Administrator Guide
Table Of Contents
- Dell EMC システム管理概要ガイド
- 目次
- Dell EMCシステム管理
- システム管理製品概要
- シャーシおよびサーバマネージャ
- Dell EMC コンソール
- 自動化イネーブラ
- サードパーティコンソールとの統合
- System Center Operations Manager(SCOM)向けDell EMC OpenManage Integration for Microsoft System Center(OMIMSSC)
- System Center Configuration Manager 向け Dell EMC OpenManage Integration for Microsoft System Center
- Microsoft System Center Configuration Manager 向け Dell EMC Server Deployment Pack
- System Center Virtual Machine Manager 向け Dell EMC OpenManage Integration for Microsoft System Center
- Microsoft System Center Virtual Machine Manager 向け Dell EMC Server PRO System Center Management Pack
- Dell EMC OpenManage Integration with Microsoft Windows Admin Center
- Dell EMC OpenManage Integration for VMware vCenter
- OpenManage Integration with ServiceNow
- BMC Software
- サードパーティシステム管理コンソールとの接続
- Dell EMC アップデートユーティリティ
- レガシー - Dell EMC ハードウェア管理ツール
- Dell EMCサポート サイトからのサポート コンテンツへのアクセス
- Dell EMC へのお問い合わせ
● OS-BMC パススルーを介した iSM と iDRAC 間の IPv6 通信(Windows および Linux)。
詳細については、https://www.dell.com/support/kbdoc/000178050/および https://www.dell.com/support/kbdoc/000178016 を参照
してください。
Dell EMC OpenManage Enterprise-Modular エディション
Dell EMC OpenManage Enterprise-Modular エディション(OME-Modular エディション)は、インフラストラクチャの管理方法の変
革と、ビジネスの迅速な実現に有効です。これは、コンピューティング、ストレージ、ネットワークを含むすべてのノードを管理
する統合 web/RESTful API インタフェースです。コストの削減につながるほか、複数ツールの統合によってアクセスおよび監視の
簡素化を実現できます。管理を簡素化すれば、導入および監視の対象を 1 台から多数のシャーシへと拡張しやすくなり、リモート
管理の実現につなげることができます。俊敏でインテリジェントな自動化により、ハードウェアを迅速にロールアウトし、反復タ
スクを削減して、ライフサイクル管理を加速することができます。
これは、PowerEdge M9002m 管理モジュール(MM)ファームウェアで実行されます。OME-Modular を使用すると、スタンドアロ
ンの PowerEdge MX7000 シャーシまたは MX7000 シャーシグループを、1 つのグラフィカルユーザーインタフェース(GUI)から
簡単に設定および管理することができます。サーバの導入とファームウェアのアップデートに、OME-Modular を使用できます。シ
ャーシに加えて、コンピュート スレッド、ネットワーク、入出力モジュール(IOM)、ストレージ デバイスなどシャーシの各コン
ポーネントの全体的な正常性管理も実行できます。OME-Modular には、ハードウェアで利用できる次のような機能もあります。
● 管理ネットワークの接続
● 検出、インベントリ
● 監視および電源制御操作とサーマル機能
OME-Modular を使用して、MX7000 プラットフォームの次のような主要ワークロードを管理できます。
● 大規模かつ非構造のデータおよび分析
● ハイパーコンバージドおよび従来のワークロード
● データベースのワークロード
● ソフトウェア デファインド ストレージ
● HPC およびパフォーマンスのワークロード
マルチシャーシ管理(MCM)のリード シャーシでは、最大 20 台にまたがるシャーシで次のタスクを実行できます。
● 複数の MX シャーシにまたがるサーバの管理。
● メンバーシャーシの Web インタフェースを起動せずに、リードシャーシからサーバを導入またはアップデート。
● OME-Modular Web インターフェイスによる SmartFabric モードでのファブリック スイッチ エンジンの管理。
● アラートログおよびアクションの管理。
● 仮想 MAC/WWN ID プールの管理。
● サーバー プロファイルとテンプレートを使用したコンピュート スレッドの導入。
OME-Modular では、シャーシ管理者、コンピュート管理者、ファブリック管理者、ストレージ管理者、閲覧者など、シンプルで静
的なロールが用意されています。一方、OpenManage Enterprise では、ロールベースアクセス制御(RBAC)により、静的なグルー
プと動的グループを利用できます。
OME-Modular エディションの詳細については、https://www.dell.com/OME-modular を参照してください。
Chassis Management Controller
Chassis Management Controller は、Web インターフェイスまたはコマンド ライン インターフェイスを使用して複数のサーバー、
I/O モジュール、および共有の電力または冷却を管理するための組み込みシステム管理ハードウェアおよびソフトウェアのソリュ
ーションです。
CMC は、iDRAC テクノロジーを使用して、BIOS またはコンポーネント ファームウェアのアップデートと BIOS の設定を 1 対多の
操作で行います。
CMC は次のシャーシで利用できます。
● PowerEdge M1000e - ブレード ベースのサーバー ソリューションの導入を選択した企業に対応したインフラストラクチャを提
供します。マルチシャーシ管理機能を備えた単一の Chassis Management Controller インタフェースは、最大 9 台のシャーシ、
288 台のサーバ、54 台の電源装置、および 81 個のファンを追加のケーブル配線なしで監視および管理できます。シャーシに
は、冗長性のある 2 つの CMC モジュール用のスロットが装備されていて、一方の Chassis Management Controller モジュールが
機能しなくなっても、管理者はシャーシに接続できます。
● PowerEdge VRTX - このシャーシは、サーバ、ストレージ、ネットワーキングをコンパクトなパッケージにまとめた、革新的で
管理しやすいプラットフォームです。リモートおよびオフィスでの利用に最適化されています。主な機能の 1 つに、
複
数
のサー
バーノードにわたる共有ストレージ
とオンボード RAID コントローラがあります。このシャーシには、最大 4 つのサーバーノー
10 システム管理製品概要