Users Guide
NFS 共有を使用する場合、大文字と小文字が区別されるため、<ファイルパス> と <イメージ名> を正確に入力するようにして
ください。
メモ: ユーザー名およびパスワードの推奨文字に関する詳細は、「ユーザー名およびパスワードで推奨される文字」を参照し
てください。
メモ: ネットワーク共有のユーザー名とパスワードに許可される文字は、ネットワーク共有のタイプによって決定されま
す。iDRAC では、共有のタイプによって定義されるネットワーク共有資格情報の有効な文字をサポートします。ただし、
<、>、,(コンマ)を除きます。
4. 適用 をクリックして、接続 をクリックします。
接続が確立された後、接続ステータス に 接続済み と表示されます。
メモ: リモートファイル共有を設定した場合でも、セキュリティ上の理由から、ウェブインタフェースはユーザー資格情報
を表示しません。
メモ: 画像パスにユーザー資格情報が含まれる場合は、HTTPS を使用して、GUI と RACADM に資格情報が表示されない
ようにします。URL に資格情報を入力する場合は、「@」記号の使用を避けてください。区切り文字であるためです。
Linux ディストリビューションでは、この機能にランレベル init 3 での実行時における手動での mount コマンドの入力が必要な
場合があります。コマンドの構文は、次のとおりです。
mount /dev/OS_specific_device / user_defined_mount_point
user_defined_mount_point は、他の mount コマンドの場合と同様に、マウント用に選択したディレクトリです。
RHEL の場合、CD デバイス(.iso 仮想デバイス)は /dev/scd0 で、フロッピーデバイス(.img 仮想デバイス)は /dev/sdc
です。
SLES の場合、CD デバイスは /dev/sr0 で、フロッピーデバイスは /dev/sdc です。正しいデバイスが使用されていることを
確認するには(SLES または RHEL のいずれかの場合)、仮想デバイスの接続時に、Linux OS ですぐに次のコマンドを実行す
る必要があります。
tail /var/log/messages | grep SCSI
このコマンドを入力すると、デバイスを識別するテキスト(たとえば、SCSI device sdc)が表示されます。この手順は、ラン
レベル init 3 で Linux ディストリビューションを使用する場合の仮想メディアにも適用されます。デフォルトで、仮想メディア
は init 3 では自動マウントされません。
RACADM を使用したリモートファイル共有の設定
RACADM を使用してリモートファイル共有を設定するには、次のコマンドを使用します。
racadm remoteimage
racadm remoteimage <options>
オプションは次のとおりです。
–c:イメージを連結
–d:イメージを分離
–u <ユーザー名>:ネットワーク共有にアクセスするユーザー名
–p <パスワード>:ネットワーク共有にアクセスするためのパスワード
–l <イメージの場所>:ネットワーク共有上のイメージの場所(場所を二重引用符で囲む)「ウェブインタフェースを使用したリモ
ートファイル共有の設定」の項でイメージファイルパスの例を参照
–s:現在のステータスを表示
メモ
: ユーザー名、パスワード、およびイメージの場所には、英数字と特殊文字を含むすべての文字を使用できますが、’(一
重引用符)、”(二重引用符)、,(コンマ)、<(小なり記号)、>(大なり記号)は使用できません。
メモ: Windows 7 システムでホストされる CIFS 共有を使用する際に入出力エラーを回避するには、次のレジストリキーを変
更します。
• HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\Memory Management\LargeSystemCache を 1 に設
定
オペレーティングシステムの導入 307