Administrator Guide
ビジー状態のレプリケーションターゲット FluidFS クラスタ
説明 ターゲット FluidFS クラスタを必要なレプリケーションのために使用できないため、ソース NAS ボリュー
ムとターゲット NAS ボリューム間のレプリケーションに失敗しています。
原因 ターゲット FluidFS クラスタを必要なレプリケーションに使用できないため、レプリケーションに失敗し
ています。
回避策 ターゲット FluidFS クラスタでレプリケーションステータスを確認します。
ビジー状態のレプリケーションターゲットファイルシステム
説明 ターゲット FluidFS クラスタファイルシステムを必要なレプリケーションのために一時的に使用できない
ため、ソース NAS ボリュームとターゲット NAS ボリューム間のレプリケーションに失敗しています。
原因 必要なレプリケーションの処理でターゲット FluidFS クラスタが一時使用不能になっているため、レプリ
ケーションが失敗します。
回避策 ファイルシステムがリソースの一部を開放すると、レプリケーションは自動的に再開されます。一定時間
(1 時間)後にレプリケーションが自動的に再開されていることを確認します。
ダウン状態のレプリケーションターゲット
説明 ターゲット NAS ボリュームがダウンしているため、ソース NAS ボリュームとターゲット NAS ボリューム
の間のレプリケーションに失敗しています。
原因 ターゲット NAS ボリュームのファイルシステムがダウンしているため、レプリケーションに失敗してい
ます。
回避策 ターゲットシステムでファイルシステムがダウンしているかどうかを確認します。FluidFS クラスタフ
ァイルシステムが応答していない場合は、ターゲット FluidFS クラスタでファイルシステムを起動する必
要があります。ファイルシステムが起動すると、レプリケーションは自動的に続行します。
非最適状態のレプリケーションターゲット
説明 ターゲット NAS ボリュームが最適ではないため、ソース NAS ボリュームとターゲット NAS ボリュームの
間のレプリケーションに失敗しています。
原因 ターゲット NAS ボリュームのファイルシステムが最適ではないため、レプリケーションに失敗していま
す。
回避策 ファイルシステムが最適でない理由を把握するため、ターゲットシステムのシステムステータスをチェ
ックします。ファイルシステムの回復後、レプリケーションは自動的に続行します。
容量の再確保のためにビジー状態のレプリケーションターゲットボリューム
説明 ターゲット NAS ボリュームが容量の解放のためにビジー状態にあるため、ソース NAS ボリュームとター
ゲット NAS ボリュームの間のレプリケーションに失敗しています。
原因 ターゲット NAS ボリュームが容量の解放のためにビジー状態にあるため、レプリケーションに失敗して
います。
回避策 容量が使用可能になると、レプリケーションは自動的に続行します。一定時間(1 時間)後、レプリケー
ションが自動的に続行することを確認してください。
レプリケーション対象ボリュームの接続解除
説
明
レプリケーション先 NAS ボリュームがレプリケーション元 NAS ボリュームから接続解除されているた
め、レプリケーション元 NAS ボリュームとレプリケーション先 NAS ボリューム間のレプリケーションが
失敗します。
原因 レプリケーション先 NAS ボリュームが以前にレプリケーション元 NAS ボリュームから接続解除されて
いたため、レプリケーションが失敗します。
回避策 レプリケーション元 NAS ボリュームで接続解除アクションを実行します。必要に応じて、レプリケーシ
ョン関係にある両方の NAS ボリュームを再度接続します。
476 FluidFS 管理