Owners Manual
246 用語集
システム設定情報
―
メモリに保存されたデータで、取り付けられているハード
ウェアの種類およびシステムの動作設定が記録されています。
システムディスケット
―
「起動用ディスケット」を参照してください。
システムメモリ
―
「
RAM
」を参照してください。
ジャンパ
―
回路基板上の小さなブロック。
2
本以上のピンが出ています。ピンには
ワイヤを格納したプラスチック製のプラグが被せてあります。ワイヤはピン同士を
接続して、回路を形成します。ジャンパを使用すれば、基板の回路構成を簡単に変更
できます。
周囲温度
―
システムが置かれている場所や部屋の温度。
周辺機器
―
コンピュータに接続される内蔵装置または外付け装置(ディスケット
ドライブ、キーボードなど)。
シリアルポート
―
一般に、コンピュータにモデムを接続するとき使用される
I/O
ポート。コンピュータのシリアルポートは、
9
ピンのコネクタが使用されているこ
とで識別できます。
診断プログラム
―
システム用の総合テストセット。
シンプルディスクボリューム
―
単一の動的物理ディスク上の空き領域で構成され
るボリューム。
ストライピング
―
3
台以上のハードディスクドライブを並べて
1
台のディスクド
ライブのように使用し(これをディスクアレイといいます)、データを各ディスクに
分割して読み書きの速度を向上させる技法です。ストライピングに使用される各
ディスク内のスペース(ストライプ)は、各ディスクとも同じ容量です。仮想ディス
クでは、ディスクアレイ内の一組のディスクのセットに対して複数のストライプを
設定することもできます。「ガーディング」、「ミラーリング」、「
RAID
」も参照してく
ださい。
スパニング
―
ディスクボリュームをスパニング、つまり連結して、複数のディスク
上の未割り当てスペースを単一の論理ボリュームにまとめる技法。複数ディスクを
装備したシステム上のすべてのディスク容量およびすべてのドライブ文字をより
効率的に使用できます。
セットアップユーティリティ
―
コンピュータのハードウェア構成やパスワード保
護などの機能を設定して、システムの動作をカスタマイズするための
BIOS
プログ
ラム。セットアップユーティリティは
NVRAM
に保存されるため、設定は再度変更
しない限り有効に維持されます。
ターミネータ
―
一部のデバイス(
SCSI
ケーブルの終端に接続されるデバイスなど)
では、ケーブル内信号反射や不正信号を防止するための終端処理が必要です。この
ようなデバイスを連結する場合は、ジャンパまたはスイッチを変更するか、デバイ
スの設定ソフトウェアで設定を変更して、ターミネータを有効または無効にする必
要があります。