します。 CVM Memory(CVM メモリ)ボックスでは、メモリ設定を変更しません。デフォルトのままにしておきま す。 Post Imaging Tests(イメージング後のテスト)は、未選択のままにします。Enable Testing(テストの 有効化)ボックスは選択しません。 次へ をクリックします。 6.
6.
Image Selection(イメージの選択)画面。 Image Selection(イメージの選択)画面で Skip(省略)をクリックします。 メモ: ハイパーバイザは工場出荷時にインストール済みです。変更しないでください。 重要: 「Select Image(イメージの選択)」の項は、慎重に進めてください。お使いのハイパーバイザープ リファレンスは工場出荷時にインストール済みであり、イメージ選択のプロセスは省略する必要がありま す。 6.
Cluster Creation Status(クラスタ作成ステータス)にあるイメージプロセスを確認します。 このプロセスは、構成によっては約 15 分かかります。log(ログ)リンクを使用して、クラスタ作成の進行 状況を監視します。 完了すると、次の画面が表示されます。 クラスタ作成が正常に完了したことを示す画面。 Create Cluster(クラスタの作成)画面で Prism をクリックして、新しい Web ブラウザを起動します。 そして、次の項「Prism を使用したクラスタの管理」に進みます。 クラスタの作成が正常に完了しない場合は、Dell EMC のサポートに問い合わせる前に、「トラブルシュー ティング」の項を参照してください。 30 Dell EMC XC Xpress Hyper-Converged Appliance Deployment Guide for AHV | A00
メモ: PULSE を有効にした場合、ケースの自動作成のために、クラスタは外部 Pulse サーバに接続できる ようになっていることが必要になります。お使いのネットワークレイアウトで可能な場合は、HTTP プロキ シの設定を外部通信用に構成します。 6.6.1 PULSE についての把握 この項では、導入チェックリストで概要を示している 2 つの Nutanix ナレッジベース記事を既に読んだこと を前提としています。PULSE について把握するには、これらのナレッジベース記事を参照してください。 6.6.
7 Prism を使用したクラスタの管理 重要: おめでとうございます。クラスタが作成されました。Dell EMC では、Prism にログインして 1 クリ ックによるアップデートを使用し、最新の推奨 AOS バージョンをインストールすることが推奨されます。 新規作成したクラスタを実稼働に配備する前にアップデートを実行することが強く推奨されています。Pris m を使用して AOS をアップデートする方法については、『Acropolis Administrators Guide(Acropolis 管 理者ガイド)』を参照してください。 Nutanix Prism は、XC クラスタを対象とした 1 クリックによるインフラストラクチャ管理インタフェースで す。Prism は、シンプルで優れた方法で仮想環境を管理できます。 デフォルトの資格情報でログインするには、次を使用します。 • Login: admin • パスワード: admin Nutanix Prism へのログイン このパスワードは直ちに変更するよう求められます。お使いのパスワードセキュリティ手順に従って、パス ワードを保存します。
7.
7.
8 困ったときは 8.1 デルへのお問い合わせ デルでは、複数のオンラインと、電話ベースのサポートおよびサービスオプションを用意しています。イン ターネットにアクセスできない場合には、注文書、配送伝票、請求書、または Dell 製品カタログにある、お 問い合わせ情報をご利用ください。利用できる手段は国や製品により異なる場合があります。また、地域に よっては一部のサービスがご利用できない場合もあります。デルのセールス、テクニカルサポート、または カスタマーサービスへは、次の手順でお問い合わせいただけます。 Dell.
サービスタグの位置 8.3 Quick Resource Locator(QRL) Quick Resource Locator(QRL)を使用すると、システム情報とハウツービデオに迅速にアクセスできま す。これを行うには、Dell.com/QRL にアクセスするか、スマートフォンまたはタブレットからマニュアル に記載されているモデル固有のQuick Resource(QR)コードを使用します。QR コードを試用するには、次 のイメージをスキャンします。 Quick Resource Locator(QRL) 8.4 マニュアル マニュアルは Dell.
インストールの必要条件 0.1 AHV のインストール要件 Dell EMC Xpress ソリューションには、次のものが必要です。それぞれの詳細は、以降のセクションにあり ます。 0.
