Owners Manual
Table Of Contents
- Dell EMC PowerStore インストールおよびサービスガイド(PowerStore 1000、3000、5000、7000、9000モデル)
- 目次
- 関連資料
- 新しいベース エンクロージャおよびオプションの拡張エンクロージャの取り付け
- ベース エンクロージャ サービスの処理手順
- 拡張エンクロージャ サービスの処理手順
- 交換可能なユニットの取り扱いに関する安全上の注意事項
- 電源統制手続き
- 内蔵バッテリー バックアップ モジュールの転送
- データ コレクション
- サポート通知
- システムの再初期化
詳細については、PowerStore
サービス
スクリプト
ガイド
を参照してください。
PowerStore X モデルノードの再起動
前提条件
次の情報を取得します。
● アプライアンスに関連づけられている VMware vCenter サーバーのアドレス。
● 関連づけられている vCenter サーバー アカウントの認証情報。
メモ: ピア ノードが正常に動作していない場合は、ノードの電源をオフにしたり、再起動したりしないでください。ピア ノー
ドで重大な問題が発生している場合は、関連するアラートとイベントが PowerStore Manager に表示されます。
また、サービスの中断を回避するために、接続されているすべてのホストからピア ノードへの十分かつ正常なパスがあること
を確認します。
このタスクについて
PowerStore X モデルノードを再起動するには、次の手順を実行します。
手順
1. 関連付けられている vCenter サーバーにログインします。
2. ピア ノードの ESXi ホストに自動移行するように構成されていないユーザー VM がある場合は、それらを手動で移行します。
メモ: vSPHERE リモート オフィス ブランチの詳細設定は、自動移行をサポートしていません。
3. ピア ノードの ESXi ホストに移行できないユーザー VM がある場合は、それらを手動でシャットダウンします。
4. ノードの ESXi ホストをメンテナンス モードにします。
VMware DRS では、ピア ノードの ESXi ホストにユーザー VM を移行した後、PowerStore コントローラー VM の電源がオフに
なります。
5. 該当するすべてのユーザー VM を監視して、ピア ノードの ESXi ホストに確実に移行されるようにします。
6. すべての VM が移行され、ノードがメンテナンス モードになったら、vCenter コマンドを使用して ESXi ホストを再起動しま
す。
7. vCenter サーバー コンソールを監視して ESXi ホストが再起動されたことを確認してから、ESXi ホストのメンテナンス モード
を終了します。
コントローラー VM の電源が自動的にオンになります。
8. vCenter サーバー コンソールを監視して、ESXi ホストとコントローラー VM が通常のオペレーションに戻ったことを確認しま
す。
PowerStore アプライアンスの電源オフの手順
このセクションでは、次の手順について説明します。
● PowerStore T モデルアプライアンスの電源オフ 、p. 118
● PowerStore X モデルアプライアンスの電源オフ 、p. 119
PowerStore T モデルアプライアンスの電源オフ
前提条件
● ハードウェア コンポーネントを交換する場合は、アプライアンスの電源をオフにしないでください。障害の発生したハードウ
ェア コンポーネントを含むノードを特定し、そのノードのみ電源をオフにします。詳細については、PowerStore Manager を使
用した PowerStore T モデルノードの電源オフ 、p. 113 を参照してください。
● アプライアンスの電源をオフにすると、マッピングされたホストがアプライアンス上のデータにアクセスできなくなります。
作業を開始する前に、すべてのストレージ リソースからホストのアクセスを一時的に解除するようにしてください。
● 次の情報を取得します。
118 電源統制手続き