Users Guide
メモ: Microsoft Exchange 2007 には 64 ビットの Windows オペレーティングシステ
ムが必要です。Microsoft Exchange 2010 には Windows Vista SP2 64 ビット版か
Windows Server 2008 64 ビット版が必要です。
■ Microsoft SharePoint® 2003 と 2007
■ ファイルおよびフォルダのデータ
Symantec Backup Exec System Recovery はボリュームレベルのリカバリポイントを作
成するのに使われます。Granular Restore Option を使用すると、リカバリポイントを開
き、Microsoft Exchange のメールボックス、フォルダ、個々のメッセージを復元できます。
また Microsoft SharePoint ドキュメント、構造化されていないファイルとフォルダも復元
できます。
Granular Restore Option で使用するリカバリポイントを
作成する場合のベストプラクティス
リカバリポイントを作成する場合は、次のガイドラインを参考にしてください。
■ 選択したファイルおよびフォルダをバックアップするオプションではなく、コンピュータ
をバックアップするオプションを選択します。
■ バックアップするドライブを選択する場合は、システムのすべてのドライブを選択して
いることを確認します。
p.210 の 「バックアップするドライブを指定する方法」 を参照してください。
■ 作成するリカバリポイントの種類を選択する場合は、[単体リカバリポイント]ではなく、
[リカバリポイントセット]を選択します。この選択によって、後続のリカバリポイントのサ
イズが非常に小さくなります。
■ バックアップを正常に実行するために、Exchange サーバーまたは SharePoint サー
バーの電源を切る必要はありません。ただし、サーバーがビジー状態になりにくい時
間帯(たとえば、午前 0 時以降)にバックアップをスケジュールしてください。
■ マウントポイントを使用している場合は、マウントポイントをバックアップ対象として選択
していることを確認します。
バックアップするドライブを指定する方法
Exchange サーバーを保護するには、サーバー上のすべてのドライブが含まれるバック
アップジョブを 1 つ作成することをお勧めします。ただし、ストレージグループやメッセー
ジストアのレベルでバックアップを実行することもできます。バックアップが正常に実行さ
れるように、次の事項を考慮してください。
第 16 章 Backup Exec System Recovery Granular Restore Option の使用
Granular Restore Option で使用するリカバリポイントを作成する場合のベストプラクティス
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