Owners Manual
● 白のリリースレバーが付いているメモリモジュールソケットには同一のメモリモジュールを取り付ける必要があり、黒色と
緑色のリリースタブが付いているソケットについても、同様のルールが当てはまります。このルールに従うことで、同一の
メモリモジュールが確実に一致するペアで取り付けられます。たとえば、A1 と A2、A3 と A4、A5 と A6 という具合で
す。
● 白のリリースレバーが付いているメモリモジュールソケットには同一のメモリモジュールを取り付ける必要があり、黒色と
緑色のリリースタブが付いているソケットについても、同様のルールが当てはまります。このルールに従うことで、同一の
メモリモジュールが確実に一致するペアで取り付けられます。たとえば、A1 と A3、A2 と A4、A5 と A7 という具合で
す。
表 33. プロセッサ構成
プロセッサ 構成 メモリ装着ルール メモリ装着情報
シングル CPU メモリ装着順序 {1,2}、{3,4} 「メモリミラーリング」のメモを参
照してください
耐障害性メモリ
耐障害性メモリ (FRM) モードは、システムメモリの残りは非ミラーモードのままで、冗長システムメモリの一部で作動しま
す。メモリの重要部分だけをミラーリングするか、メモリ全体をミラーリングするかによって、メモリミラーリングのコスト
を削減します。システムメモリ全体のミラーリングよりも低いコストで高い水準の信頼性をメモリに提供することにより、コ
スト、パフォーマンス、または RAS の最適化にさらなる柔軟性を持たせます。
メモリミラーリングは、パーティションのリモート DIMM でのメモリコンテンツの複製を可能にする RAS 機能です。この機
能によりメモリサブシステムからのデータの有用性が高くなります。耐障害メモリで、最も重要なコードが含まれるシステム
メモリのセグメントを選択できます。
メモリ構成の例
次の表は、本項で説明されているメモリのガイドラインに則したプロセッサが 1 個の場合のメモリ構成例をしています。
メモ
: 装着済みの DIMM は各ライザーにおいて同一のものである必要があります。ミラーリングモードでは 2 つの CPU の
うち 1 つしか装着されません。
表 34. メモリ構成 — 単一ライザー
メモリモード システムの容量
(GB)
DIMM のサ
イズ(GB)
DIMM の枚数
CPU 1(ライザー A)向けの DIMM スロット装着
アドバンス ECC
ロックステップ
2 6 10 4 8 12 1 5 9 3 7 11
64 8 8 X X X X
96 8 12 X X X X X X
128 8 16 X X X X X X X X
192 8 24 X X X X X X X X X X X X
64 16 4 X X
96 16 6 X X X
128 16 8 X X X X
128 32 4 X X
192 32 6 X X X
256 32 8 X X X X
384 32 12 X X X X X X
最適数(独立チ
ャネル)
32 8 4 X X
48 8 6 X X X
64 8 8 X X X X
システムコンポーネントの取り付けと取り外し 75