Reference Guide

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Storage Management サービスの使用
Storage Management CLI により、オペレーティングシステムのコマンドシェルから Storage Management
報告、設定、および管理を行うことができます。Storage Management CLI では、コマンドシーケンスをスクリ
プト記述することもできます。
Storage Management CLI では、Dell OpenManage Server Administrator omreport コマンドと omconfig コマンド
のための拡張オプションを用意しています。
メモ: 詳細に関しては、
Dell OpenManage Server Administrator インストールガイド
Dell OpenManage
Management Station ソフトウェアインストールガイド
』を参照してください。Storage Management の詳
細に関しては、Storage Management オンラインヘルプまたは『
Dell OpenManage Server Administrator
Storage Management ユーザーズガイド
』を参照してください。
CLI コマンド構文
Server Administrator のすべてのコマンドと同じように、omreport および omconfig コマンド構文は、コマンド
ベル
の指定で構成されます。最初のコマンドレベルはコマンド名:omreport または omconfig です。その後の
コマンドレベルは、コマンドが操作するオブジェクトのタイプ、またはコマンドが表示する情報についての
詳細を指定します。
例えば、次の omconfig コマンド構文には 3 つのレベルがあります。
omconfig storage pdisk
次の表は、これらのコマンドレベルについて説明します。
64. コマンドレベルの例
コマンドレベル 1 コマンドレベル 2 コマンドレベル 3
使用
omconfig
コマンドを指定
ストレージ コマンドを実行する
Server Administrator のサ
ービス(この場合は
Storage Managementを提
pdisk
コマンドが処理するオブ
ジェクトのタイプを指定
コマンドレベルに続いて、omreport および omconfig コマンド構文には 1 つ、または複数の名前=値のペアが必
要な場合があります。名前=値のペアは、コマンドに実装するオブジェクト(特定の物理ディスクなど)また
はオプション(点滅または点滅解除)を指定します。
たとえば、物理ディスクを点滅させる次の omconfig コマンド構文には、3 つのレベルと 3 つの名前=値のペア
があります。
omconfig storage pdisk action=blink controller=id pdisk=<PDISKID>
ここで、PDISKID=<コネクタ:エンクロージャ ID:ターゲット ID | コネクタ:ターゲット ID>
この例では、controller=id id はコントローラ番号で、コントローラ 1 controller=1 と指定されま
す。
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