Users Guide
コントローラモードを RAID から HBA に変更する前に、次を確認してください。
• RAID コントローラがコントローラモードの変更をサポートしている。コントローラモードを変更するオプションは、RAID パー
ソナリティがライセンスを必要とするコントローラでは使用できません。
• すべての仮想ディスクが削除されている。
• ホットスペアが削除されている。
• 外部設定がクリアまたは削除されている。
• 障害の発生した状態のすべての物理ディスクが削除または固定キャッシュがクリアされている。
• SED に関連付けられているローカル セキュリティ キーを削除する必要があります。
• コントローラに保存キャッシュが存在していない(必須)。
• コントローラモードを切り替えるためのサーバー制御権限がある。
メモ: モードを切り替えるとデータが削除されるため、外部設定、セキュリティキー、仮想ディスク、およびホットスペアを
バックアップしてからモードを切り替えるようにしてください。
メモ: コントローラー モードを変更する前に、PERC FD33xS および FD33xD ストレージ スレッドに対して CMC ライセンス
(MX プラットフォームには非該当)が使用可能であることを確認してください。ストレージ スレッドに対する CMC ライセ
ンスの詳細については、dell.com/cmcmanuals にある『
Dell Chassis Management Controller Version 1.2 for PowerEdge
FX2/FX2s User's Guide
』(PowerEdge FX2/FX2s 対応 Dell Chassis Management Controller バージョン 1.2 ユーザーズ ガイ
ド)を参照してください。
コントローラモードの切り替え時の例外
次のリストに、ウェブインタフェース、RACADM、および WSMan などの iDRAC インタフェースを使用してコントローラモードを
設定する際の例外を示します。
• PERC コントローラが RAID モードに設定されている場合は、HBA モードに変更する前に、仮想ディスク、ホットスペア、外部
設定、コントローラキー、または保存キャッシュをクリアする必要があります。
• コントローラモードの設定中にその他の RAID 操作を設定することはできません。たとえば、PERC が RAID モードであるとき
に PERC の保留中の値を HBA モードに設定して、BGI 属性を設定しようとすると、保留中の値が開始されません。
• PERC コントローラを HBA から RAID モードに切り替えると、ドライブは 非 RAID 状態のままとなり、準備完了 状態に自動的
に設定されません。また、RAIDEnhancedAutoImportForeignConfig 属性は自動的に Enabled(有効) に設定されます。
次のリストに、WSMan または RACADM インタフェースでサーバ設定プロファイル機能を使用してコントローラモードを設定する
ときの例外を示します。
• サーバ設定プロファイル機能を使用すると、コントローラモードの設定と共に複数の RAID 操作を設定できます。たとえば、
PERC コントローラが HBA モードである場合、コントローラモードを RAID に変更し、ドライブを準備完了に変換して仮想ディ
スクを作成するようにエクスポートサーバ設定プロファイル(SCP)を編集できます。
• RAID から HBA にモードを変更するときに、RAIDaction pseudo 属性がアップデート(デフォルトの動作)に設定されます。
属性が実行され、仮想ディスクが作成されますが、これは失敗します。コントローラモードは変更されますが、ジョブはエラ
ーで終了します。この問題を回避するには、SCP ファイルで RAIDaction 属性をコメントアウトする必要があります。
• PERC コントローラが HBA モードであるときに、コントローラモードを RAID に変更するように編集したエクスポート SCP でイ
ンポートプレビューを実行し、VD を作成しようとすると、仮想ディスクの作成に失敗します。インポートプレビューでは、コ
ントローラモードの変更を伴う RAID スタック操作の検証をサポートしていません。
iDRAC ウェブインタフェースを使用したコントローラモードの切り替え
コントローラモードを切り替えるには、次の手順を実行します。
1. iDRAC Web インターフェイスで、[ストレージ] > [概要] > [コントローラー]の順にクリックします。
2. [コントローラー]ページで、[セットアップ] > [コントローラー モード]をクリックします。
現在の値 列にコントローラの現在の設定が表示されます。
3. ドロップダウン メニューから目的のコントローラー モードを選択し、[次の再起動時]をクリックします。
変更を有効にするためにシステムを再起動します。
RACADM を使用したコントローラモードの切り替え
RACADM を使用してコントローラモードを切り替えるには、以下のコマンドを実行します。
• コントローラの現在のモードを表示するには:
$ racadm get Storage.Controller.1.RequestedControllerMode[key=<Controller_FQDD>]
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ストレージデバイスの管理