Administrator Guide
用語 説明
サイズ ストレージ管理者によって定義される NAS ボリュームの最大サイズ
使用容量 NAS ボリュームへの書き込み(ユーザーデータとスナップショット)によって占有されているスト
レージ容量
予約容量 Thin Provisioning された NAS ボリュームの NAS ボリューム専用の領域(ほかのボリュームはこの領
域を使用できません)。予約容量はストレージ管理者によって指定されます。予約容量は未予約容
量の前に使用されます。
未予約容量 シンプロビジョニングされた NAS ボリュームの予約されていない領域(ほかのボリュームがこの
領域を使用できます)。NAS ボリュームの未予約容量を計算するには、(NAS ボリュームサイズ)-
(NAS ボリューム予約容量)を使用します。
未使用の容量 NAS ボリュームで物理的に現在使用できるストレージ容量。NAS ボリュームに使用可能な容量を
計算するには、(未使用の NAS ボリューム予約容量)+(NAS ボリュームの未予約容量)を使用し
ます。
過剰コミット容量 実際に利用可能な NAS プールの物理容量を超えて、シンプロビジョニングされたボリュームに割
り当てられているストレージ容量。NAS ボリュームの過剰コミット容量を計算するには、(合計ボ
リューム容量) - (NAS プール容量)を使用します。
シンプロビジョニングを使用した場合、ストレージ容量は、データが NAS ボリュームに物理的に書
き込まれたときにのみ消費されます。NAS ボリュームが最初に割り当てられたときには消費され
ません。NAS ボリュームには、NAS プール自体に割り当てられている容量を超えるストレージ容量
を割り当てることができます。
スナップショット容量 NAS ボリュームのスナップショットによって占有されているストレージ容量
データ削減節約容量 データ削減処理の結果として回収されたストレージ容量
NAS クラスタまたはプールのストレージプロファイルの管理
Storage Center のストレージプロファイルにより、Storage Center でボリュームデータを管理する方法が制御されます。選択したス
トレージプロファイルは、最初の書き込みを受け入れるストレージティアと、パフォーマンスとコストのバランスを維持するために
Data Progression によりストレージティア間でページを移動する方法を決定します。
ストレージプロファイルの詳細については、『Storage Manager Administrator’s Guide』(Storage Manager Administrator ガイド)を参
照してください。
NAS クラスタまたはプールのストレージプロファイルの表示
NAS クラスタまたはプールに設定された Storage Center のストレージプロファイルを表示します。固有のストレージプロファイル
を、FluidFS クラスタのストレージを提供する各 Storage Center に設定できます。
手順
ストレージ ビューで、FluidFS クラスタを選択します。
各 Storage Center のストレージプロファイルは、ストレージのサブシステム 領域に表示されます。
NAS クラスタまたはプールのストレージプロファイルの変更
NAS クラスタまたはプールに設定された Storage Center のストレージプロファイルを変更します。固有のストレージプロファイル
が、FluidFS クラスタのストレージを提供する各 Storage Center に設定されている場合があります。
手順
1. ストレージ ビューで、FluidFS クラスタを選択します。
2. NAS プール タブをクリックします。
3. ストレージのサブシステム パネルで、ストレージプロファイルの変更 をクリックします。
4. ストレージプロファイルを変更する Storage Center を見つけます。
5. ストレージプロファイル ドロップダウンリストで、ストレージプロファイルを選択します。
6. OK をクリックします。
FluidFS 管理 387