Users Guide
簡単な復元
お使いのサーバーのマザーボードを交換後、簡易復元により、以下のデータを自動的に復元できます:
• System Service Tag(システムサービスタグ)
• 資産タグ
• ライセンスデータ
• UEFI 診断アプリケーション
• システム構成の設定—BIOS、iDRAC、および NIC
簡易復元では、簡易復元フラッシュメモリを使用してデータをバックアップします。マザーボードを交換し、システムの電源を入
れると、BIOS により iDRAC のクエリが行われ、バックアップデータを復元するように求められます。最初の BIOS 画面では、サ
ービスタグ、ライセンス、UEFI 診断アプリケーションを復元するように求められます。2 番目の BIOS 画面では、システム構成の
設定を復元するように求められます。最初の BIOS 画面でデータの復元を行わないことを選択し、かつ、別の方法によってサービ
スタグを設定しない場合、最初の BIOS 画面がもう一度表示されます。2 番目の BIOS 画面は一度だけ表示されます。
メモ:
• システム構成の設定は、CSIOR が有効になっている場合にのみバックアップされます。Lifecycle Controller および
CSIOR が有効になっていることを確認します。
• システムの消去では、簡易復元フラッシュメモリのデータは消去されません。
• 簡易復元では、ファームウェアイメージ、vFlash データ、またはアドインカードデータなどの他のデータはバックアップ
されません。
iDRAC ウェブインタフェースを使用したサーバープロファイ
ルのインポート
iDRAC ウェブインタフェースを使用してサーバープロファイルをインポートするには、次の手順を実行します。
1. [iDRAC 設定] > [設定] > [サーバー プロファイルのインポート]の順に移動します。
サーバープロファイルのインポート ページが表示されます。
2. 次のいずれかを選択して、バックアップファイルの場所を指定します。
• [ネットワーク共有]を選択して、バックアップ ファイル イメージを CIFS または NFS 共有に保存します。
• [HTTP/HTTPS]を選択して、バックアップ ファイル イメージを HTTP/S ファイル転送を介してローカル ファイルに保
存します。
3. バックアップの[ファイル名]、[バックアップ ファイルのパスフレーズ(オプション)]、および[パスフレーズの確認]
の詳細を入力します。
4. バックアップの[ファイル名]および復号化パスフレーズを入力します(オプション)。
5. ファイルの場所として ネットワーク を選択した場合は、ネットワーク設定を入力します。
メモ
: ネットワーク共有の設定の際には、ユーザー名およびパスワードでの特殊文字の使用、および特殊文字のパーセント
エンコーディングは避けることをお勧めします。
フィールドについては、『iDRAC オンラインヘルプ』を参照してください。
6. 仮想ディスク設定とハードディスクデータ のために次のいずれかを選択します。
• 保存 — システム内の RAID レベル、仮想ディスク、コントローラ属性、およびハードディスクデータを保存し、バックアッ
プイメージファイルを使用して以前の既知の状態にシステムを復元します。
• 削除および置換 — システム内の RAID レベル、仮想ディスク、コントローラ属性、およびハードディスク設定情報を削除
し、バックアップイメージファイルのデータと置き換えます。
7. インポート をクリックします。
サーバープロファイルのインポート操作が開始されます。
RACADM を使用したサーバプロファイルのインポート
RACADM を使用してサーバプロファイルをインポートするには、 systemconfig restore コマンドを使用します。
詳細については、『iDRAC RACADM CLI
ガイド
』は、www.dell.com/idracmanuals にあります。 を参照してください。
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管理下システムのセットアップ