Users Guide
パラメータ
名
有効範囲/設定 デフォルト 説明
LLIPort 0-65535 0 (無効) LLIPort は、ポートを Low Latency Interrupts
(LLI) に設定します。
低レイテンシー割り込みでは、以下に説明する
パラメータによって設定した特定の基準に一致
する受信パケットを処理次第、割り込みを生成
できます。LLI パラメータは、レガシー割り込
みでは有効になっていません。LLI を使用する
には、MSI または MSI-X (cat /proc/interrupts
を参照) を使用する必要があります。
たとえば、LLIPort=80 を使用すると、ローカ
ル マシンで TCP ポート 80 に送信されたすべて
のパケットを受信するとボードがただちに割り
込みを生成します。
注意:LLI を有効にすると、秒あたり
の割り込みの数が極端に大きくなっ
て、システムに問題を起こす可能性が
あり、場合によってはカーネルのパ
ニックが起きることがあります。
LLIPush 0-1 0 (無効) LLIPush は有効または無効 (デフォルト) に設
定できます。これは、小さなトランザクション
が多数ある環境で最も効果的です。
注:LLIPush を有効にすると、サービス
アタックの拒否を許可できます。
LLISize 0-1500 0 (無効) ボードが指定されたサイズより小さいパケット
を受信すると、LLISize がただちに割り込みを
起こします。
IntMode 0-2 2 これにより、ドライバーに登録されている割り
込みタイプよりもロードタイム・コントロール
を優先できます。マルチキュー・サポートには
MSI-X が必要です。一部のカーネルや、カーネ
ル .config オプションの組み合わせでは下位レベ
ルの割り込みサポートが強制されます。'cat/-
proc/interrupts' では、割り込みの各タイプに
対して異なる値が表示されます。
0 = レガシーの割り込み
1 = MSI の割り込み
2 = MSI-X の割り込み (デフォルト)
RSS (受信
側スケーリ
ング)
0-8 1 0 = CPU の数またはキューの数のうち、少ない
ほうに割り当てます。
注:82575 ベースのアダプターでは、
キューの最大数は 4 です。82576 ベース
以降のアダプターでは、キューの最大数
は 8 です。
モデル 0 1 2 3+
82575 4 4 3 1
82576 8 2 2 2