Dell 5090 Micro サービスマニュアル 規制モデル: D14U 規制タイプ: D14U005 5 月 2021 年 Rev.
メモ、注意、警告 メモ: 製品を使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その危険を回避するための方法を説明しています。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 ©2021 Dell Inc.またはその関連会社。All rights reserved.(不許複製・禁無断転載)Dell、EMC、およびその他の商標は、Dell Inc.
目次 章 1: PC 内部の作業......................................................................................................................... 5 安全にお使いいただくために........................................................................................................................................... 5 PC 内部の作業を始める前に....................................................................................................................................... 5 安全に関する注意事項.......................................................
SupportAssist 起動前システム パフォーマンス チェックの実行...................................................................... 57 診断 LED の挙動................................................................................................................................................................. 57 診断エラーメッセージ..................................................................................................................................................... 59 システムエラーメッセージ...................................................
1 PC 内部の作業 安全にお使いいただくために 身体の安全を守り、PC を損傷から保護するために、次の安全に関する注意に従ってください。特に記載のない限り、この文書に 記載される各手順は、お使いの PC に付属の「安全にお使いいただくための注意事項」をすでにお読みいただいていることを前提 とします。 警告: PC 内部の作業を行う前に、お使いの PC に付属している「安全にお使いいただくために」をお読みください。安全にお 使いいただくためのベストプラクティスの詳細については、法令遵守ホームページ(www.dell.
4. キーボード、マウス、モニターなど取り付けられているすべてのネットワークデバイスや周辺機器を PC から外します。 注意: ネットワーク ケーブルを外すには、まずケーブルのプラグを PC から外し、次にケーブルをネットワークデバイスか ら外します。 5.
● 静電気の影響を受けやすいすべてのコンポーネントは、静電気のない場所で扱います。可能であれば、静電気防止フロアパッ ドおよび作業台パッドを使用します。 ● 静電気の影響を受けやすいコンポーネントを輸送用段ボールから取り出す場合は、コンポーネントを取り付ける準備ができる まで、静電気防止梱包材から取り出さないでください。静電気防止パッケージを開ける前に、必ず身体から静電気を放出して ください。 ● 静電気の影響を受けやすいコンポーネントを輸送する場合は、あらかじめ静電気防止コンテナまたは静電気防止パッケージに 格納します。 ESD フィールド・サービス・キット 最も頻繁に使用されるサービスキットは、監視されないフィールド・サービス・キットです。各フィールド・サービス・キット は、静電対策マット、リストストラップ、そしてボンディングワイヤーの 3 つの主要コンポーネントから構成されています。 ESD フィールド・サービス・キットのコンポーネント ESD フィールド・サービス・キットのコンポーネントは次のとおりです。 ● 静電対策マット - 静電対策マットは散逸性があるため、サービス手順の間にパーツを置いてお
敏感なコンポーネントの輸送 交換パーツまたは Dell に返送する部品など、ESD に敏感なコンポーネントを輸送する場合は、安全輸送用の静電気防止袋にこれら の部品を入れることが重要です。 PC 内部の作業を終えた後に このタスクについて 注意: PC 内部にネジが残っていたり、緩んでいたりすると、PC に深刻な損傷を与える恐れがあります。 手順 1. すべてのネジを取り付けて、PC 内部に外れたネジが残っていないことを確認します。 2. PC での作業を始める前に、取り外したすべての外付けデバイス、周辺機器、ケーブルを接続します。 3. PC での作業を始める前に、取り外したすべてのメディアカード、ディスク、その他のパーツを取り付けます。 4. PC、および取り付けられているすべてのデバイスをコンセントに接続します。 5.
2 コンポーネントの取り外しと取り付け メモ: 本書の画像は、ご注文の構成によってお使いの PC と異なる場合があります。 推奨ツール 本マニュアルの手順には以下のツールが必要です。 ● #0 プラス ドライバー ● #1 プラス ドライバー ● マイナス ドライバー ● プラスチックスクライブ ネジのリスト 次の表には、ネジのリストとその画像を記載しています。 メモ: コンポーネントからネジを取り外す際は、ネジの種類、ネジの数量をメモし、その後ネジの保管箱に入れておくことを お勧めします。これは、コンポーネントを交換する際に正しいネジの数量と正しいネジの種類を保管しておくようにするため です。 メモ: 一部のコンピューターには、磁性面があります。コンポーネントを交換する際、ネジが磁性面に取り付けられたままに なっていないことを確認してください。 メモ: ネジの色は、発注時の構成によって異なります。 表 1.
