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● ユニットを帯電防止バッグから取り出すときは、CRU 上の電子部品や回路に触れないようにしてください。
● ユニットを設置する前に、室内を移動したり、他の物質の表面に触れる必要がある場合は、先にユニットを帯電防止バッグに
戻してください。再びユニットを設置できる状況になったら、前述の手順を繰り返します。
ハードウェアの順応時間
ユニットは、電源を投入する前に動作環境に順応させる必要があります。この場合、温度が安定して結露が生じないようにするた
めに、開梱されていないシステムまたはコンポーネントが最大 16 時間動作環境に存在している必要があります。
輸送/保管環境 動作環境温度 順応時間
温度 湿度
標準
68~72°F(20~22°C)
標準
相対湿度 40~
55%
公称 68~72°F(20~22°C)
相対湿度 40~55%
0~1 時間
コールド
<68°F(20°C)
乾燥
相対湿度<30%
<86°F(30°C) 4 時間
コールド
<68°F(20°C)
多湿
相対湿度≥30%
<86°F(30°C) 4 時間
ホット スタンバイ
>72°F(22°C)
乾燥
相対湿度<30%
<86°F(30°C) 4 時間
ホット スタンバイ
>72°F(22°C)
相対湿度 30~
45%
<86°F(30°C) 4 時間
相対湿度 45~
60%
<86°F(30°C) 8 時間
相対湿度≥60% <86°F(30°C) 16 時間
Unknown <86°F(30°C) 16 時間
● 推奨される順応時間の経過後に結露の兆候がある場合、さらに 8 時間の順応時間をとって安定化させてください。
● システムとコンポーネントには、システムまたはコンポーネントに結露を発生させる可能性がある、温度と湿度がの変化があ
ってはなりません。45°F/時間(25°C/時間)の出荷温度および保管温度を超えないようにしてください。
交換可能なユニットの取り外し、設置、保管
交換可能なユニットを取り外し、取り扱い、保管するときには、次の点に注意してください。
注意: 一部の交換可能なユニットでは、重量の大半がコンポーネントの背面に集中しています。交換可能なユニットを設置ま
たは取り外すときは、そのユニットの後端を支えるようにしてください。交換可能なユニットが落下すると、けがや装置の損
傷が発生するおそれがあります。
メモ: エンクロージャのスロットに取り付ける必要があるモジュールの場合、取り付けてみる前にモジュールの背面のコネク
タが破損していないか調べます。
注意: 一部の精密な交換可能なユニットは、急な衝撃、落下、あるいは軽い振動によって完全に破損する可能性があります。
● 障害のある交換可能なユニットは代替品と交換できるようになるまで取り外さないでください。
● 交換可能なユニットを取り扱う際は、ESD 帯電防止グローブまたはストラップ付き ESD リストバンドを装着して、ESD(静電
気放出)を回避してください。詳細については、ESD(静電気放出)による損傷の防止 、p. 20 を参照してください。
● 交換可能なユニット上のむき出しの電子部品や回路には触れないでください。
● 交換可能なユニットの取り外しまたは設置の際は過度な力をかけないようにします。手順は、時間をかけてよく読んでくださ
い。
交換可能なユニットの取り扱いに関する安全上の注意事項 21