Users Guide
RACADM を使用した電源装置オプションの設定
電源装置オプションを設定するには、get/set コマンドと一緒に次のオブジェクトを使用します。
• System.Power.RedundancyPolicy
• System.Power.Hotspare.Enable
• System.Power.Hotspare.PrimaryPSU
• System.Power.PFC.Enable
詳細については、『iDRAC RACADM CLI
ガイド
』は、www.dell.com/idracmanuals にあります。 を参照してください。
iDRAC 設定ユーティリティを使用した電源装置オプションの
設定
電源装置オプションを設定するには、次の手順を実行します。
1. iDRAC 設定ユーティリティで、電源設定 に進みます。
メモ:
電源設定 リンクは、サーバーの電源装置が電源監視をサポートする場合にのみ使用可能です。
iDRAC 設定の電源設定 ページが表示されます。
2. 電源装置オプション で次の操作を行います。
• 電源装置の冗長性を有効化または無効化する。
• ホットスペアを有効化または無効化する。
• プライマリ電源装置を設定する。
• 力率の補正を有効または無効にします。オプションの詳細については、『iDRAC 設定ユーティリティオンラインヘルプ』を
参照してください。
3. 戻る、終了 の順にクリックし、はい をクリックします。
電源装置オプションが設定されます。
電源ボタンの有効化または無効化
管理下システムの電源ボタンを有効化または無効化するには、次の手順を実行します。
1. iDRAC 設定ユーティリティで、前面パネルセキュリティ に移動します。
iDRAC 設定前面パネルセキュリティ ページが表示されます。
2. 有効 を選択して電源ボタンを有効にする、または 無効 を選択して無効にします。
3. 戻る、終了 の順にクリックし、はい をクリックします。
設定が保存されます。
Multi-Vector Cooling
Multi-Vector Cooling は、Dell EMC サーバプラットフォームの温度制御に多方面のアプローチを行います。iDRAC ウェブインタフェ
ースで、Multi-Vector Cooling のオプションを設定するには、設定 > システム設定 > ハードウェアの設定 > ファン設定 の順に移動
します。これには以下が含まれています(限定はされません)。
• サーバ内のさまざまな場所でリアルタイムに温度状態を正確に把握できるようにする大規模なセンサーのセット(温度、電
源、インベントリなど)。設定に基づいて、ユーザーの必要性に関連するセンサーの小規模なサブセットのみが表示されま
す。
• インテリジェントで適応型の閉回路制御アルゴリズムは、ファンの応答を最適化して、コンポーネントの温度を維持します。
また、ファンの電力、エアフローの消費、音響を低減します。
• ファンゾーンマッピングを使用すると、必要に応じてコンポーネントの冷却を開始することができます。したがって、電力使
用率の効率を犠牲にすることなく、最大のパフォーマンスを実現します。
• LFM メトリック(リニアフィート / 毎分 - PCIe カードのエアフロー要件の指定方法に関する業界標準)を用いた、各 PCIe ス
ロットの正確な表示。さまざまな iDRAC インタフェースにこのメトリックを表示することで、次が可能になります。
1. サーバ内の各スロットの LFM 最大値を把握します。
2. 各スロットの PCIe の冷却がどのような方法で行われているかを把握します(エアフロー制御、温度制御)。
3. カードがサードパーティ製のカード(ユーザー定義のカスタムカード)の場合、スロットに提供されている最小の LFM 値を
確認します。
電源の監視と管理
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