表 1. ネジのリスト コンポーネント ネジの種類 数 M.2 2230/2280 ソリッドステート ドライブ M2x3.
システムの主要なコンポーネント 1.
2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. システム ファン ヒート シンク スピーカー ハードディスク ドライブのサポート システム ボード シャーシ プロセッサー M.2 WLAN カード メモリー モジュール M.2 ソリッドステート ドライブ 2.5 インチ ハードディスク ドライブ アセンブリー メモ: Dell では、システム購入時の初期構成のコンポーネントとパーツ番号のリストを提供しています。これらのパーツは、お 客様が購入した保証対象に応じて提供されます。購入オプションについては、Dell のセールス担当者にお問い合わせください。 分解および再アセンブリ サイドカバー サイド カバーの取り外し 前提条件 1.
手順 1.
2.
手順 1. サイド カバーをシャーシのグルーヴに合わせます。 2. サイド カバーをシステムの背面方向にスライドをさせて取り付けます。 3. 蝶ネジ(6x32)を締めて、サイド カバーをシステムに固定します。 次の手順 1. 「PC 内部の作業を終えた後に」の手順に従います。 前面ベゼル 前面ベゼルの取り外し 前提条件 1. 「PC 内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2.
手順 1. 固定タブを持ち上げて前面ベゼルをシステムから外します。 2.
手順 1. タブがシャーシのスロットに合うようにベゼルの位置を調整します。 2. リリース タブが所定の位置にカチッと収まるまで、ベゼルを押し込みます。 次の手順 1. サイド カバーを取り付けます。 2. 「PC 内部の作業を終えた後に」の手順に従います。 ハードドライブ アセンブリー ハードドライブ アセンブリーの取り外し 前提条件 1. 「PC 内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2.
手順 1. ハードドライブ アセンブリーのリリース タブを押し、システムの前方に引き出して、システム ボードのコネクターから外しま す。 2. システムからハード ドライブ アセンブリーを持ち上げます。 メモ: 正しく取り付け直せるようにハード ドライブの向きをメモしておきます。 ハードドライブ ブラケットの取り外し 前提条件 1. 「PC 内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. サイド カバーを取り外します。 3.
手順 1. ハードドライブ ブラケットの片側を引いて、ブラケットのピンをドライブのスロットから外します。 2.
手順 1. ハードドライブをブラケットにセットします。 2. ドライブ ブラケットのピンを、ドライブのスロットに合わせて挿入します。 メモ: 正しく取り付け直せるようにハードドライブの向きをメモに残しておきます。 次の手順 1. サイド カバーを取り付けます。 2. 「PC 内部の作業を終えた後に」の手順に従います。 取り付け:2.
手順 1. ハードドライブ アセンブリーをシステムのスロットに差し込みます。 2. リリース タブが所定の位置にカチッと収まるまで、ハードドライブ アセンブリーをシステム ボードのコネクターに向かって差 し込みます。 次の手順 1. サイド カバーを取り付けます。 2. 「PC 内部の作業を終えた後に」の手順に従います。 ソリッドステート ドライブ M.2 2230 PCIe ソリッドステート ドライブの取り外し 前提条件 1. 「PC 内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. サイド カバーを取り外します。 3.
このタスクについて 次の画像は、SSD の位置を示すもので、取り外し手順を視覚的に表しています。 手順 1. SSD をシステム ボードに固定しているネジ(M2x3.5)を外します。 2. SSD をスライドさせて持ち上げ、システム ボードから取り外します。 M.
手順 1. ソリッドステート ドライブの切り込みをシステム ボードのソリッドステート ドライブ コネクターのタブに合わせます。 2. ソリッドステート ドライブを 45 度傾けてソリッドステート ドライブ コネクターに挿入します。 3. M.2 2230 PCIe ソリッドステート ドライブをシステム ボードに固定するネジ(M2x3.5)を取り付けます。 次の手順 1. ハードドライブ アセンブリーを取り付けます。 2. サイド カバーを取り付けます。 3. 「PC 内部の作業を終えた後に」の手順に従います。 M.2 2280 PCIe SSD の取り外し 前提条件 1. 「PC 内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. サイド カバーを取り外します。 3.
手順 1. SSD をシステム ボードに固定しているネジ(M2x3.5)を外します。 2. SSD をスライドさせて持ち上げ、システム ボードから取り外します。 M.
