Users Guide

メモ: .EXE 版のインストーラーを使用することをお勧めします。.MSI インストーラーのバージョンは、管理インストールを
サポートするために提供されています。.MSI ファイルを使用するには、.MSI ファイルを使用したインストールの前提条件 、
p. 21 を参照してください。
Windows ベースのホストでインポート用ホスト プラグインをインスト
ール
前提条件
以下の点を確認します。
● サポートされているオペレーティング システムがホストで実行されている。ホスト OS、ホスト マルチパス ソフトウェア、ホ
スト プロトコル、ソース システムの、無停止でのインポートにサポートされる組み合わせ 、p. 8 を参照してください。
● 他のマルチパス ドライバーがホストにインストールされていない。
● ホストで MPIO が有効化してある。
メモ: インポート中にホストで MPIO を構成することはサポートされていません。
インポートに使用する管理 IP アドレスとそれに関連づけられているポート番号を把握しておきます。このネットワーク構成情報
を入力して、ホストがインポート用 PowerStore クラスターに追加されるようにする必要があります。
このタスクについて
ホスト プラグインをインストールするには、次の手順を実行します。
メモ: デフォルトでは、インストールは対話形式で実行されます。インストールをバックグラウンドで実行するには、すべて
のデフォルトを受け入れ、Dell EULA に同意して、該当するホスト プラグイン パッケージをホストにダウンロードした後で、
次のいずれかのコマンドを入力します。
● ImportKIT の場合は、次のように入力します。
Setup64.exe /quiet /v/qn
● インポート機能を備えた EQL HIT Kit の場合は、次のように入力します。
Setup64.exe /v"MIGSELECTION=1" /s /v/qn V"/q ADDLOCAL=ALL /L C:\setup.log
メモ: Windows クラスター上でインストールを実行する際にアプリケーションが停止するのを回避するには（Hyper-V など）、
ホスト プラグインをインストールする前に、クラスター（メンテナンス モード）からホストを移動します。ホスト プラグイ
ンをインストールして再起動したら、ホストをクラスターに再度追加します。ホストで実行中の仮想マシンが移動し、インス
トールが完了すると元に戻ります。再起動を複数回行わなくて済むようにするには、ImportKit または Dell EqualLogic HIT Kit の
インストールを計画し、他のオペレーティング システムの再起動タスクと組み合わせます。
手順
1. 該当するホスト プラグイン パッケージをホストにダウンロードします。
Dell EqualLogic PS の場合は、Dell EqualLogic サポートサイト（https://eqlsupport.dell.com）から Dell EqualLogic Host Integration
Tools キットをダウンロードします。Dell EMC VNX2 の場合は、Dell EMC サポート サイト（https://www.dell.com/support）か
ら ImportKIT をダウンロードします。該当するホストマルチパスソフトウェアのバージョンについては、ホスト OS、ホスト マ
ルチパス ソフトウェア、ホスト プロトコル、ソース システムの、無停止でのインポートにサポートされる組み合わせ 、p. 8 を
参照してください。
2. 管理者として、ホスト プラグインに対して Setup64.exe を実行します。
メモ: Dell EQL HIT Kit の場合は、［Installation Type Selection］ページで［Host Integration Tools installation（with import
capability）］オプションが選択されていることを確認します。また、すでにインストールされている Dell EQL HIT Kit バージ
ョンへのコンポーネントの追加または削除はサポートされていません。
3. ホストを再起動します。
インストールを完了するには、ホストを再起動する必要があります。
20 ホスト プラグインのインストール（無停止でのインポートのみ）