Getting Started Guide
Oracle インストールへの各ノードの準備 199
以下の例は、新規インストールされた Oracle 11gR2(11.2.0.2)Grid
Infrastructure に HAIP を使用して冗長相互接続を有効にする詳細な手
順を示したものです。
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ファイル
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-ethX
を編集します。
X
は
eth
デバイスの数、
ifcfg-ethX
はプライベート相互接続に使用
するネットワークアダプタの設定ファイルです。次の例は、
192.168.0.*
サブネットを使用した
eth1
と
eth2
を示したものです。
DEVICE=eth1
BOOTPROTO=static
HWADDR=00:1E:C9:4B:72:22
ONBOOT=yes
IPADDR=192.168.0.140
NETMASK=255.255.255.0
DEVICE=eth2
HWADDR=00:1E:C9:4B:71:24
BOOTPROTO=static
ONBOOT=yes
IPADDR=192.168.0.141
NETMASK=255.255.255.0
2
両方の設定ファイルを保存したら、
service network restart
を使用してネットワークサービスを再スタートします。
上記の手順を完了することで、システムは
Oracle Grid
Infrastructure
インストーラを使用して
HAIP
を有効にする準備が整
いました。
Oracle
の前提条件をすべて完了し、
Oracle
をインストー
ルする準備が整ったら、
'Network Interface Usage'
(ネットワーク
インタフェースの用途)画面で
eth1
および
eth2
を
'private'
(プラ
イベート)インタフェースとして選択する必要があります。
Oracle Grid Infrastructure
が首尾よく完了し、実行中の状態になっ
たら、この手順により冗長相互接続が有効になります。