手順 1. ソリッドステート ドライブの切り込みをシステム ボードのソリッドステート ドライブ コネクターのタブに合わせます。 2. ソリッドステート ドライブを 45 度傾けてソリッドステート ドライブ コネクターに挿入します。 3. M.2 2280 PCIe ソリッドステート ドライブをシステム ボードに固定するネジ(M2x3.5)を取り付けます。 次の手順 1. ハードドライブ アセンブリーを取り付けます。 2. サイド カバーを取り付けます。 3. 「PC 内部の作業を終えた後に」の手順に従います。 WLAN カード WLAN カードの取り外し 前提条件 1. 「PC 内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. サイド カバーを取り外します。 3.
手順 1. WLAN カード ブラケットをシステム ボードに固定している(M2x3.5)ネジを外します。 2. WLAN カード ブラケットを引き出して持ち上げ、WLAN カードから取り外します。 3. WLAN カードからアンテナケーブルを外します。 4.
手順 1. WLAN カードにアンテナケーブルを接続します。 次の表は、お使いの PC の WLAN カード用アンテナケーブルの色分けを示したものです。 表 2. アンテナケーブルの色分け ワイヤレスカードのコネクター アンテナケーブルの色 メイン(白色の三角形) 白色 補助(黒色の三角形) 黒色 2. WLAN カード ブラケットを取り付けてアンテナ ケーブルを固定します。 3. WLAN カードの切り込みを WLAN カード スロットのタブに合わせます。WLAN カードをシステム ボードのコネクタに差し込 みます。 4. WLAN カード ブラケットを WLAN カードに固定する(M2x3.5)ネジを取り付けます。 5. WWAN カード シールド カバーを合わせて配置し、WWAN カードを覆うようにしっかりと押し込みます。 次の手順 1. ハードドライブ アセンブリーを取り付けます。 2. サイド カバーを取り付けます。 3.
ファン アセンブリー ファン アセンブリーの取り外し 前提条件 1. 「PC 内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. サイド カバーを取り外します。 このタスクについて 次の画像はファン アセンブリーの位置を示すもので、取り外し手順を視覚的に表しています。 手順 1. スピーカー ケーブルをファン アセンブリーの配線ガイドから外します。 2. ファンの両側にある青色のタブを押し、ファンをスライドさせて持ち上げ、システムから外します。 3. ファン アセンブリーを裏返します。 4.
ファン アセンブリーの取り付け 前提条件 コンポーネントを交換する場合、取り付け手順を実行する前に、既存のコンポーネントを取り外してください。 このタスクについて 次の画像はファン アセンブリーの位置を示すもので、取り外し手順を視覚的に表しています。 手順 1. ファンケーブルをシステム ボード上のコネクタに接続します。 2. ファン アセンブリーを裏返します。 3. 所定の位置にカチッと収まるまで、ファン アセンブリーのリリース タブを押してシステムに配置します。 4. スピーカー ケーブルをファン アセンブリーの配線ガイドに沿って配線します。 次の手順 1. サイド カバーを取り付けます。 2.
ヒート シンク ヒート シンクの取り外し 前提条件 1. 「PC 内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. サイド カバーを取り外します。 3. ファン アセンブリーを取り外します。 このタスクについて 次の画像はヒート シンクの位置を示すもので、取り外し手順を視覚的に表しています。 手順 1. ヒート シンクをシステムに固定している 3 本の拘束ネジを緩めます。 メモ: ヒート シンクに刻印されている順番どおり(1、2、3)にネジを緩めます。 2.
手順 1. ヒート シンクのネジをシステム ボードのホルダーに合わせて、ヒート シンクをプロセッサーに配置します。 2. ヒート シンクをシステム ボードに固定する拘束ネジを締めます。 メモ: ヒート シンクに刻印されている順番どおり(1、2、3)にネジを締めます。 次の手順 1. ファン アセンブリーを取り付けます。 2. サイド カバーを取り付けます。 3. 「PC 内部の作業を終えた後に」の手順に従います。 コイン型電池 コイン型電池の取り外し 前提条件 1. 「PC 内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2.
手順 1. プラスチックスクライブを使って、注意しながらコイン型電池をシステム ボードのバッテリーソケットから取り外します。 2.
