Users Guide
6. 次 へ をクリックし、証明書の種類に基づいて証明書の保存場所を Windows に自動的に選択させるか、希望の場所まで参照します。
7. 完了 をクリックして OK をクリックします。
システムまたはデバイスの設定
CLI コマンドを使用してServer Administrator または IT Assistant システムの設定方法については、 「Server Administrator を実行しているシステムで CLI を使って Active Directory を
設定する方法」 および 「IT Assistantを実行しているシステムでの Active Directory の設定」を参照します。DRAC ユーザーの場合は、DRAC 4 を設定する 2 つの方法があります。「ウェブインタ
フェースを使用した DRAC 4 の設定」またた「racadm CLI を使用した DRAC 4 および DRAC 5 Active Directory オプションの設定」を参照します。
Server Administrator を実行しているシステムで CLI を使って Active Directory を設定する方法
Active Directory サービスを設定するには、omconfig preferences dirservice コマンドを使用できます。 productoem.ini ファイルが変更されて、これらの変更が反映されます。
adproductname が productoem.iniファイルにない場合は、デフォルト名が割り当てられます。デフォルト値は システム名-ソフトウェア-製品名 です。システム名 は Server Administrator
を実行しているシステムの名前、ソフトウェア製品名 は omprv32.ini(つまり computerName-omsa)で定義されたソフトウェア製品の名前を指します。
表9-16 は、コマンドの有効なパラメータを表示します。
表9-16ActiveDirectoryサービスの設定パラメータ
IT Assistantを実行しているシステムでの Active Directory の設定
デフォルトでは、Active Directory 製品名は、マシーン名-ita で、マシーン名 は IT Assistant がインストールされているシステムの名前です。違う名前に設定するには、インストールディレクトリに
ある itaoem.ini ファイルを見つけます。このファイルを編集して "adproductname=テキスト" の行を追加します。ここで、テキストは、Active Directory で作成した製品オブジェクトの名前です。
たとえば、Active Directory 製品名が mgmtStationITA と設定されている場合、itaoem.ini ファイルには次の構文が含まれます。
productname=IT Assistant
startmenu=Dell OpenManage アプリケーション
autdbid=ita
accessmask=3
startlink=ITAUIServlet
adsupport=true
adproductname=mgmtStationITA
ウェブインタフェースを使用した DRAC 4 の設定
1. デフォルトのユーザー、ルート、およびそのパスワードを使って、ウェブベースインタフェースにログインします。
2. 設定 タブをクリックし、Active Directory を選択します。
3. Active Directory を有効にする チェックボックスをオンにします。
4. DRAC 4 の 名前 を入力します。この名前は、ドメインコントローラで作成した RAC オブジェクトの共有名と同じである必要があります。(「Active Directory ユーザーとコンピュータスナップイ
ンへの Dell 拡張のインストール」を参照)
5. ルードメイン名 を入力します。ルートドメイン名 はフォレストのルートドメインの完全修飾名です。
6. DRAC 4 ドメイン名(たとえば drac4.com)を入力します。 NetBIOS 名を使用しないでください。DRAC 4 ドメイン名 は、RAC デバイスオブジェクトがあるサブドメインの完全修飾ドメイン
名です。
メモ: Server Administrator または IT Assistant がインストールされているシステムは、Active Directory ドメインの一部であり、ドメインにコンピュータアカウントがある必要がありま
す。
メモ: このコマンドは、Windows オペレーティングシステムを実行しているシステムにのみ適用できます。
メモ: Active Directory の設定後、Server Administrator サービスを再起動します。
「名前=値」のペア
説明
prodname=<テキスト>
Active Directory の設定変更を適用するソフトウェア製品を指定します。Prodname は、omprv32.ini で定義した製品の名前を指します。Server
Administrator の場合、これは omsa です。
enable=<true |
false>
true: Active Directory サービスの認証サポートを有効にします。
false: Active Directory サービスの認証サポートを無効にします。
adprodname=<text>
Active Directory サービスで定義されている製品の名前を指定します。この名前は、ユーザー認証のために製品を Active Directory の権限データに関連付けま
す。
メモ: itaoem.ini ファイルをディスクに保存してから IT Assistant サービスを再起動してください。