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108 SAS のアップデート情報
SAS ハードドライブの取り付け
本項では、SAS ハードドライブをシステムの内蔵ハードドライブベイに取り付けて設定する方法
について説明します。
お使いのシステムには、
5
台までの
3.5
インチハードドライブ、または
8
までの
2.5
インチハードドライブを取り付けることができます。どのドライブも、
2
つの
SAS
バッ
クプレーンボード(オプション)のいずれか
1
つを通じてシステム基板に接続します。これらの
バックプレーンオプションについては、
113
ページの「
SAS
バックプレーンボード」を参照してく
ださい。
ハードドライブは、ハードドライブベイにぴったり収まる特別なホットプラグ対応ドライブキャリ
アに装着して提供されます。
注意: システムの動作中にドライブを取り付けたり取り外したりする前に、SAS RAID コントローラ
カードのマニュアルを参照して、ホットプラグ対応ドライブの取り外しと挿入をサポートするように、
ホストアダプタが正しく設定されていることを確認します。
メモ: SAS バックプレーンボード用として使用が認められているテスト済みのドライブのみを使用す
ることをお勧めします。
SAS
ハードドライブのパーティション分割とフォーマットを行うには、オペレーティングシステム
に付属しているプログラムとは別のプログラムが必要になる場合があります。
注意: ドライブのフォーマット中にシステムの電源を切ったり、再起動を行ったりしないでく
ださい。ドライブの故障の原因となります。
大容量のハードドライブをフォーマットする場合は、フォーマットの完了までに十分な時間の余裕
をみておいてください。通常、これらのドライブのフォーマットには長い時間がかかります。
たとえば、
9 GB
のハードドライブのフォーマットには最大で
2
時間半かかります。
ドライブのダミーの取り外し
注意: システムの正常な冷却状態を維持するために、空のハードドライブベイには必ずドライブのダ
ミーを取り付ける必要があります。システムからハードドライブキャリアを取り外し、再度取り付け
ない場合は、キャリアにドライブのダミーを装着して取り付けなおす必要があります。
ドライブのダミーを取り外す手順は、お使いのシステムのハードドライブ構成が
3.5
インチまたは
2.5
インチのいずれかによって異なります。
3.5
インチハードドライブ構成の場合は、次のとおりです。
1
前面ベゼルが取り付けてある場合は、これを取り外します。『インストール
&
トラブルシュー
ティング』の「システムカバーの取り外し」を参照してください。
2
ダミーのカバーがある側の下に指を入れてラッチを押し、ダミーをベイから取り出します。
3
ダミーが外れるまで、ダミーの両端を引き抜きます。
ドライブオンライン状態 緑色に点灯
再構築が中断 緑色に 3 秒間点滅、黄色に 3 秒間点滅、6 秒間消灯
1-1 RAID 構成におけるハードドライブインジケータのパターン (続き)
状態 ドライブステータスインジケータのパターン