Reference Guide
注意: ボリュームを削除する前に、ボリュームから共有およびシャドーコピーのすべてを削除する必要が
あります。ボリュームの共有すべてが削除される前にそのボリュームを削除すると、サーバーマネージ
ャーが共有を正しく表示しない可能性があります。
1. サーバーマネージャー を開き、ツール メニューをクリックして、コンピュータの管理 → ストレージ →
ディスクの管理 と選択します。
2. ディスクの管理 で削除する ボリューム を右クリックし、ボリュームの削除 オプションを選択します。
シンプルボリュームの削除 確認ウィンドウが表示されます。
3. 確認画面で はい を選択し、ボリュームを削除します。
ボリュームを削除する際の追加情報
ディスク管理の新機能は次のとおりです。
よりシンプルな
パーティション
作成
ボリュームを右クリックすると、ベーシック、スパン、またはストライプのどのパー
ティションを作成するかをメニューから直接選択することができます。
ディスク変換オ
プション
ベーシックディスクに 4 つを越えるパーティションを追加すると、ディスクをダイナ
ミックまたは GUID パーティションテーブル(GPT)パーティションスタイルに変換す
るプロンプトが表示されます。
パーティション
の拡張と圧縮
Windows インタフェースからパーティションを直接拡張および圧縮することができま
す。
データ重複排除
データ重複排除は、サブファイルレベルで機能し、小さなチャンクへのファイルのセグメント化、重複デー
タの識別、および各データチャンクの単一コピーの維持を行うことによって、より少ない容量でより多くの
データを保存する新機能です。ファイルは圧縮され、システムボリューム情報フォルダ内の特別なコンテナ
ファイルに分類されます。
ボリュームを重複排除向けに有効化し、データを最適化した後、ボリュームには未最適化ファイル、最適化
済みファイル、チャンクストア、および追加の空き容量が含まれます。
データ重複排除には次の要件があります。
• Windows Storage Server 2012 を実行する仮想マシンまたはサーバーにデータボリュームが少なくとも
1 つある。
• システムがネットワーク経由でサーバーに接続されている。
メモ: データ重複排除は、Windows Storage Server 2012 での SIS(シングルインスタンスストレージ)機能
の代わりとなる機能です。これは、初めてデータ重複排除機能を使用するとき、または以前のバージョ
ンの Windows Storage Server から Windows Storage Server 2012 に移行するときに置き換えられます。
デ
ータ重複排除の互換性
の詳細については、technet.microsoft.com/en-us/library/hh831454.aspx を参照してく
ださい。
メモ: サーバーのセットアップ、データ重複排除の有効化、およびボリュームの最適化を行うには、
technet.microsoft.com/en-us/library/hh831434.aspx で
データ重複排除のインストールと設定
を参照してくだ
さい。
共有フォルダのシャドウコピーの有効化および設定
シャドウコピー は、共有フォルダの以前の内容を表示するために使用されます。デフォルト値を使用してボ
リューム上にある共有フォルダの シャドウコピー を有効化した場合、午前 7 時、および正午にシャドウコピ
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