Users Guide

Backup Exec System Recovery は、Microsoft 社の Volume Shadow Copy Service
VSS)テクノロジを実装した Exchange Server 2003 以降をサポートします。ただし、デー
タベースの負荷が高い場合には、VSS 要求が無視される可能性があります。リカバリポイ
ントの作成は負荷が最も低い時間帯に実行してください。
指定したデータベースの最新の Service Pack がインストールされていることを確かめて
ください。
Exchange データベースで Backup Exec System Recovery を使う場合に
推奨される方法
Backup Exec System Recovery とともに実行する場合、他のバックアップアプリケーショ
ンは不要です。
VSS 非対応データベースのバックアップについて
Backup Exec System Recovery 2010 を使用すると、VSS 非対応データベースのコー
ルドリカバリポイントまたはホットリカバリポイントを手動または自動で作成できます。
Symantec Backup Exec System Recovery サーバーにもデータベースが存在している
ため、定期的にサーバーをバックアップする必要があります。データの消失または破損を
防ぐためには、バックアップを実行する前に Symantec Backup Exec System Recovery
Web Services を停止する必要があります。バックアップを実行するには、Symantec
Backup Exec System Recovery を使用してコールドリカバリポイントを自動的に作成し
ます。
p.224 VSS 非対応データベースのコールドリカバリポイントの手動作成」 を参照してく
ださい。
p.225 VSS 非対応データベースのコールドリカバリポイントの自動作成」 を参照してく
ださい。
p.226 VSS 非対応データベースのホットリカバリポイントの作成」 を参照してください。
VSS 非対応データベースのコールドリカバリポイントの手動作成
コールド(オフライン)リカバリポイントを手動で作成すると、すべてのデータベーストランザ
クションをハードディスクに保持できます。その後、Backup Exec System Recovery を使
用してリカバリポイントを作成し、データベースを再起動します。
付録 B VSS 対応データベースのバックアップについて
VSS 非対応データベースのバックアップについて
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