Users Guide

メモ: 標準ディスク設定を変更すると、ストレージ設定ポリシーが Manual(手動)に設定され、システ
ムが再起動されます。バックアップジョブの実行中は、この操作を行わないでください。システムの再
起動後に、設定ポリシーを Automatic(自動)に設定して、自動ディスクプロビジョニングを有効にしま
す。
互換性マネージャ
互換性マネージャは、ソフトウェアコンポーネントがサポートされている最小バージョンを下回っている場
合に、通知を提供します。Appliance Console Compatibility(互換性)タブをクリックして、互換性マネージ
ャを表示します。この画面には、現在インストールされている BIOSファームウェア、ドライバ、OSおよ
びアプライアンスアプリケーションのバージョンが表示されます。
警告レベルは、アプライアンスは動作を継続するものの、できるだけ早くソフトウェアコンポーネン
トを最小要求レベルにアップデートする必要があることを示します。
重要レベルは、インストールされているソフトウェアコンポーネントのバージョンとの互換性がない
ことを示します。重要レベルが報告された場合、アプライアンスは予期しないエラーを防止するため
に、アプリケーションのバックアップジョブを停止します。
重要レベルのソフトウェアコンポーネントがすべてサポートされているバージョンにアップデートされる
と、アプリケーションのバックアップジョブは再開されます。DL アプライアンスでのソフトウェアコンポー
ネントのアップデート方法については、DL Backup to Disk Appliance アプリケーションのアップデートを参
照してください。
メモ: 互換性マネージャの機能は、アプライアンスのソフトウェアスタック、バージョン 3.2 以降で利用
可能です。サポートされている DL2
x
00 プラットフォームについては、support.dell.com/manuals の『Dell
PowerVault DL Backup to Disk Appliance Interoperability GuideDell PowerVault DL Backup to Disk Appliance
相互運用性ガイド)を参照してください。
エンクロージャ番号について
バックアップアプリケーションと Server Administrator は、エンクロージャ番号によって MD1
x
00 ストレージエ
ンクロージャを参照します。Windows ストレージ管理アプリケーションは、バス番号によってエンクロージ
ャを参照します。エンクロージャ番号とバス番号は同じエンクロージャを参照します。
PERC 6/E アダプタのポート 0 に取り付けられている最初のエンクロージャは 0 です。 最初のエンクロージャ
からデイジーチェーン接続されている追加のエンクロージャには、それぞれ 1 および 2 の番号が付きます。
PERC 6/E アダプタのポート 1 に取り付けられている最初のエンクロージャは 3 です。このエンクロージャに
取り付けられている追加のエンクロージャには、それぞれ 4 および 5 の番号が付きます。
PERC H800 および PERC H810 アダプタのポート 0 に取り付けられている最初のエンクロージャは 0 です。最初
のエンクロージャからデイジーチェーン接続されている追加のエンクロージャには、それぞれ 12、および
3 の番号が付きます。PERC H800 および H810 アダプタのポート 1 に取り付けられている最初のエンクロージ
ャは 4 です。このエンクロージャに取り付けられている追加のエンクロージャには、それぞれ 56、および
7 の番号が付きます。
PERC 6/iPERC H700、および PERC H710 などの内蔵 PERC アダプタには、エンクロージャ番号 255 が割り当て
られます。
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