Reference Guide

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24 コマンドラインインタフェースについて
書式の注意点
名前またはラベルの一部として使用する引用符("")については、
Microsoft
®
Windows
®
OS 上で CLI コマンドおよびスクリプトコマンド
を実行する際には注意が必要です。次に、Windows 上での CLI コマン
ドおよびスクリプトコマンドの実行において、名前に引用符を使用する
ときの注意事項を示します。
対話モード以外では、引数の一部である引用符(" ")には、その前に
円マーク(\)を挿入する必要があります。次に、入力の例を示します。
-c "set storageArray userLabel=\"Engineering\";"
Engineering はストレージアレイ名です。
スクリプトコマンド内で文字ストリング(「ストリングリテラル」とも
呼ばれます)の一部として引用符("
")を使用することはできません。
たとえば、次のストリングを入力して、ストレージアレイ名を
"Finance"Array に設定することはできません。
-c "set storageArray userLabel=
\"\"Finance\"Array\";"
Linux 上では、名前またはラベルを囲む区切り記号は一重引用符(
になります。たとえば、前の例の Linux バージョンは次のようになり
ます。
-c set storageArray userLabel="Engineering";
詳細なエラーレポート
CLI から発生したエラー情報は、収集後、ファイルに書き込まれます。
CLI の詳細なエラーデータは、次のように収集、保存されます。
CLI
またはスクリプトコマンドを異常終了しなければならない状態に
なると、
CLI
の終了前に、エラーデータが収集されます。
CLI
は自動的に、標準名のファイルにエラーデータを書き込むことに
より、エラーデータを保存します。
CLI
では、エラーデータファイルの既存バージョンへの上書きを無効
にすることはできません。