手順 1. コイン型電池の(+)記号側を上に向けて挿入し、コネクターのプラス側にある固定タブの下にスライドをさせます。 2. 所定の位置にロックされるまでバッテリーをコネクタに押し込みます。 次の手順 1. サイド カバーを取り付けます。 2. 「PC 内部の作業を終えた後に」の手順に従います。 メモリモジュール メモリー モジュールの取り外し 前提条件 1. 「PC 内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. サイド カバーを取り外します。 3. ファン アセンブリーを取り外します。 このタスクについて 以下の画像はメモリ モジュールの位置を示すもので、取り外し手順を視覚的に表しています。 注意: メモリー モジュールへの損傷を防ぐため、メモリー モジュールの端を持ちます。メモリー モジュールのコンポーネント に触れないでください。 手順 1. メモリモジュールが持ち上がるまで固定クリップをメモリモジュールから引きます。 2.
メモリー モジュールの取り付け 前提条件 コンポーネントを交換する場合、取り付け手順を実行する前に、既存のコンポーネントを取り外してください。 このタスクについて 次の画像はメモリー モジュールの位置を示すもので、取り付け手順を視覚的に表しています。 手順 1. メモリーモジュールの切り込みをメモリーモジュールスロットのタブに合わせます。 2. メモリモジュールを斜めにしてスロットにしっかりと差し込み、所定の位置にカチッと収まるまでメモリモジュールを押し込 みます。 メモ: カチッという感触がない場合は、メモリーモジュールを取り外して、もう一度差し込んでください。 次の手順 1. ファン アセンブリーを取り付けます。 2. サイド カバーを取り付けます。 3. 「PC 内部の作業を終えた後に」の手順に従います。 スピーカー スピーカーの取り外し 前提条件 1. 「PC 内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. サイド カバーを取り外します。 3.
このタスクについて 次の画像はスピーカーの位置を示すもので、取り外し手順を視覚的に表しています。 手順 1. スピーカー ケーブルをシステム ボードから外します。 2.
手順 1. スピーカーをスロットに合わせて挿入し、リリース タブがカチッとなるまで押し込みます。 2. システム ボードにスピーカー ケーブルを接続します。 次の手順 1. ファン アセンブリーを取り付けます。 2. サイド カバーを取り付けます。 3. 「PC 内部の作業を終えた後に」の手順に従います。 プロセッサ プロセッサーの取り外し 前提条件 1. 2. 3. 4.
手順 1. リリース レバーを押し下げてプロセッサーから離し、プロセッサーを固定タブから外します。 2. レバーを持ち上げて、プロセッサー カバーを持ち上げます。 注意: プロセッサーを取り外す際には、ソケット内のどのピンにも触れないでください。また、ソケット内のピンの上に物 が落ちないように注意してください。 3.
手順 1. プロセッサーの 1 ピン コーナーとプロセッサー ソケットの 1 ピン コーナーを合わせ、プロセッサーをプロセッサー ソケットに 配置します。 メモ: プロセッサの 1 ピンコーナーには、プロセッサソケットの 1 ピンコーナーの三角に合わせるための三角があります。 プロセッサが適切に装着されると、4 つの角がすべて同じ高さになります。プロセッサの角が 1 つでも他の角より高い場 合、プロセッサは適切に装着されていません。 2. プロセッサーがソケットに完全に装着されたら、プロセッサー カバーを閉じます。 3. 固定タブの下にあるリリース レバーを押し下げてから押し込み、ロックします。 次の手順 1. 2. 3. 4.
システム基板 システム ボードの取り外し 前提条件 1. 「PC 内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. サイド カバーを取り外します。 3. ハードドライブ アセンブリーを取り外します。 4. ソリッドステート ドライブを取り外します。 5. WLAN カードを取り外します。 6. ファン アセンブリーを取り外します。 7. ヒートシンクを取り外します。 8. メモリー モジュールを取り外します。 9. スピーカーを取り外します。 10.
手順 1. ハード ドライブ サポートをシステム ボードに固定しているネジ(6-32)を外します。 2. ハード ドライブ サポートを持ち上げて、システム ボードから取り外します。 3. システム ボードをシャーシに固定している 2 本のネジ(M3x4)と 3 本のネジ(6-32)を外します。 4. システム ボードを持ち上げてシャーシから取り外します。 システム ボードの取り付け 前提条件 コンポーネントを交換する場合、取り付け手順を実行する前に、既存のコンポーネントを取り外してください。 このタスクについて 以下の画像はシステム ボードの場所を示すもので、取り付け手順を視覚的に表しています。 手順 1. システム ボードの背面にあるコネクターがシャーシのスロットと揃い、システム ボードのネジ穴がシステムの突起と揃うま で、システム ボードをシステムに下ろして位置を合わせます。 2.
