Users Guide
-level オプションの使用
show -level オプションは、指定されたターゲットよりも下の追加レベルで show を実行します。アドレス領域内のすべて
のターゲットとプロパティを参照するには、-l all オプションを使用します。
-output オプションの使用
-output オプションは、4 つの SM-CLP 動詞出力フォーマット(テキスト、clpcsv、キーワード、clpxml)のうち、1 つを
指定します。
デフォルトのフォーマットはテキストであり、最も読みやすい出力です。clpcsv フォーマットは、スプレッドシートプログラ
ムへのロードに適した、コンマ区切り値フォーマットです。キーワードフォーマットは、1 行につき 1 つのキーワード = 値のペ
アとして情報を出力します。clpxml フォーマットは、response XML 要素を含む XML ドキュメントです。DMTF は、clpcsv
フォーマットと clpxml フォーマットを指定しています。これらの仕様は、DMTF ウェブサイト(dmtf.org)で確認できま
す。
次の例は、SEL の内容を XML で出力する方法を示しています。
show -l all -output format=clpxml /admin1/system1/logs1/log1
使用例
本項では、SMCLP の使用事例のシナリオについて説明します。
● サーバー電源管理
● SEL 管理
● MAP ターゲットナビゲーション
サーバーの電源管理
次の例は、SMCLP を使用して管理下システムで電源管理操作を実行する方法を示しています。
SMCLP コマンドプロンプトで、次のコマンドを入力します。
● サーバーの電源をオフにする:
stop /system1
次のメッセージが表示されます。
system1 has been stopped successfully
● サーバーの電源をオンにする:
start /system1
次のメッセージが表示されます。
system1 has been started successfully
● サーバーを再起動する:
reset /system1
次のメッセージが表示されます。
system1 has been reset successfully
SEL 管理
次の例は、SMCLP を使用して管理対象システムで SEL 関連の操作を実行する方法を示しています。SMCLP コマンドプロン
プトで、次のコマンドを入力します。
● SEL を表示する場合
show/system1/logs1/log1
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SMCLP の使用