Setup Guide
Windows Server 2003/2008、Windows XP コンピュータでは、空のパスワードのアカ
ウントが許可されるように Windows が設定されていない限り、空のパスワードのアカウン
トを使用して Backup Exec をインストールすることはできません。空のパスワードを指定
した場合は、インストール中に次のエラーメッセージが表示されます。
<サーバー>¥<ユーザー名> に与えられたユーザーおよびパスワード情報では認証でき
ませんでした。
ただし、コンピュータに空のパスワードを許可するよう設定することができます。詳しくは
Windows のマニュアルを参照してください。
ローカルコンピュータへの Backup Exec のインストール
Backup Exec インストールメディアに格納されているインストールプログラムを使用する
と、画面に表示される案内に従ってインストール作業を行うことができます。
インストールプログラムを使って以前のバージョンの Backup Exec からアップグレードす
ることもできます。
p.13 の 「以前のバージョンの Backup Exec のアップグレードについて」 を参照してくだ
さい。
英語版以外の Windows に Backup Exec をインストールするには、次の両方が当ては
まる場合は、Backup Exec をインストールする前に Microsoft Web サイトから SQL Express
SP3 セットアップファイルをダウンロードします。
■ ローカル Backup Exec SQL Express インスタンスを使用する場合。
■ Backup Exec をインストールするコンピュータに英語版以外の SQL Server インスタ
ンスが存在する場合。
英語版以外の Windows を使用している以前のバージョンの Backup Exec からアップグ
レードする場合は、Microsoft Web サイトからその言語用の SQL Express SP3 セットアッ
プファイルをダウンロードする必要があります。
メモ: ターミナルサービスクライアントを使用し、リモートターミナルサーバー上でインストー
ルプログラムを実行してリモートターミナルサーバーに Backup Exec をインストールする
場合は、Backup Exec のインストールプログラムの保存先をドライブ文字を割り当てたネッ
トワークドライブパスで指定することはできません。UNC パスで指定する必要があります。
Backup Exec のインストール先コンピュータに、インストールログが Bkupinst.htm という
名前で作成されます。
Backup Exec をインストールした後、インストール後のタスクを実行する必要があります。
p.14 の 「インストール後のタスク」 を参照してください。
7第 1 章 Backup Exec のインストール
ローカルコンピュータへの Backup Exec のインストール