3. ハード ドライブ サポートのスロットとシステム ボードの位置を合わせ、ハード ドライブ サポートをシステム ボードの上に置 きます。 4. ネジ(6-32)を取り付けて、ハード ドライブ サポートをシステム ボードに固定します。 次の手順 1. プロセッサーを取り付けます。 2. スピーカーを取り付けます。 3. メモリ モジュールを取り付けます。 4. ヒート シンクを取り付けます。 5. ファン アセンブリーを取り付けます。 6. WLAN カードを取り付けます。 7. ソリッドステート ドライブを取り付けます。 8. ハードドライブ アセンブリーを取り付けます。 9. サイド カバーを取り付けます。 10.
3 ソフトウェア 本章では、対応オペレーティングシステムおよびドライバのインストール方法について詳しく説明します。 ドライバおよびダウンロード ドライバのトラブルシューティング、ダウンロードまたはインストールを行うときには、Dell ナレッジベースの記事「ドライバお よびダウンロードに関するよくあるお問い合わせ」(SLN128938)を読むことが推奨されます。 42 ソフトウェア
4 セットアップユーティリティ 注意: コンピューターに詳しい方以外は、BIOS セットアップ プログラムの設定を変更しないでください。特定の変更でコンピ ュータが誤作動を起こす可能性があります。 メモ: BIOS セットアップ プログラムを変更する前に、後で参照できるように、BIOS セットアップ プログラム画面の情報を控 えておくことをお勧めします。 BIOS セットアップ プログラムは次の目的で使用します。 ● RAM の容量やハード ドライブのサイズなど、コンピューターに取り付けられているハードウェアに関する情報の取得。 ● システム設定情報の変更。 ● ユーザー パスワード、取り付けられたハード ドライブの種類、基本デバイスの有効化または無効化など、ユーザー選択可能オ プションの設定または変更。 ブートメニュー デルのロゴが表示されたらを押して、ワンタイム ブート メニューを開始し、システムで有効になっている起動デバイスのリ ストを表示します。診断および BIOS セットアップのオプションもこのメニューにあります。起動メニューに表示されるデバイス は、システムでブータブルなデバイスによっ
ブート シーケンス ブート シーケンスを利用すると、セットアップ ユーティリティで定義されたデバイス起動順序をバイパスし、特定のデバイス(例: 光学ドライブまたはハード ドライブ)から直接起動することができます。電源投入時の自己テスト(POST)中に Dell のロゴが表 示されたら、以下が可能になります。 ● F2 キーを押してセットアップ ユーティリティにアクセスする ● F12 キーを押してワンタイム ブート メニューを立ち上げる ワンタイム ブート メニューでは診断オプションを含むオプションから起動可能なデバイスを表示します。起動メニューのオプシ ョンは以下のとおりです。 ● リムーバブルドライブ(利用可能な場合) ● STXXXX ドライブ メモ: XXXX は、SATA ドライブの番号を意味します。 ● 光学ドライブ(利用可能な場合) ● SATA ハード ドライブ(利用可能な場合) ● 診断 メモ: [診断]を選択すると[SupportAssist]画面が表示されます。 ブート シーケンス画面ではセットアップ画面にアクセスするオプションを表示することも可能です。 システム セットアップのオプシ
表 3.
表 4. システム セットアップ オプション:起動設定メニュー 起動設定 デフォルトでは、[展開モード]が有効になっています。 [エキスパートキー管理] カスタムモードを有効にする カスタムモードを有効または無効にします。 デフォルトでは[カスタム モード]オプションが無効になっています。 カスタム モード キー管理 エキスパートキー管理用にカスタム値を選択します。 表 5.
表 6. システム セットアップのオプション:ストレージ メニュー ストレージ [SATA-0] タイプ PC の SATA HDD タイプ情報を表示します。 デバイス PC の SATA HDD デバイス情報を表示します。 [SATA-1] タイプ PC の SATA HDD タイプ情報を表示します。 デバイス PC の SATA HDD デバイス情報を表示します。 [SATA-2] タイプ PC の SATA HDD タイプ情報を表示します。 デバイス PC の SATA HDD デバイス情報を表示します。 [SATA-3] タイプ PC の SATA HDD タイプ情報を表示します。 デバイス PC の SATA HDD デバイス情報を表示します。 [M.2 PCIe SSD-0] タイプ PC の M.2 PCIe SSD-0 タイプ情報を表示します。 デバイス PC の M.
