Reference Guide
78 計装サービスを使った omconfig: コンポーネントの管理
パラメーター表の規則
コマンドに使えるパラメータをリストにする場合、パラメータはコマンドライン
インタフェースに表示される順ではなくアルファベット順に並んでいます。
記号「
|
」はパイプと呼ばれることがあり、排他的論理和または演算子を表し
ます。例えば、「有効
|
無効」はコンポーネントや機能を有効または無効にでき
ますが、それらを同時に有効と無効にすることはできません。
omconfig コマンドの概要
メモ:
本項では使用可能なすべての omconfig コマンドを一覧表示しますが、シ
ステムで使用できるコマンドはシステム構成によって異なります。システムにイン
ストールされていないコンポーネントのヘルプを表示したり、コマンドを実行する
と、
Server Administrator はコンポーネントまたは機能がシステムで見つからない
というメッセージを発行します。
表
4-2
は
omconfig
コマンドの高レベルな概要です。コマンドレベル
2
および
コ
マンドレベル
3
とタイトルが付いた欄には
omconfig
で使用できる主な引数
が一覧表示されます。ユーザー
特権が必要とは、コマンドを実行するために必要な
特権の種類を表し、
U
はユーザー、
P
はパワーユーザー、
A
はアドミニストレータ
を表します。用途
は
omconfig
を使用して実行される操作についての一般的な
説明です。コマンドの構文と使い方の詳細については、この項で後述します。
表 4-2. omdiag コマンドレベル 1、2 、および 3
コマンド
レベル 1
コマンド
レベル 2
コマンドレベル 3
ユーザー
権限
必須
用途
omconfig
about
U、P、A Server Administrator プ
ログラムのバージョン番号
とプロパティを表示します。
details=true
U、P、A インストールされている全
ての
Server
Administrator
プログラム
の情報を表示します。
preferences
cdvformat A
カスタムデリミタフォー
マット(
cdv)のデータ
フィールドで分けるデリミ
タを指示します。
dirservice A Microsoft Active
Directory
サービスを設定
します。