Users Guide
Microsoft Service Pack (MSP)ファイルには古いバージョンと新しいバージョンの違いのみが保存されています。サイズもアップグレードファイルと比べ、ずっと小さくなっています。Dell
OpenManage 4.3 は MSP ファイルまたは新しいMSI ファイルを使ってアップグレードできますが、 MSP ファイルを使用する方が効率的です。
MSI ログファイルはどこにありますか?
デフォルトでは、MSI ログファイルは %TEMP% 環境変数で定義されるパスに保存されます。
Windows 用の Server Administrator ファイルをデルのサポートウェブサイトからダウンロードして自分の CD/DVD にコピーしプロパティ を検索してください。SysMgmt.msi フ
ァイルを起動しようとすると失敗しました。何が問題なのでしょうか?
MSI ファイルが DVD のルートにない場合は、すべてのインストーラが MEDIAPACKAGEPATH プロパティを指定する必要があります。
Managed System Software の MSI パッケージでは、このプロパティは SYSMGMT\srvadmin\windows\SystemsManagement に設定されます。自分で DVD を作成する場合は、
その DVD のレイアウトをこれと同じにする必要があります。SysMgmt.msi ファイルは、 SYSMGMT \srvadmin\windows\SystemsManagement に存在する必要があります。詳細に
ついては、 http://msdn.microsoft.com にアクセスして MEDIAPACKAGEPATH Property プロパティ を検索してください。
Dell OpenManage 4.2 から Dell OpenManage の最新バージョンにアップグレードしたいのですが、管理したシュステムソフトウェア をアンインストールすると、管理下システムの
設定が失われてしまいます。管理したシステムソフトウェアの設定をそのままにして、最新バージョンにアップグレードする方法はありませんか?
あります。ただし最初に Dell OpenManage バージョン 4.2 から 4.3 にアップグレードしてから、Dell OpenManage の最新バージョンにアップグレードする必要があります。Windows
Server®2003 を使用している場合は、Dell OpenManage のアップグレードが完了してから Service Pack 1を適用してください。
必要条件チェッカーの情報を最も有効に使用する方法を教えてください?
必要条件チェッカーは Windows で使用できます。必要条件 チェッカーの使用方法については、『Dell システム管理ツールおよびマニュアル DVD』 の
SYSMGMT\srvadmin\windows\PreReqChecker\readme.txt にある readme ファイルを参照してください。
必要条件チェッカーの画面に「Visual Basic スクリプトの実行中にエラーが発生しました。Visual Basic ファイルが正常にインストールされていることを確認します。」のメッセージが
出ました。 この問題を解決する方法がありますか。
このエラーが発生するのは、必要条件チェッカー がインストール環境の検証のために Dell OpenManage スクリプトの vbstest.vbs(Visual Basic スクリプト)を呼び出したときに、そのスクリプ
トが失敗したためです。
考えられる原因は次のとおりです。
l Internet Explorer のセキュリティ設定が間違っている。
ツール® インタネットオプション® セキュリティ® カスタムレベル® スクリプト® アクティブなスクリプト が 有効 に設定されていることを確認します。
ツール® インタネットオプション® セキュリティ® カスタムレベル® スクリプト® アクティブなスクリプト が 有効 に設定されていることを確認します。
l WSH(Windows スクリプティングホスト)が VBS スクリプトの実行を無効にしている。.VBS 拡張子の付いたスクリプトが実行されないように WSH を設定することも可能です。.VBS 拡張子
の付いたスクリプトが実行されないように WSH を設定することも可能です。
e. デスクトップの マイ コンピュータ を右クリックしてから、開く ® ツール® フォルダ オプション® ファイルの種類 の順にクリックします。
f. VBS ファイル拡張子を探し、ファイルタイプ が VBScript スクリプトファイル に設定されていることを確認します。
g. そうなっていない場合は 変更 をクリックし、スクリプト実行時に起動するアプリケーションとして Microsoft Windows Based Script Host を選択します。
l WSH のバージョンが間違っているか、壊れているか、インストールされていない。.VBS 拡張子の付いたスクリプトが実行されないように WSH を設定することも可能です。次の場所から最新
の WSH をダウンロードしてください。 http://msdn.microsoft.com/downloads/list/webdev.asp
必要条件チェッカーを実行せずにインストールを起動できますか? その方法をお教えください。
はい、できます。例えば、managed system software の MSI を直接 SYSMGMT\srvadmin\Windows\SystemsManagement から実行することができます。ただし、必要条件チェッ
カー以外からは入手できない重要情報もあるので、必要条件の情報をスキップすることは通常お勧めできません。
システムにインストールされている System Managment Software のバージョンを知る方法を教 えてください。
スタート® 設定® コントロール パネル? プログラムの追加と削除 の順にクリックし、Dell OpenManage Server Administrator を選択します。サポート情報 のリンクを選択します。
Windows で使われる Dell OpenManage の機能名をすべて教えてください。
次の表に、Dell OpenManage の全機能の名称と、それに相当する Windows の名称をリストにします。
表11-1Windows での Dell OpenManage の機能
メモ: Dell OpenManage ソフトウェアのバージョン 4.3 から 5.4 にアップグレードできるのは、MSI を完全インストールした場合だけです。MSP サービスパックのファイルを使用してアップ
グレードすることはできません。
機能
Windows での名称
管理したシステムサービス
Server Administrator Instrumentation Service
DSM SA データマネージャ
DSM SA イベントマネージャ
Server Administrator
DSM SA 接続サービス
DSM SA 共有サービス
Server Administrator Storage Management Service
Mr2kserv
Remote Access Controller コンソール
Remote Access Controller(RAC)Service