表 8. システム セットアップのオプション:接続メニュー 接続 WLAN 内蔵 WLAN デバイスを有効または無効にします。 このオプションはデフォルトで有効になっています。 Bluetooth 内蔵 Bluetooth デバイスを有効または無効にします。 このオプションはデフォルトで有効になっています。 [UEFI ネットワーク スタックを有効にす る] UEFI ネットワーク スタックを有効または無効にして、オンボード LAN コントロ ーラーを制御します。 このオプションはデフォルトで有効になっています。 [HTTPs Boot Feature] HTTPS 起動 HTTPS 起動機能を有効または無効にします。 デフォルトでは、[HTTPS 起動]オプションは有効になっています。 HTTPS 起動モード 自動モードでは、HTTPS 起動によって DHCP から起動 URL が抽出されます。手 動モードでは、HTTPS 起動によってユーザーが指定したデータから起動 URL が 読み取られます。 デフォルトでは、[自動モード]オプションが有効になっています。 表 9.
表 10. システム セットアップユーティリティのオプション — セキュリティ メニュー セキュリティ [TPM 2.0 セキュリティ ] TPM 2.0 セキュリティ オン TPM 2.0 セキュリティ オプションを有効または無効にします。 デフォルトでは、[TPM 2.
表 11.
表 12. システム セットアップ オプション:アップデート メニュー、リカバリー メニュー アップデート、リカバリー [SupportAssist OS リカバリー] 特定の PC エラー発生時の SupportAssist OS Recovery ツールの起動フローを有 効または無効にします。 このオプションはデフォルトで有効になっています。 [BIOSConnect ] メインのオペレーティング システムが、Auto OS Recovery のしきい値設定オプシ ョンで指定された値以上に起動に失敗した場合と、ローカル サービスの OS が起 動しないかインストールをされていない場合のクラウド サービスの OS リカバ リーを有効または無効にします。 このオプションはデフォルトで有効になっています。 [Dell 自動 OS リカバリーのしきい値 ] SupportAssist システム解決策コンソール、Dell Auto OS Recovery ツールの自動起 動フローを制御します。 しきい値はデフォルトで 2 に設定されています。 表 13.
表 14. システム セットアップのオプション:キーボード メニュー キーボード Enable Numlock LED(NumLock LED を有効 Numlock LED を有効または無効にします。 にする) このオプションはデフォルトで有効になっています。 [ホットキーによるデバイス構成へのアク セス] ホットキーによるデバイス構成へのアク セス ホットキーを使用したユーザーによるデバイス構成へのアクセスを有効または 無効にします。 このオプションはデフォルトで有効になっています。 表 15.
表 17. システム セットアップ オプション — パフォーマンス メニュー パフォーマンス インテル SpeedStep テクノロジーを有効 にする PC でプロセッサーの電圧とコア周波数を動的に調整し、平均電力消費量と発熱 量を削減できます。 このオプションはデフォルトで有効になっています。 [C ステータス コントロール] C-State の制御を有効にする 追加のプロセッサーのスリープ状態を有効または無効にします。 このオプションはデフォルトで有効になっています。 [Intel ターボブーストテクノロジー] インテル ターボ ブースト テクノロジーを プロセッサーの Intel TurboBoost モードを有効または無効にします。 有効にする このオプションはデフォルトで有効になっています。 [インテル® ハイパースレッディング・テ クノロジー] インテル® ハイパースレッディング・テク プロセッサーのハイパースレッディングを有効または無効にします。 ノロジーを有効にする このオプションはデフォルトで有効になっています。 表 18.
9. 最新の BIOS ファイルを選んで、[Download]をクリックします。 10.[Please select your download method below] ウィンドウで希望のダウンロード方法を選択し、[ファイルのダウンロード]をク リックします。 [ファイルのダウンロード]ウィンドウが表示されます。 11. ファイルを PC に保存する場合は、[保存]をクリックします。 12.
図 1. DOS の BIOS アップデート画面 システムパスワードおよびセットアップパスワード 表 19.
