Install Guide
Table Of Contents
- Dell EMC OpenManage インストールガイド — Microsoft Windows バージョン10.0.1
- 目次
- はじめに
- インストール前のセットアップ
- Microsoft Windows オペレーティングシステムへの Managed System Software のインストール
- Microsoft Windows Server および Microsoft Hyper-V Server への Managed System Software のインストール
- Microsoft Active Directory の使用
- Active Directory スキーマ拡張
- Active Directory スキーマの拡張
- よくあるお問い合わせ(FAQ)
7. User3 をメンバーとして関連オブジェクト 2(AO2)に、Priv2 を特権オブジェクトとして AO2 に、RAC2 を製品として AO2 に
追加します。
複数ドメインでの Server Administrator Active Directory オブジェクト
のセットアップ
Server Administrator の場合、単一の関連付けのユーザーは異なるドメインに属することができ、ユニバーサルグループに属する必
要はありません。次の例は、別のドメインの Server Administrator システムがディレクトリオブジェクトのセットアップにどう影響
するかを示す例に非常に近いものです。RAC デバイスの代わりに、Server Administrator(Server Administrator 製品 sys1 および
sys2)が実行されている 2 つのシステムが存在します。sys1 と sys2 は異なるドメインに属します。Active Directory にある任意の既
存のユーザーまたはグループを使用できます。次の図は、この例の Server Administrator Active Directory オブジェクトのセットアッ
プ方法を示しています。
図 4. 複数ドメインでの Server Administrator Active Directory オブジェクトのセットアップ
複数ドメイン用の Server Administrator Active Directory オブジェクトのセットア
ップ
複数ドメインのシナリオにおいてオブジェクトをセットアップするには、次のタスクを実行します。
1. ドメインのフォレスト機能がネイティブモードになっていることを確認します。
2. 任意のドメインで AO1 と AO2 の 2 つの関連オブジェクトを作成します。図は Domain1 のオブジェクトを示しています。
3. 2 つのシステムを表す sys1 と sys2 の 2 つの Server Administrator 製品を作成します。sys1 は Domain1 に属し、sys2 は Domain2
に属します。
4. 2 つの特権オブジェクト、Priv1 と Priv2 を作成します。Priv1 にはすべての特権(システム管理者)、Priv2 にはログイン特権を
与えます。
5. sys2 を Group1 にまとめます。Group1 のグループスコープは ユニバーサル である必要があります。
6. User1 と User2 を関連オブジェクト 1(AO1)のメンバー、Priv1 を AO1 の特権オブジェクト、および sys1 と Group1 の両方を AO1
の製品としてそれぞれ追加します。
7. User3 を関連オブジェクト 2(AO2)のメンバー、Priv2 を AO2 の特権オブジェクト、および Group1 を AO2 の製品としてそれ
ぞれ追加します。
メモ: いずれの関連オブジェクトもユニバーサルスコープである必要はありません。
システムにアクセスするための Active Directory の設定
Active Directory を使用してシステムにアクセスする前に、Active Directory ソフトウェアとシステムの両方を設定する必要がありま
す。
1. Active Directory スキーマを拡張します。
Microsoft Active Directory の使用 35