Users Guide
して機能します。ITA は、リモートで管理するシステムグループの識別に役立ち、すべてのシステムをまとめて表示し、中央の起動ポイントからシステム管理を実現します。
kernel
「カーネル」という用語は、ハードウェアアブストラクションレイヤ、ディスク、ファイルシステムの制御、マルチタスキング、ロードバランシング、ネットワーキング、セキュリティ強化を提供する、オ
ペレーティングシステムの最も基本的な層を指します。カーネルは、完全なオペレーティングシステムではありません。Linux カーネルを基に構築されたシステムが、一般に Linux オペレーティング
システムとして知られています。
OpenIPMI
Open Source Intelligent Platform Management Interface の頭字語。Intelligent Platform Management Interface (IPMI) 仕様は、コンピュータのハードウェアおよびファー
ムウェアに共通インタフェースのセットを定義するもので、システム管理者はこれを利用してシステムの正常性を監視しながら、システムを管理できます。OpenIPMI は次の 2 つの主要部品で構成
されており、一つは、Linux カーネルに搭載されるデバイスドライバです。もう一つは、IPMI の大まかな抽象と、どのオペレーティングシステムでも使用できる汎用サービスを提供するユーザーレベ
ルのライブラリです。
SUU
Dell OpenManage Server Update Utility の頭字語。SUU はシステムに必要なアップデートを検出して適用するアプリケーションの 1 つです。SUU を使用すると、Dell システムをアップデ
ートしたり、SUU がサポートしているシステムに使用できるアップデートを確認したりできます。SUU はシステムに現在インストールされているコンポーネントのバージョンを、『Dell Server
Updates DVD』に収録されたアップデートコンポーネントと比較します。比較した後、バージョン間の比較レポートが表示され、必要に応じてコンポーネントをアップデートできます。
インタラクティブモード
CLI からインタラクティブに DUP をインストールする方法。インタラクティブモードでは、テキストインターフェイスはユーザーにシステムを今すぐ再起動するか、バージョン番号が現在インストールさ
れているものと同じでもパッケージを適用するか、などの質問をし、その答えをユーザーに求めます。
再構成
--rebuild オプションは、support.dell.com からダウンロードした元の DUP でサポート / テストされている以外の Linux オペレーティングシステムや実行しているカーネルをサポートできるよう
に、DUP を修正するプロセスです。
システムソフトウェアコンポーネント
パッチ管理を効率的に行うために、望ましいソフトウェアのバージョンをアップデートする必要のあるソフトウェアのエレメント The following list includes components which are updated:
l システム BIOS
l システムファームウェア。Embedded Server Management (ESM) ファームウェアとしても知られる。
l Dell Remote Access Controller(DRAC)5
l PowerEdge™ Expandable RAID Controller (PERC) ファームウェアおよびデバイスドライバ
l NIC (ネットワークインタフェースカード)ドライバ
デジタル署名
デジタル署名は文書の署名者の身元を認証するために使われ、元の内容が変更されていないことを保証します。これは、デジタル情報を認証するための暗号化スキームで、公開鍵暗号化技術を
利用して実装されています。
デバイスドライバ
オペレーティングシステムまたは他のプログラムが、プリンタなどの周辺デバイスと正しく相互作用できるようにするプログラム。
パスフレーズ
パスワードより長い文字列で、デジタル署名の作成時に使用されます。
非ンタラクティブモード
CLI から非インタラクティブに DUP をインストールする方法。非インタラクティブモードでは、テキストインタフェースがユーザーの介入なしにコマンドを実行します。コマンドが実行されないと、標準
出力(Linux ターミナル)に出力が書き込まれます。スクリプトの実行には非インタラクティブモードが必要です。