Users Guide
RAID 6 の特徴
● n 個のディスクを(n-2)のディスクの容量を持つ 1 つの大容量仮想ディスクとしてグループ化します。
● 冗長情報(パリティ)はすべてのディスクに交互に保存されます。
● 仮想ディスクは、最大 2 台のディスク障害が発生するまで機能します。データは障害の発生していないディスクから再構
築されます。
● 読み込みパフォーマンスが向上しますが、書き込みパフォーマンスは低下します。
● データ保護の冗長性は強化されます。
● パリティには、1 スパンあたり 2 つのディスクが必要です。RAID 6 はディスク容量の点で高価になります。
RAID レベル 50(RAID 5 セット全体にわたるストライピング)
RAID 50 は、複数の物理ディスクにわたってストライピングします。たとえば、3 つの物理ディスクを使用して実装した
RAID 5 ディスクグループが、さらに 3 つの物理ディスクを持つディスクグループを加えて続行すると、RAID 50 になります。
ハードウェアで直接サポートされていなくても RAID 50 を実装することは可能です。このような場合、複数の RAID 5 仮想デ
ィスクを実装してから、RAID 5 ディスクをダイナミックディスクに変換します。次に、すべての RAID 5 仮想ディスクにわた
るダイナミックボリュームを作成します。
ストレ
ージデバイスの管理 197