Information Update
52 アップデート情報
RHEL バージョン 4 および 5(x86_64)- 起動中にシステムが
ハングする
RHEL
バージョン
4
およびバージョン
5
(
x86_64
)の
APIC
初期化コード
におけるバグが原因で、起動中にシステムがハングする場合があります。
NMI Watchdog
が有効の場合、カーネルが
HPET
を待つ時間が長くなり
すぎて、システムがハングすることがあります。ハングしなくても、起動
が非常に遅くなることがあります。
この問題を回避するには、システム起動時にカーネルコマンドラインにパ
ラメータ
nohpet
をパスするか、またはセットアップユーティリティを
起動して
Integrated Devices
(内蔵デバイス)画面で
High Precision
Event Timer
(
HPET
)(高精度イベントタイマー)オプションを無効にし
ます。
この問題を修正するパッチは、
RHEL
バージョン
5.2
に用意される予定
です。
AMD Opteron クアッドコアプロセッサ
(シリーズ 10h)を使用している場合の
SLES9 SP4 の起動時の問題
クアッドコアプロセッサと
4 GB
を超える
RAM
メモリを搭載しているシ
ステムでは、
Novell SLES9 SP4
を読み込むことができない場合があり
ます。この問題は、
Novell
から今後提供されるメンテナンスアップデー
トによって解決される予定です。現在は、次のいずれかの方法でこの問題
を回避することができます。
•
セットアップユーティリティを起動し、
Memory Information
(メモリ情報)画面で
Node Interleaving
(ノードのインタリービ
ング)オプションを有効にする。
•
OS
のブートパラメータファイルで、メモリパラメータを
4 GB
未満
の値(たとえば
3900m
)に設定します。
さらに詳しい情報が必要な場合は、
OS
のマニュアルを参照してくだ
さい。