Users Guide
Table Of Contents
- Dell EMC PowerStore 外部ストレージからPowerStoreへのインポート ガイド
- 目次
- 関連資料
- はじめに
- インポートの要件と制限事項
- ホスト プラグインのインストール(無停止でのインポートのみ)
- インポートのワークフロー
- インポートの構成と管理
- Import-CLI(Linux)
- Linuxベース ホストのインポートに関連する追加タスク
- ImportKit-CLI(Windows)
- Import-CLI(VMware)
- EQL MPIOのCLI
- PowerStoreインポートによる障害への対処
エージェントレス インポートのワークフローのキャンセ
ル
ボリュームの場合、インポート処理の状態が「Queued(キューに追加)」、「Scheduled(スケジュール済み)」、「Ready To Enable
Destination Volume(デスティネーション ボリュームの有効化準備完了)」、「Ready to Start Copy(コピー開始準備完了)」、「Copy-
In-Progress(コピー中)」、「Paused(一時停止)」、「Ready for Cutover(カットオーバー準備完了)」、または「Cancel Required(キ
ャンセルが必要)」の場合にのみキャンセルを実行できます。ボリューム グループの場合、インポート処理の状態が「Queued(キ
ューに追加)」、「Scheduled(スケジュール済み)」、「In-Progress(進行中)」、「Paused(一時停止)」、「Ready for Cutover(カットオ
ーバー準備完了)」、「Import-Cutover-Incomplete(インポート/カットオーバー未完了)」、「Cancel Required(キャンセルが必要)」、
「Cancel-Failed(キャンセル失敗)」、または「Failed(失敗)」の場合にのみキャンセルを実行できます。エージェントレスのインポ
ート セッションをキャンセルする前に、ホスト アプリケーションをシャットダウンし、インポートのデスティネーション ボリュ
ームにアクセスしているホスト アプリケーションを再構成して、ソース ボリュームまたはボリュームに戻します。ホスト アプリ
ケーションのシャットダウンと再構成は、PowerStore のデスティネーション ボリュームを使用するようにホスト アプリケーショ
ンが再構成された後で、インポート セッションがキャンセルされた場合にのみ適用されます。
キャンセル操作により、インポート セッションの状態が CANCELLED に設定され、デスティネーション ボリュームまたはボリュー
ム グループへのアクセスが無効になります。また、インポート セッションに関連づけられているデスティネーション ボリューム
またはボリューム グループも削除されます。
メモ: [Force Stop]オプションは、エージェントレスでのインポート中はキャンセルできません。
次の手順は、PowerStore Manager での手動キャンセル ワークフローを示しています。
1. キャンセルするインポート セッションを選択します。
2. [Cancel]インポート アクションを選択して、インポート セッションをキャンセルします。
3. ポップアップ画面で[CANCEL THE IMPORT]をクリックします。
メモ: [Cancel The Import]を有効にするには、チェックボックスをオンにして、ホスト アプリケーションがシャットダウ
ンされている、またはオフラインになっていることを確認します。
次のキャンセル処理が発生します。
a. デスティネーション ボリュームが無効化されます。
b. 操作が正常に完了した時点で、インポート セッションの状態が CANCELLED に設定されます。
メモ: ボリューム グループ内のすべてのボリュームが正常にキャンセルされると、インポート セッションの状態が
CANCELLED に設定されます。ただし、ボリューム グループの状態はメンバー ボリュームの最終的な状態に依存してい
るため、1 つ以上のメンバー ボリュームが CANCELLED 以外の状態にあると、ボリューム グループの状態は
CANCEL_Failed に設定されます。キャンセル操作操作は、正常に行われてボリューム グループの状態が CANCELLED
になるまで実行し直す必要があります。
c. デスティネーション ボリュームが削除されます。
メモ: インポート セッションは削除されませんが、REST API から削除できます。ソース ボリュームに再びアクセスするよう
にホストを再構成するには、手動による操作が必要です。
34 インポートのワークフロー