Gear(歯車)メニュー(メインメニューのオプションを参照)で、NTP Servers(NTP サーバ)を選択し ます。 NTP Servers(NTP サーバ)ダイアログボックスで、次のいずれかを行います。 NTP サーバを追加するため、NTP Server(NTP サーバ)ボックスにサーバの IP アドレスまたは完全修飾 ホスト名を入力して、Add(追加)をクリックします。名前またはアドレスが、NTP Server(NTP サーバ) フィールドの下にある HOST NAME OR IP ADDRESS(ホスト名または IP アドレス)リストに追加されま す。 NTP サーバのエントリを削除するには、Servers(サーバ)リストで、そのサーバの削除(x)アイコンをク リックします。 表示されるダイアログボックスで操作を確認します。OK をクリックしてください。サーバがリストから削 除されます。 閉じる をクリックします。 0.
• XC ストレージクラスタには、15 文字以下の名前を割り当てる必要があります。この名前は、スト レージクラスタをドメインに参加させるときに、DNS サーバに追加する必要があります。 39 Dell EMC XC Xpress Hyper-Converged Appliance Deployment Guide for AHV | A00
0.
実稼働ネットワーク Dell EMC では、実稼働ネットワークには冗長性のあるトップオブラック(TOR)スイッチを推奨します。 この選択は、Dell EMC XC430 Xpress 用に選択されているネットワークドーターカード(NDC)に基づきま す。NDC と NIC ケーブル接続に関する推奨要件のリストについては、『Dell EMC XC Xpress Series Hyper -converged Appliance Support Matrix(Dell EMC XC Xpress Series ハイパーコンバージドアプライアンス サポートマトリックス)』を参照してください。 次のスイッチ設定が必要です。 • Ipv6 リンクローカルのユニキャストとマルチキャストを有効にします。 • スパニングツリープロトコルを無効にします。詳細については、対応する TOR スイッチのマニュア ルを参照してください。Cisco TOR の場合は portfast を有効にします。 • Dell EMC では、すべてのスイッチポートで、導入に向けてデフォルトの VLAN アクセスを有効にす るよう推奨しま
警告: 書き込み集中型のソフトウェアをさらに SATADOM 起動ディスクに追加すると、設計された仕様を 超えてデバイスが摩耗し、その結果として早期にハードウェア障害が発生します。 0.6 Prism での HTTP プロキシのセットアップ HTTP プロキシは PULSE に必要であると共に、外部接続にも必要です。 Prism にログインします。 Gear(歯車)アイコンをクリックします。 HTTP Proxy(HTTP プロキシ)を選択します。 New Proxy(新規プロキシ)を選択します。必要な情報を入力します。 メモ: ユーザー名とパスワードが必要になるのは、プロキシサーバで必要とされる場合のみです。 Save(保存)をクリックします。 0.
Gear(歯車)アイコンをクリックします。 Name Servers(ネームサーバ)を選択します。 Server Host name or IP Address(サーバのホスト名または IP アドレス)(DNS IP)をアドレスに指定 してから、Add(追加)をクリックします。 閉じる をクリックします。 0.
警告: RASR USB バックアップディスクを使用してアプライアンスに工場出荷時への復元を実行すると、ア プライアンスに保存されているすべてのデータが破壊されます。 44 Dell EMC XC Xpress Hyper-Converged Appliance Deployment Guide for AHV | A00
RASR USB キーを作成するには、次の手順を実行します。 アプライアンスの利用可能な USB スロットのいずれかに、16 GB 以上の USB ディスクデバイスを挿入しま す。 IDRAC コンソールで、SD カードから起動します。 Local SD Card(ローカル SD カード)を選択します。 起動すると、RASR リカバリ画面が表示されます。 Option 2 – creating USB key(オプション 2 – USB キーの作成)を選択します。 メモ: USB デバイスの速度によっては、このプロセスに 20 分以上かかる場合があります。 メモ: iDRAC のコンソールでは、復元が正常に完了したことが確認できます。 45 Dell EMC XC Xpress Hyper-Converged Appliance Deployment Guide for AHV | A00
トラブルシューティングについて 導入中に発生するおそれがある問題については、このトラブルシューティングの項を用いて解決します。Del l EMC カスタマーサポートに問い合わせる前に、次の手順を使用してください。 1.1 Foundation Applet に関する問題 管理ワークステーションから Nutanix Foundation Applet を起動できない。 Nutanix Foundation Applet 起動時のエラー。 Nutanix 推奨 JRE が管理ワークステーションにインストールされているようにします。「Java Runtime Envi ronment のダウンロード」を参照してください。 FoundationApplet-offline.
1.