● 小文字のみ有効です。大文字は使用できません。 ● 特殊文字は、次の文字のみが利用可能です:スペース、(”)、(+)、(,)、(-)、(.)、(/)、(;)、([)、(\)、(])、(`)。 3. [新しいパスワードの確認]フィールドで以前入力したシステムパスワードを入力し、[OK] をクリックします。 4. Esc を押すと、変更の保存を求めるメッセージが表示されます。 5. Y を押して変更を保存します。 PC が再起動します。 既存のシステム セットアップパスワードの削除または変更 前提条件 既存のシステム パスワードおよびセットアップ パスワードを削除または変更しようとする前に、パスワード ステータスが(シス テム セットアップで)ロック解除になっていることを確認します。パスワード ステータスがロックされている場合は、既存のシ ステム パスワードやセットアップ パスワードを削除または変更できません。 このタスクについて システム セットアップを起動するには、電源投入または再起動の直後に F2 を押します。 手順 1.
5 トラブルシューティング Dell SupportAssist 起動前システム パフォーマンス チェ ック診断 このタスクについて SupportAssist 診断(システム診断とも呼ばれる)ではハードウェアの完全なチェックを実行します。Dell SupportAssist 起動前シス テム パフォーマンス チェック診断は BIOS に組み込まれており、BIOS によって内部で起動します。組み込み型システム診断プロ グラムには、特定のデバイスまたはデバイス グループ用の一連のオプションが用意されており、以下の処理が可能です。 ● テストを自動的に、または対話モードで実行 ● テストの繰り返し ● テスト結果の表示または保存 ● 詳細なテストで追加のテストオプションを実行し、障害の発生したデバイスに関する詳しい情報を得る ● テストが問題なく終了したかどうかを知らせるステータスメッセージを表示 ● テスト中に発生した問題を通知するエラーメッセージを表示 メモ: 特定のデバイスについては、ユーザーによる操作が必要なテストもあります。診断テストを実行する際は、コンピュー ター端末の前に必ずいるようにしてください。
表 20.
表 20. 診断 LED の挙動 点滅パターン 橙色 3 白色 6 問題の内容 SBIOS フラッシュの破損 推奨される処置 ● 問題が解決しない場合は、 システム ボードを交換し ます。 ● SBIOS によってフラッシュ の破損が検出されました 問題が解決しない場合は、 システム ボードを交換し ます。 ● 3 7 インテル ME(マネジメント・ ● エンジン)のエラーです ● 4 2 ME が HECI メッセージへ の返信を待機している間に タイムアウトしました 問題が解決しない場合は、 システム ボードを交換し ます。 CPU 電源ケーブルの接続に問 題があります 診断エラーメッセージ 表 21.
表 21. 診断エラーメッセージ (続き) エラーメッセージ 説明 THE FILE BEING COPIED IS TOO LARGE FOR THE DESTINATION DRIVE 指定のディスクにコピーするにはファイルサイズが大きすぎま す。またはディスクがいっぱいで入りません。他のディスクに コピーするか容量の大きなディスクを使用します。 A FILENAME CANNOT CONTAIN ANY OF THE FOLLOWING CHARACTERS: \ / : * ? " < > | - これらの文字はファイル名には使用しないでください。 GATE A20 FAILURE メモリモジュールがしっかりと接続されていない可能性があり ます。メモリモジュールを取り付けなおすか、必要があれば交 換します。 GENERAL FAILURE オペレーティングシステムはコマンドを実行できません。通常、 このメッセージに続いて具体的な情報が表示されます。例え ば、Printer out of paper. Take the appropriate action.
表 21.
表 21.
表 22.
6 「困ったときは」と「Dell へのお問い合わせ」 セルフヘルプリソース セルフヘルプリソースを使って Dell 製品とサービスに関するヘルプ情報を取得できます。 表 23. セルフヘルプリソース セルフヘルプリソース リソースの場所 Dell 製品とサービスに関する情報 www.dell.com My Dell ヒント お問い合わせ Windows サーチに Contact Support と入力し、Enter を押し ます。 オペレーティング システムのオンライン ヘルプ www.dell.com/support/windows www.dell.com/support/linux トップ ソリューション、診断、ドライバー、およびダウンロー Dell PC は、サービス タグまたはエクスプレス サービス コード ドにアクセスし、ビデオ、マニュアル、およびドキュメントを によって一意に識別されます。Dell PC に関連するサポート リ 参照してお使いの PC に関する情報を取得してください。 ソースを表示するには、www.dell.