Manual
アップデート情報 57
Red Hat Enterprise Linux(バージョン 2.1)が動作するシ
ステムで usb-ohci ドライバのロードに失敗したという
メッセージが表示される
システム起動中に
Initializing USB controller (usb-ohci)
が表示されたときに
失敗のメッセージが表示されることがあります。
Red Hat Enterprise Linux
(バージョン
2.1
)の
Update 4
より前のアップデートバージョンは、
USB 2.0
コントローラ
用ドライバを誤ってロードしようとします。
Red Hat Enterprise Linux
(バージョン
2.1
)は
USB 2.0
をサポートしていません。
Update 4
より前のバージョンでこのようなエラーメッ
セージを出さないようにするには、
usb-ohci
をロードする行を
/etc/modules.conf
から
削除します。
または、
Red Hat Enterprise Linux
(バージョン
2.1
)
Update 4
をインストー
ルすればこの問題は起こりません。
単一メモリモジュールの取り付け
メモリモジュールを
1
個のみ取り付ける場合は、かならずソケット
DIMM1_A
またはソ
ケット
DIMM1_B
に取り付けます。この構成では
2
ウェイインターリーブはサポートされ
ません。
メモリモジュールの詳細については、『インストール&トラブルシューティング』
を参照してください。
NIC チーミング機能の制限
ベースボード管理コントローラ(
BMC
)をプライマリ内蔵
NIC
(
NIC1
)を使ってシステム
にアクセスするように設定した場合、表
1-2
に示すように、特定の状況でチーミング機能
と
BMC
機能の両方が影響を受けます。
表 1-2 BMC がチーミング機能を持つ NIC1 を使用したときの影響
AFT、ALB/RLB、および
SFT チーミング モード
IEEE 802.3ad および Ether Channel
チーミングモード
動作 結果 結果
チームを作成する前に
NIC1
を
BMC
に割り当てた
通常のチーミング機能および
BMC
機能。
BMC
と
NIC1
は、アダプティブ
フェールオーバー発生時に、管理
トラフィックの損失に関する警
告メッセージを出力する。
通常のチーミング機能。
管理ト
ラフィックの損失によって
BMC
機能に影響が生じることがある。
BMC
と
NIC1
は、アダプティブ
フェールオーバー発生時に、管理
トラフィックの損失に関する警
告メッセージを出力する。