ポート 13000 上の UDP(Nutanix 検出プロトコル) ポート 8000 上の TCP(Foundation GUI) 9442 上の TCP(プロキシ) 9443 上の TCP(アプレット制御) すべてのアプライアンスがオンになっていて、両方の電源装置が正しく接続され、どの電源装置でもライト が黄色に点滅していないようにします。 各アプライアンスで、初回の起動が正しく完了しているようにします。 C:\Program Files\Nutanix\Logs に移動して、first_boot.log ファイルを開きます。 最後の行「Marking first boot script run as a success(初回起動スクリプトが正常に実行されたことを記 録)」が、そのファイル内にあることを確認します。 初回起動スクリプト(FTBU)が正常に完了した後、5 分待ってから、Nutanix Foundation Applet を起動し ます。Nutanix 初回起動スクリプトの手順は、項 4.
クラスタの作成に失敗。 クラスタの作成が正常に完了しない場合は、Dell EMC テクニカルサポートに問い合わせる前に、次のオプ ションを試行してください。 最新の設定を使用して、イメージングに失敗したアプライアンスを再試行します。 イメージングの再試行が失敗した場合は、ログファイルを収集し、Dell のカスタマサポートに問い合わせて ください。 Cluster Creation Status(クラスタ作成のステータス)表の Log(ログ)で、該当するログ ファイルへのリンクをクリックします。 49 Dell EMC XC Xpress Hyper-Converged Appliance Deployment Guide for AHV | A00
クラスタが正常に作成されなかったときのログの例。 Dell EMC テクニカルサポートに問い合わせます。 警告: このプロセスは、実稼働システムでは実行しないでください。アプライアンス上のデータが破壊さ れ、復元できません。工場出荷時へのリセットを行うと、システムは工場出荷時の状態に戻ります。 1.
• 管理ワークステーションのファイアウォールがポートをブロックしている • スイッチがポートをフィルタリングしている • 管理ステーションが、アプライアンスとは異なる VLAN またはサブネット上にある ポートが開いているようにします。Nutanix Prism で HTTP プロキシが設定されていることを確認します。 HTTP プロキシの管理の詳細については、「Prism での HTTP プロキシのセットアップ」の項を参照してく ださい。 51 Dell EMC XC Xpress Hyper-Converged Appliance Deployment Guide for AHV | A00
導入チェックリスト インストールの前に、このワークシートを使用して導入データを収集します。 Xpress マニュアル(Acropolis ガイドを含む)の詳細については、Xpress Support Matrix(Xpress サポー トマトリックス)(www.dell.com/xcseriesmanuals)を参照し、お使いの Xpress アプライアンスを選択し てください。 2.
IP アドレス(アプライアンスごと) アプライアンス 1 アプライアンス 2 アプライアンス 3 アプライアンス 4 (該当する場合 *) サービスタグ CVM IP ハイパーバイザー の IP iDRAC IP *該当する場合とは、アプライアンス 4 台の構成である場合を意味します。最小要件は、アプライアンス 3 台です。 53 Dell EMC XC Xpress Hyper-Converged Appliance Deployment Guide for AHV | A00
ネットワーク IP アドレス(クラスタごと) 警告: コントローラ VM(CVM)とホストアプライアンスとの間のネットワーク通信は、プライベート仮 想ネットワーク上で IP サブネット 192.168.5.x を使用します。実稼働ネットワークや iDRAC 管理ネット ワークには、IP サブネット 192.168.5.
プロキシ設定 (必要な場合) 55 Dell EMC XC Xpress Hyper-Converged Appliance Deployment Guide for AHV | A00
ダウンロード Nutanix Foundation App let をダウンロード済み Java Runtime Environm ent(JRE)8(1.8.
デフォルトの AHV ログイン資格情報 (AHV のみ) 57 Dell EMC XC Xpress Hyper-Converged Appliance Deployment Guide for AHV | A00
Nutanix 管理アカウントのユーザー ユーザー名 ユーザー名 ユーザー名 ユーザー名 登録と構成のオプション Nutanix ポータル登録 設定済み iDRAC (すべてのアプライア ンス) 設定済み DNS 設定済み NTP Acropolis のアップデ メモ: Dell EMC では、新規作成したクラスタを実稼働に加える前 ート に AOS のバージョンをアップデートするようお勧めします。Pris (1 クリックアップデ m を使用して AOS をアップデートする方法については、Nutanix ート) の Acropolis Administrator’s Guide(Acropolis 管理者ガイド)を 参照してください。 設定済み Active Direct ory(Hyper-V) このソリューションの導入を試みる前に読むナレッジベース記事 000004093 What is in a Pulse submission to Nutanix?(Nutanix への Pulse 送信には何が 含まれているか?) 000002595 Nutanix Support Servi
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