Owners Manual
Windows 8/10 は USB 3.1 Gen 1 コントローラをネイティブでサポートしています。これは、USB 3.1 Gen 1 コントローラ用のドライバを別途必要とする、旧
バージョンの
Windows とは対照的です。
Microsoft は、Windows 7 で USB 3.1 Gen 1 をサポートすることを発表しました。ただし、即時リリースではなく、次回以降の Service Pack または更新
プログラムで対応する予定です。
Windows 7 での USB 3.1 Gen 1 のサポートが正常にリリースされた後、Vista でも SuperSpeed がサポートされるように
なると考えるのは当然です。その証拠として、Microsoft は、Vista も USB 3.1 Gen 1 をサポートすべきであるという意見をパートナーのほとんどが共有して
いると述べています。
Windows XP で SuperSpeed がサポートされるかどうかは、現時点では不明です。しかし、XP がリリースされてから 17 年になることを考えると、サポート
される可能性は低いでしょう。
DDR4
DDR4(Double Data Rate 4th generation)メモリは DDR2 および DDR3 テクノロジの後継モデルで、速度の向上が実現されています。DDR3 では最
大容量が
DIMM あたり 128 GB であるのに対し、DDR4 では最大 512 GB を搭載できます。DDR4 SDRAM には SDRAM と DDR のどちらとも異なる
キーピンが付いており、ユーザーが間違ったタイプのメモリをシステムに取り付けるのを防止できます。
1.5 V の電圧を必要とする DDR3 に比べて、DDR4 はわずか 1.2 V(20 % 少ない)で動作できます。また、DDR4 は新しい Deep Power Down モード
もサポートしています。このモードでは、メモリをリフレッシュせずにホストデバイスをスタンバイ状態に移行できます。
Deep Power Down モードにより、スタン
バイ時の電力消費量を 40 ~ 50 % 削減できると期待されています。
DDR4 の詳細
DDR3 メモリモジュールと DDR4 メモリモジュールには、以下のようなわずかな違いがあります。
キーの切り込みの違い
DDR4 モジュールのキーの切り込みは、DDR3 モジュールとは異なる場所にあります。どちらの切り込みも挿入端部にありますが、DDR4 の切り込みの場
所はわずかに異なるため、モジュールを互換性のない基板やプラットフォームに取り付けられないようになっています。
図 1. 切り込みの違い
厚さの増大
DDR4 モジュールは、信号レイヤ数の増加に対応するために、DDR3 よりもわずかに厚くなっています。
図 2. 厚さの違い
カーブエッジ
テクノロジとコンポーネント
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